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パリにはなぜ有名な美術館が多いのですか?
パリにはなぜ有名な美術館が多いのですか? 多数の美術館で使用できるチケットがあるくらい数が多いそうですが、とてもめずらしいのでは・・・ よろしくお願いします。
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近代美術が始まった頃から、国ぐるみでせっせと泥棒してきたから。 綺麗な言葉で書けば、蒐集してきたら。 近代美術はルネッサンスあたりから始まります。 イタリア人、レオナルド・ダ・ビンチの名作 モナリザの微笑があるのがルーブル美術館。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%AB%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8 写真のある物品は、みんなフランス国外からの逸品。 ヴァロア朝の時代から、当時の文化の中心イタリアに行っては、蒐集してきました。 絵画や美術品が爆発するのは、19世紀になってからです。 それまでは、王様のお抱え絵師が食っていける程度。19世紀のブルジョアの時代になり、多数の画家が絵を売って生活できるようになります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E8%A1%93%E5%95%86 美術商が専門家として成立したのが1820年代。(フランス) オランダでは17世紀段階で、画商が生まれていたが、いかんせんオランダとフランスとでは市場規模が違う。 買ってくれる人が多く、参考となる絵画がすでに収集されているところ・・・それがパリとなります。
お礼
本当にありがとうございます。 そんな理由があったなんて全く想像がつきませんでした。 すごく納得させられました。