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ヘラクレスカブトの幼虫の飼育
ヘラクレスカブトの幼虫の飼育 先日、お祭りの「昆虫くじ」で大当たり(?)し、ヘラクレスカブトの幼虫をゲットしました。 お祭りから持ち帰った時に入っていたマットは色や質感から言って多分「外国産カブト用」のものと思いますが、これを取り替えるにあたって、国産カブトムシ用の(安い)マットではダメですか? 可能なら安いので代用できたらいいな、と思ってます。 現状でかなり大きいです。国産カブトの終齢幼虫の大きさをはるかに超えてます。
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100グラム! 素晴らしい。120%オスです。 150mmオーバーの可能性があります。 ヘラクレスの飼育では150mmオーバーはアマチュアの一つの目標ですからとても楽しみです。大いに可能性があります。 しかも、蛹になるのはそう遠い日ではありません。 あとはいかに我慢するかです。 まだ、サナギへの脱皮、羽化というハードルがあります。 普通はマットの中の様子がまったく判りませんので、とても気になりますがグッと我慢です。 掘り返したりすると死亡率、羽化不全率が高くなります。 プラケース大に10リットルのマットを入れて、体重がすでに100グラムなら、マット交換の必要はないと思うべきです。ケースとフタの間に新聞紙をはさんでマットの乾燥を防止しコバエの侵入を防ぐようにすれば来年の春には成虫の顔が見られます。 蛹室は、ケースの底に作る場合が多く、蛹室の中が見える場合もあります。また、よく見ると蛹室のある場所の真下に「圧迫痕」が見える場合が多いです。アブラを浸み込ませたようにマットの色が変わります。形状は10円硬貨くらいか、それを2~3ヶつなげた楕円形です。 飼育ケースは冬場は寒いところに置かないようにします。できれば18度以上が好ましいです。ただプラケース大の場合は温度変化に強いです。小さいケースほど外気の温度変化を受けやすく死亡しやすいです。 蛹室が間違いなく作られたことが確認できれば6ヵ月後には成虫になっています。 昆虫飼育の要諦は、「ひたすら我慢」です。多くの飼育者が「気になる!見たい!」という衝動を抑えきれずに失敗しています。成功のコツは、「我慢」この一言に尽きます。
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- TAC-TAB
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>ヘラクレスの故郷と違って日本には四季がありますが、今いる場所(日本なら日本)の季節を無視して成虫になっちゃうこともあるんですか?! 23度位の一定温で通年管理をすると、当然のことながら日本の四季には関係なく時間の経過のみで成虫になります。 厳格に温度管理しない場合は、初秋の孵化で冬場に新成虫になるものが大半だと思います。羽化して蛹室で春まで過ごして活動開始というパターンです。 >国産カブトと違ってヘラクレスは幼虫のまま数年過ごすと聞いたけど、それにしても成虫になるのは来年の夏なんだろう・・と思ってました。 幼虫期間が数年ということはありません。もっと短いです。 幼虫期間は天然環境で約2年、日本での人工飼育下の場合は約1年半です。(メスは1年) 飼育温度が高い目だと1年2ヶ月でも羽化します。その場合は小型になります。 幼虫期間は飼育温度やエサの栄養で大きく変わりますが、100グラムに達して2~3ヶ月後くらいにサナギというのが定番タイミングです。 もちろん100グラムには遠く達せずに80グラム程度から体重を減らしていくものも居ます。体重が減り始めるとだいたい2~3ヶ月程度でサナギになります。 仮にお手元の幼虫が本当に15センチならば80グラム近い体重である可能性もあり、そこから体重を減らすとすれば、冬にサナギになり、春先に羽化して3ヶ月ほど蛹室内で暮らして活動開始という最短コースがあり得ます。 また、11月に100グラムを超え、そこから更に20グラムほど体重を増やし、そこから体重を減らしていくという大型への道パターンもあります。 ただアマチュアが飼育している場合、100グラムを大きく超えて成長することは少ないです。100グラムを超えるとだいたいそこを転機に体重が減じていきます。 日本の飼育環境で早く羽化するのは、やはり一般に気温が高いことが影響していると思われます。やはり暖かいほど食いが進みます。しかし30度を超えると弱ります。 23~28度であれば言うことなしです。 >一度、国産カブトなんですが、衣装ケース(大)に10匹くらいいっぺんに飼ってたことがあり、そのときは数匹が蛹室が壊れたか、別の個体とぶつかったか、で角が曲がっちゃいました。 クヌギフレークマットで、水分が控えめのときはカチっとした蛹室が作れないので羽化不良率が高くなります。 カブトの幼虫飼育は、仮に安物を使う場合でも、腐葉土ベースのマットでないといけません。また、ヘラクレス飼育用などの高級品を使うと国産カブトでも巨大化して8センチクラスが羽化します。 数百円の追加投資をするだけで、同じ手間で大型が出るのですから、マット代をケチるものではありません。 安物マットではせいぜい5~6センチのものしか羽化しません。 他人に見せるにしても、差し上げるにしても5センチのチビカブトと8センチの巨大カブトではインパクトが違います。 高いマットは高いだけの値打ちがあります。 >しかも、前のお話にでてきた「純太くん」でした。・・・やっぱり・・・(汗) エサになる土なら何でもいいと思ってました。 「純太くん」はクワガタ幼虫飼育にはある程度使えますがカブトにはまったく使えません。 マット自信には粘りがまったく無いので蛹室が作れないのです。 クワガタは腸内の共生菌を糞に混ぜて排出し、周囲のマットの栄養価を自前で高めながらそれを食べていますので、マットそのものの栄養価が多少低くても良いのです。
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三度、ありがとうございます! すっごく勉強になりました。 先ほど、高級マットを買いに行きまして「すぐ使える」とパッケージにうたってあるものを買いました。 発酵が必要らしいマットは確かにうんこの臭いがして、なるべくすぐ使った方がいいだろうと判断し、今回は臭くないほうを買いました。 幼虫は体重を量ったらちょうど100グラムくらいでした。 フンもデカイのでビックリ。(まあ、当然か) 家庭用のアナログ計りで厳密な値ではないですが、オスらしいと判って息子は大喜びです。 ここから体重減少に入っていくのですかね。 今のケースなら蛹室も作れそうです。 「国産カブトでも高級マットを使えば大きくなる」・・は大変参考になりました。 今までもそうしてれば良かった・・・!
- TAC-TAB
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12~15cmであれば、間違いなくオスです。体重は65~75グラムくらいでしょう。 プラケース小ではとんでもなく小さいです。 ヘラクレスはうまく対角線を使って蛹室を最大に作りますが、成虫のサイズに対して蛹室の長さは最低5割り増しが必要です。プラケース小の場合、小ぶりのオスになるか、羽化不全(ツノ曲がりなど)の大型個体が多くなります。またエサをカンタンに食い尽くすので、頻繁にエサ交換をしなければなりません。 そうするとどうしても蛹室をあやまって壊してしまうという失敗も多くなってきます。 1日も早く高級マットを詰めた中ケースまたは大ケースに引越しをすることをお勧めします。 その幼虫は、おそらく今年の冬に蛹になり2ヶ月後に羽化し、更に2ヶ月ほどして活動開始というパターンになると思います。ただし飼育容器の設置部屋の気温が20度以上をキープできたときです。
お礼
再びお詳しいお話、ありがとうございます! ヘラクレスの故郷と違って日本には四季がありますが、今いる場所(日本なら日本)の季節を無視して成虫になっちゃうこともあるんですか?! 国産カブトと違ってヘラクレスは幼虫のまま数年過ごすと聞いたけど、それにしても成虫になるのは来年の夏なんだろう・・と思ってました。 急いでプラケース(大)を用意します! うちは温暖な地方なので室温は大丈夫と思います。 一度、国産カブトなんですが、衣装ケース(大)に10匹くらいいっぺんに飼ってたことがあり、そのときは数匹が蛹室が壊れたか、別の個体とぶつかったか、で角が曲がっちゃいました。 しかも、前のお話にでてきた「純太くん」でした。・・・やっぱり・・・(汗) エサになる土なら何でもいいと思ってました。
- TAC-TAB
