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DNA鎖について
DNA合成過程中にできる岡崎フラグメントって何ですか?
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- c6h6
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とりあえず二重らせんというのは忘れましょう。 DNAをコピーする場合には方向性があります。 デオキシヌクレオチドの3'CのOH基に次の5'Cのリン酸が脱水縮合する方向でしか結合できません。 すなわち新しいDNA鎖は5'末端が常に末端として存在し、新しく3'末端方向がが伸びていくってことです。 さて、DNAのコピーは常に鋳型DNA鎖の端から始まるわけではありません。鋳型DNA鎖の途中から平気で起こるんですね。 そこをスタート地点として、両側へ複製を進行させたいんです。 ←・→ (・はスタート地点) 片一方は5'→3'へと作っていける(リーディング鎖)んですが、もう一方は5'←3'となってしまうので進行できません。(ラギング鎖) そのため5'→3'の短いDNA鎖(岡崎フラグメント)をつくっていって事実上5'←3'の方向に複製しているように進行させるってことです。 → →→ →→→ (なんとなく←に進行している感じ?)
- Nori-UK
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下記のアドレスは、生化学系のホームページの中で、僕が愛用しているものです。ご参考に。
- ririnnnohitori
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生化学か遺伝子関係の本を読まれてください。 これでは不親切ですのでちょっと頑張ってみますね。 DNAポリメラーゼが5'から3’方向にしかDNA合成ができないのはご存知ですね。DNA分子は、2重螺旋であるし、逆平行なので、片方は、3'から5'になりますね。ポリメラーゼはこの方向には合成できないので、5'から3'にちょっとずつ合成して行くことになります。 ちょっとずつ合成していくとなると、何本も細かい遺伝子鎖ができてきます。これが岡崎フラグメントです。 わかりにくいですね。他の方の回答に期待しましょう。
以下の参考URLは参考になりますでしょうか? 「岡崎フラグメントと私」 ◎http://www.nig.ac.jp/museum/dataroom/replication/02_action/light_e.html (複製の流れ) ◎http://www.kyoritsu-pub.co.jp/pne/libs/2003/usual05.html (PNE) ご参考まで。
お礼
動画で見れてすごく分かりやすかったです。 回答ありがとうございます。