ソ連侵攻の前夜から当日の早朝にかけて兵隊、軍属、一部の関係者
(所謂特権階級の人達)の姿は見事に消えていたらしいですね。
何事が起こったのかわからない状態でいると、岡の稜線が真っ黒
になったそうです。ソ連の戦車の群れです。
丸裸の状態で見える範囲に敵の群れ、恐ろしすぎる光景だったと思います。
軍隊の裏切りですね。
情報を知らせずに自分たちだけ逃げる。
知らせれば混乱の極みになり自分たちにも被害は出る。当たり前のことです。
前の晩に知らせておいて一緒、それより先に逃げる。
最低限のことすらせずに、
言い換えれば人間のすることでないことをした。
同じ見捨てるにしてもしてはいけないがあると思います。
女、子供、老人、残された者の結果は見るに忍びないです。
同胞を「見捨てる」
ソ連侵攻、予想外の出来事であったにせよ追い込まれた時の人間性、本質、
国民性を見る感じがしました。
下手をすればル-ルやぶりのソ連が日本の半分を取っていたとも言われています。
朝鮮半島と同じです。
戦争は「狂気」になるのでしょう。
それでもその状況下、人間としてしてはいけない事があると思います。
お礼
一糸乱れぬ撤退、さすが関東軍ですね。 賢明な指揮官のこと、開拓民の存在無きにしも非ず、一人でも多く連れ帰りたかったものと信じます。 それともソ連軍の追走を遅らせるための捨石だったでしょうか。 全滅より生きて帰ってお国のために、ですか。 そのDNAの結果、不公正、不公平社会の犠牲者は絶えないものと思います。