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>可能なら安いので代用できたらいいな、と思ってます。 代用しない方が良いです。 安物は朽木を粉砕しただけで、二次発酵させてありませんのでほとんど栄養がありません。小さいヘラクレスでは魅力がありません。 「くぬぎ純太くん」もクヌギの朽木粉砕フレークですから、営養価は低く、また蛹室は形成できません。 カブトを入れた場合、死にはしませんが大きくもなりません。 >現状でかなり大きいです。国産カブトの終齢幼虫の大きさをはるかに超えてます。 60グラムを越えていればオスです。羽化が楽しみです。 国産カブトムシ用の10リットル350~450円くらいのでは大きく育ちません。 各メーカーが出している、「カブトムシ幼虫飼育用」とうたっているものの中でも最高級品を使ってください。10リットルで750~1000円以上のもので、外国産カブト用とうたっていて、かつ、「完熟発酵」とか、「二次発酵済み」などとうたった黒土状のものを購入してください。栄養がまったく違います。 高いといっても10リットルでコーヒー一杯程度の値段ですから知れています。これをケチって、ちびっ子ヘラクレスが羽化しても面白くありません。 ウンコのニオイがするものは、加水攪拌して一週間以上寝させて、ニオイが完全に抜けてから使います。 安物のマットは国産のカブト幼虫を入れても生命維持が精一杯で大きく育ちません。蛹室も形成できません。 せっかく世界最大といわれるカブトの幼虫を手に入れたのですから、目一杯大きくした方が良いと思います。 国産カブトの終令幼虫の体重は40グラムがせいぜいですが、ヘラは100グラムを越えます。 また、いつまでたっても60グラムを越えないようだとそれはメスです。オス・メスはハラを見れば判別できますが、小ぶりのバナナくらい(75グラムくらい)だとそれはオスです。 体重が100グラムを越えると150ミリ以上の巨大成虫になります。 オスはプラケース中以上の飼育容器に入れないとキチンと羽化できません。 ものすごい食欲ですから、かなり頻繁にエサ交換が必要となります。エサ交換の祭は三分の一は古いマットを残して新しいのを投入します。 ウンコのニオイがするものは、有害ガスを発生させているので使えません。
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大変詳しく教えていただきありがとうございます! 確かに、単純に国産用安物マットに比べて2~3倍の値段?!・・・と思っていましたがそれにしても数百円の話ですもんね。 出来れば大きい成虫にしたいです。 グラム数はまだ計っていませんがオスだと息子は喜ぶだろうなあ。 そんなに大きくなるなら現在入っているプラケース(小)だと狭くなるんですね。 次回の土換えのさいに大きめプラケースに移動させます。現在は土換えの時チラッと見ただけだけど全長が12~15センチくらいあったように思います。丸まっている姿勢(?)なので大体の目測ですけど。
マットの外国産用・国産用という括りは気にしなくて良いです。 それ以前に、マットと虫の相性は善し悪しがありますから、どんなマットであれ 虫があまり食べていないと思われたら別の製品と交換してあげるのが良いと思われます。 大事に育ててあげてくださいね。
お礼
なるほど、「相性」はあるんですね。 パッケージに「カブト・クワガタ」と書いてあっても例えば「くぬぎ純太くん」はどちらかと言うとクワガタ向きでカブトにはイマイチ・・と言う話を聞いた事があります。 一応、元気にもぞもぞしてるので食べているんだと思います。 フンの様子を確かめて場合によっては高くても外国産を用意しようと思います。
- konpakuyoumu
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カブトムシの事は、全くわかりませんが、安いのが欲しければ、オークションなどで買われてはいかがでしょうか? すいません。回答になってませんね。 カブトムシに関しでは、店で聞いた方が早いとおもいますよ。
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ありがとうございました。
お礼
大きい方なんですね!嬉しいです。 孵化からこの大きさの幼虫にしたのはプロの昆虫屋さん(お祭りの昆虫くじをやっていた出店)だからウチとしてはテクなしで手に入れた事になりラッキーでした。 また、当方としては「幼虫が当たっても・・・メスかもしれないじゃん・・・」と思ってましたがちゃんとプロがオスと確認したものを賞品にしてたんでしょうね。良心的だ(笑) 息子も国産を育てていた頃は我慢できずに掘り起こしたりして何匹かはそれで死なせたみたいですが、今回は「大事」さを認識しているらしく、とても忍耐強く大事にしています。 どうせ、しばらくいじりようが無いならウォークインクロゼットのすみっこなどに置いとけば部屋以上に温度変化が少ないし暗所で虫も落ち着くのかしら? こバエシャットアウトに新聞紙、は参考になりました。 プラケース(小)の時はキッチンペーパーをはさんでたのですが、プラケース(大)になるとキッチンペーパーの幅が足りずに困ってました。 色々ご親切にご教授ありがとうございます!