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我が家のお釈迦様の配置について
- 我が家の新築に伴い、仏壇も新しくなります。お釈迦様の配置についてお悩みです。宗派によって中央や脇に配置すると聞き、困っています。
- 現在、我が家の仏壇にはお釈迦様の仏像とお位牌が祀られています。お釈迦様の高さが64cmもあり、仏壇内部の棚の高さを決める必要があります。
- 家族の葬儀や祭事は神主さまにお願いしており、地区の共同墓地にお墓があります。宗派については特に明確な資料は残っていません。
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江戸時代からある仏さまということは、祖先の方が大切になさってきたものです。 この江戸時代はキリスト教禁止の徹底を図るために「寺請制度」というのがございまして、どこかのお寺さんの檀家に必ずならねばならない規定がありました。 しかし、明治時代に神道国教化政策がとられ、仏教寺院は弾圧されてしまう結果となりました。「神仏分離」「廃仏毀釈」などの運動が起こったのです。地域によってですが葬儀は仏式より神葬式に一斉に替わったところもございます。恐らくはどちらかのお寺さんとのつながりがあったものであり、どちらかの宗派に属していたものと思います。ただ、今となっては3代前のことですからどちらにおられたかは知ることは困難でしょう。このことについては時代の流れもありますので、神仏混同と批判することはできないものです。 神道のご家庭ということですから荘厳について簡単に比較してみますと、神道の場合は神棚の下に「御霊舎」(霊舎など呼び方はいろいろあるようです)という別の神棚をつくり祖霊を神(家の守護神)としてお祀りいたします。そこに神璽(霊璽)が置かれるのはご存知かと思います。礼拝される際もまずは神さまが先で次に御霊舎とされているかと思います。 仏壇についても同じことが言えるのです。ただ神道と考え方が異なるのは、祖霊は仏様となって仏の世界にいく形になりますが、あくまでも本尊仏と同格ではなく、仏弟子となって戒名を頂きその世界に行かれるということです。仏壇はその世界を現すものでもありますから仏像が必然的に中心となってまいります。また、お位牌につきましても仏像と同じ位置ではなく、一段低い場所の正面ではなく左右どちらかの脇にご安置いたします。 ご先祖がかつて大切に祀ってこられた仏さまです。これからもどうぞ大切になさって頂きますよう希望いたします。 長文回答失礼いたしました。
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- tukihana
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宗派による違いもあると思いますが、総じた話をするならば仏壇は仏(これはご先祖という意味 ではなく帰依している本尊という意味です)をおまつりするものだというのが本義ですので、 仏像が中心になると思います。 ご位牌や過去帳は脇であっても仏像と同じ段に置くべきではありません。 一段下に置いた方がいいでしょう。
お礼
ご丁寧なご回答、ありがうございました。
- kusirosi
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仏壇は ご本尊を安置するものですから、 本仏を現す、仏像なり漫荼羅の掛け軸が中心です。 江戸時代は、どこぞの寺の檀家で、 御本尊として仏像を安置したのですから 位牌は、戒名を忘れないようにするものですから 必ずしも、おかなくてもいいですが、見やすいところに 適当に、おけば、いいのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 早速、お釈迦様中心の仏壇に模様替えしたいと思います。
お礼
引越しの騒ぎでパソコンが繋げられず、お礼が遅くなりました。 申し訳ございません。 ご丁寧なご回答のおかげで、大工さんにきちんとした形で造ってもらい、 無事、仏さま、お位牌をお祀りすることができました。 また、神棚と仏壇とを拝礼していることが、何ら不思議なことではない、 ということがよくわかり、これからも朝晩すっきりとした気持ちで拝礼できます。 ありがとうございました。