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植物は動物と違って自家受粉が可能ですが、どうしてでしょうか?そんなに細
植物は動物と違って自家受粉が可能ですが、どうしてでしょうか?そんなに細胞も単純ではないと思いますが・・・お詳しい方教えてください。よろしくお願いします。
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少々興味があったので調べてみました。 自家受粉が可能なものはある程度限られているらしいです。 20世紀ナシでは不能、栽培されるコメでは可能とか。 http://www.sun-inet.or.jp/usr/nao2/public_html/monogatr/jikajufn.htm とくにヒト食用のコメはヒトの手でヒトにおいしいものが保護されているので、その要因があるかと思います。結局、植物は動けないので、自家受粉の可能性を完全に絶ってしまうと、絶滅してしまう可能性があるということだと思います。自家受粉と他家受粉両方がある程度可能にしておけば、個体の多様性と種の保存のバランスの結果が現在の状況であるといえるかと。
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- Tacosan
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雌雄同体の動物でも, 「同じ個体が作った精子と卵子が受精できる」ものと「できない」ものがいたような気がする. カタツムリは「できない」方ですが....
- myano
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自家受粉できるものとできないものがあります まず雌雄のある植物はもとから自家受粉はできません また、先にもあるように花自体に自家受粉できない機構が組み込まれているものもあります 逆にできるものでも、雌雄別花の場合は開花時期がずれており自家受粉できないものもあります 豆科などは花の構造からほぼ自家受粉しかしないなど 種それぞれで違います
お礼
知らないこといっぱいでした。 やっぱり勉強が足りません。 ありがとうございました!
- xs200
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アブラムシやミジンコも単為生殖で自分のクローンを生みます。 今の環境に適した形であれば、クローンを作って増えるのが無駄なエネルギーを使わず効率のいい方法だと思います。環境が激変しそうだと感じたらいろいろな遺伝子を持った子孫を増やせばいいのではないでしょうか。
お礼
端的でわかりやすいご説明有難うございました。 助かります!
- suiran2
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東京大学の土松隆志先生が研究なさっておられます。以下簡単な要約です。 植物は一般に自家不和合性と呼ばれます自家花粉の花粉管を伸ばさせないためのの遺伝子を持っています。これには雌しべ側と花粉側と二種あります。これが一致しますと花粉が発芽でずに自家受精しないわけです。花粉が持つこの遺伝子が突然変異で一度切れて逆にはまる逆位という現象が起き、遺伝子が働かなくなりました。つまりこの花粉は何処でも発芽でき自家不和合性が無くなったわけで自家受精できるようになりました。 このことは花粉を雄と考えますと雄が誰とでも子を作ることが可能なわけですから大きな利点があります。このように多くの子を作ることが出来る利点のある性質は進化で強みになりますから誰とでも子を作ることが出来ない性質のものを排除してしまったわけです。 植物にしましてもこの性質は利点が多いものです。植物が花を開くということは温度や霜・雪等の環境の影響を極めて受けやすいですし、花粉を運んでくれる送粉者も必要になります。送粉者が必要ならばお土産も必要になります。ですから大変な労力が必要なわけです。しかし、自家不和合性が無く自家受粉が可能ならば、極端な例ですが環境の影響を受ける花を開くということをしない閉鎖花でも良いことになります。閉鎖花ならば環境の悪化に耐えて雌しべ雄しべを守り通すことが出来ます。また、寒冷で送粉者の活動が不活発な時期や年は保険として自家受精すればよいわけです。事実、この自家和合性といった性質は氷河期に多くの植物が獲得した形質のようです。
お礼
すごく細かいご説明ありがとうございました。 勉強になりました。
お礼
カタツムリはできないんですね。 ありがとうございました。