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現在、仲間うちで趣味で人形映画を制作しています
- 仲間うちでの人形映画制作をしている方が、フランス語のタイトルを考えています
- フランス語タイトルの候補として、「頼れる人」「貧困街」「サクセスストーリー」「空に昇るはしご」という言葉が決まりました
- 映画の内容は19世紀のフランスを舞台にした、貴族の長男が家が没落し貧困街で生きていく物語です
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助けてやりたいから親切にしてくれ、という質問を哲学カテゴリで眺めてきたばかりなので、 この映画の内容を拝見して、ついウケてしまいました。。。 いえ、悪く取らないでください。こちらは筋が通っています。 『頼れる人』 Un homme de confiance (封建貴族っぽい、重厚な題だと思います) 『貧困街』 場末un faubourgや下町 un bas-quartierはあるけれど 貧困街という概念はフランス語にないような。街中も地主制度ですしね。 界隈全体が貧困という現象は厳密に言って起こらないためかな。 もし貧しい人々の活気を中心に描いているとすれば、代案は、 Dans la misere(ひとつめのeにアクサングラーヴ) とか、 Les miserables(ひとつめのeにアクサンテギュ)などでしょうか。 遠回しになりますが Dans la vallee(ひとつめのeにアクサンテギュ)としてみると、 直訳は『谷に』となって、貴族名がmont(山)で表されるものなので没落感と上昇感、 さらに、涙の谷とされる現世の生活感がよく出るかなと思います。 『サクセスストーリー』 Une histoire du succes (eにアクサンテギュ) こういう差が英語と仏語の差なんです。仏語は即物的だとひたすらつまらないんです。 『空に昇るはしご』 L'echelle(ひとつめのeにアクサンテギュ)de Jacob 空に昇る梯子は旧約聖書からヤコブの梯子と呼ばれるもので、 キリスト教圏の言語ではこの言い回しが自然かと思います。 その場合の和訳はこのままでよいと思いますが。
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- SPS700
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Une échelle à ciel「空へのはしご」 文字化けするかもしれませんので une echelle a ciel の2番目の単語の初めの e には右上から左下へのアクセント、a には左上から右下へのアケセントがついています。 カタカナでは「ユヌ エシェル ア シエル」だと思います。
お礼
『空への梯子』これは翻訳サイトで調べたものと同じですね。そういうサイトの翻訳はあまり信用していないのですが、意外と正しかったのか……? 読み方についても図書館で仏語辞書を片手に悪戦苦闘していたところなので教えていただけて助かっています。 わざわざ時間を割いて解答していただき、ありがとうございました。
お礼
なんだか『情けは人のためならず』ということわざを実践するような質問ですね。情けが先か見返りが先か、タマゴorニワトリのお話みたいですが。 翻訳のみならず考察まで付けていただき、わかりやすくてとても参考になります。どの題もフランス語にするとわりと長めの文章になるのですね。改めて仏語の難解さを思い知りました。例えば『貧困街(日)』→『スラム(英)』みたいに単純な単語にできるものと勘違いしていました(そもそもスラムって英語なのか……?)。 しかしやはり日本語タイトルよりは横文字の方がしっくりきます。あとは教えていただいた翻訳文の読み方を仏語辞書を片手に調べて、韻なども考慮したうえでどれかベストなものを選びたいと思います。 わざわざ時間を割いて解答していただき、ありがとうございました。