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イラクでの自衛隊

イラク関連法案ももうじき本会議で採決される見通しですが・・・ 自衛隊員は、敵に撃たれるまで銃口を敵に向けることさえ許されない。と聞きましたが本当でしょうか?(TVのニュースでそういっていました。番組名失念)

質問者が選んだベストアンサー

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  • nobushi
  • ベストアンサー率52% (11/21)
回答No.2

自衛官として回答します。本当です。 自衛隊の武器の使用に関しては、警察官職務執行法に順ずるということになっています。これによれば、武器の使用は正当防衛及び緊急避難に限られています。 私は法律の専門家ではないので細かいことまでは説明できないのですが、「使用」というのは発砲だけでなく威嚇や恫喝も含んだ意味を持ち合わせているらしいです。よって敵に銃口を向けるという行為が「使用」とされるならば、それには正当防衛か緊急避難目的でなければなりません。 それと憲法九条の解釈を巡る国会答弁の中で作り出された「専守防衛」というなんとも曖昧で危険な防衛思想もこれに歯止めをかけています。 PKO等協力法においても武器の使用は必要最低限(部隊の掌握下にあるものの保護)に限定されています。 ちなみに諸外国の海外派遣部隊はこのような制限は受けていません。任務の遂行に応じた使用が認められています。 これが認められなければ今回の派遣は危険極まりない(サダムフセインの軍隊はまだ降伏したわけではないので)どころか逆にわが国の信用を落とすような結果になりかねないことを認識し、しかるべき処遇を与えてほしいものです。 もしこれ(任務遂行のための武器使用)が認められなかったら、それはわれわれ自衛官の人権を完全に軽視しているとしか言いようがありませんね。

red_house
質問者

お礼

事実でしたか・・・ これではまるで「人間の盾」です。 任務遂行のための武器使用が認められることを願います。 有難うございました

その他の回答 (2)

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.3

警察官職務執行法を準用するのですが、あくまでも正当行為(刑法35条)としてであって、正当防衛や緊急避難などの違法性阻却事由が適用されるのではありません。その要件を適用しているのです。 敵に撃たれるまでとは明確には言えないでしょう。そもそも正当防衛にしても法益が侵害された場合であって、かならずしも射撃された場合とは限りません。相手が権利の侵害に着手すればよいのです。 たとえば銃を向けてはいなくても、着剣して、控え銃の姿勢で、急速に走ってくれば攻撃を受けたといっても良いでしょう。勿論銃口を向けるという行為は、明らかに攻撃の着手ではないでしょうか。

red_house
質問者

お礼

有難うございました

回答No.1

事実です。 PKOで派遣された部隊では、戦闘状態になっているところに (防弾装備をして)突入して、無理やり「攻撃された」という 実績を作ってから交戦する、という作戦を立てていた (しかも、現地部隊主導で)という話を聞いた事があります。 厳密に言えば、イラクで敵に撃たれたとしても、 自衛隊員を守るための武器使用が自衛隊法で 規定されていなければ反撃することは出来ません。 シビリアンコントロールを唱えるならば、政治がちゃんと ルールを決めて自衛隊を動かさないといけないんですけどねぇ…

red_house
質問者

お礼

有難うございました

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