- ベストアンサー
「さきのことを考えても仕方がない」
「さきのことを考えても仕方がない」 「さき」という言葉は、普通の場合は、未来のことは「先」、過去のことは「前」を使うべきでしょう。 でも、もし漢字がなければ、「さきのこと」は以前のことか、後のことか、分からなくなりました。 どう弁別すればいいでしょうか。 教えてくれませんか。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
「さき」というのは、物の先端のことです。 槍を持ったと思ってください。 「さき」というのは、自分から遠いところの穂先(突き刺す部分)を指します。 大原則:現在の自分から見て遠いところが「さき」です。 この「さき」は時間にも使えます。 (時間)未来←←←←←←←←←←現在→→→→→→→→→→過去 (A列)○○○○○○○○○○○○○○○○○○A○○B○○○○ (B列)○○さきの事○○○○○○○○○○○○失敗○後悔○○○ A列を見てください。 「Bという事件は、Aという事件より、さきに起きた」という言い方は成り立ちます。 これはBのほうが古いということです。 古ければ古いほど「さき」です。 現在の自分より遠いところです。 B列を見てください。 「後悔先に立たず」ということわざがあります。それはB列の「後悔が失敗より『さき(昔)』になるようなことはあり得ないということです。 先に後悔できれば失敗はしないが、そのようなことはあり得ない、ということです。 それが元の意味で、そこから「よく考えてやれよ、あとから後悔しても遅いよ」という教訓になりました。 なお、「さき」は未来にも使えます。 (イ)「さきが見える」なんてのは未来のことです。現在の自分より遠い先のことです。 (ロ)「さきのことを考えても仕方がない」これも未来のことですね。 さて、ご質問の弁別法ですが、簡単で便利な方法はありません。 前後の文脈から推測するより仕方ありません。 会話ではアクセント、イントネーションでわかりますが、これは地方によって違いがありますので、難しいでしょう。 (イ)の場合が未来になるのは、過去のことは既に見てしまっているので、過去が見えるのは当たり前のことです。だから、「見えない先(未来)が見える」ということに、意味があります。 (ロ)の場合は、過去のことを言う場合は、「(さきに)すんだことを考えても仕方がない」と言います。 簡単な弁別法はないと思います。 こういうものは経験の積み上げでしょう。
その他の回答 (3)
- ks5518
- ベストアンサー率27% (469/1678)
>「さきのことを考えても仕方がない」 この言葉の前には、省略されている言葉があります。 それは、「これから(いまから)」といったような現時点 を表わす言葉です。 したがって、ここでの「さき」とは、未来を指します。
- MizukiYI
- ベストアンサー率41% (5/12)
前後の文脈から判断するしかないのでは?…と、あまり回答になってなくてすみません。 漢字では「先代」などのように、過去のものに「先」を使うこともあります。 ただ「さきのことを考えても仕方がない」は、通常未来の意味で使われると思います。過去のことをいう場合は「過ぎたことを考えても仕方がない」などというのが一般的ではないでしょうか。 また「さきの」と言うときの発音は、過去の意味では「さ」にアクセントがあり、未来の意味では、「き」に弱いアクセントがくるか、平板に発音することが多いようです。
- heyboy
- ベストアンサー率21% (1852/8730)
普通に未来の事だと思いますがね 過去形であれば 「さっきの事を考えても仕方ない」でしょう。
補足
前後の文脈はありません。ただその一つの文句だけだす。