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ロシアの北方４島に関する日ソ共同宣言の反故宣言？
- 領土問題は無い、ソ連時代の困窮に日本が金と援助を餌に強請った交渉だと言うのである！
- メドベージェフの国後島訪問の意図や領土問題へのロシアの本心をあからさまに突きつけられた様な気がします。
- ソ連の無法不当な日ソ中立条約違反、ポツダム宣言受諾後の無抵抗な日本を領土欲で蹂躙（シベリア抑留・強制作業・大量死・邦人の強制送還）、樺太・千島列島侵攻が行われたのですが・・・その中の真岡の交換台・交換手の悲劇を描いた映画「氷雪の門」はソ連の圧力で制作時には上映禁止だった悔しく悲しい記憶がありますが、今、VTRやDVD等で見る事が出来ますか？
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「氷雪の門」に就いては寡聞にして知りませんでしたので少々調べましたところ、まさに樺太版「ひめゆりの塔」といった痛ましい実話なのですね、この種の事は決して風化させてはならない、そして無くなられた方々には遅まきながら哀悼の意を表したいと思います。 尚、御問い合わせの件に就きましては、下記御参照下さい。 ＞http://www.shinjo-office.com/sale%20DVD.html ＞http://worldtimes.shop-pro.jp/?pid=2186816 さて質問者様の記述に関して、少々愚見を述べる事、御許し下さい。 ＞日米関係の軋み、中国の尖閣諸島漁船侵犯事件への顛末に触発され、外交オンチの我が国政権への瀬踏み、揺さぶり、アメリカの出方を探る仕掛け・通告なのかも知れない。 この分析はまさにその通り、そもそも尖閣問題からメドベージェフ・ロシア大統領の国後島訪問に到る一連の問題は、普天間問題にその端を発していると私は考えます。 民主党政権の外交下手に由来して空疎になった日米間の間隙を突き、先ず中国が尖閣諸島で観測気球を打ち上げた、その際同政権の対応の拙さを見たロシアがすかさず既述の動きに出たという事ですね。 前者に於いては「領土問題は存在する」との認識を迫られ、後者に於いては「領土問題は存在しない」との一方的なデモンストレーション。 まさに１９世紀ー２０世紀初頭に於ける、帝国主義外交を彷彿とさせる両国の対応ですが、中国・ロシアは皆様が認識されるが如く、この程度の事は充分に予想される国家であり、私が何より怒りを覚えるのは、民主党政権の外交センスの無さ・無定見さに就いてです。 尖閣問題では振り上げた拳を惨めに降ろして満天下に恥を晒し、北方領土問題では駐ソ大使を即座に召還したものの、それ以降なしのつぶて。 民主党政権首脳は一体何をしたいのでしょうか？ 社会党の系譜を引く仙谷氏あたりは、「非武装中立」などといった手垢まみれの戯けた幻想を未だに持ち続けているのではと疑いたくなります。 アメリカから距離を置くのであれば、軍事・防衛問題を事前に解決してからでないと、結局こういう事態を招いてしまう、子供でも分かる論理だと思うのですが。 戦後の日本は軍隊という牙を抜かれ、更には憲法９条に於いて去勢されている、不当に殴っても殴り返してこないやり得の国家であると、中ソ両国に認識されているのでしょう。 早急なる憲法９条の改正を視野に入れ、本来在るべき正しい主権国家の道を模索しない事には、今後も同様の事態を招く事は必至、優先順位が低いはずの事業仕分けにばかり力を入れず、国家の根幹に関わる問題に着手してくれる事を望む次第です。 ＞ロシアの北方４島に関する日ソ共同宣言の反故宣言？ 日ソ共同宣言の有効性に就いては、その後のエリツィン・プーチン両大統領が言及しておりますが、そもそもロシアは旧ソ連時代を含め、弱者と認識している相手との条約を遵守しない（日ソ不可侵条約の一方的破棄で分かる通り）札付きの国家であり、政権交代後の外交を含む政策の継続性は薄いと思われます。 日本側はロシア大統領が交代する度に、日ソ共同宣言の有効性に就いての確認作業に追われ、エリツィン時代には実現が近いかと思われた、２島先行返還（反対も多かったのですが）すら振り出しに戻った感のある現状。 我々が生きている間に、北方領土が返還される事はなさそうです、残念ながら。
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- nishikasai
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お気持ちはわかりますが、日本は国益を考え理性で物事を判断すべきです。 ロシア人は日本が好きです。日本は好かれているんです。これは大きいです。中韓を見てください。すぐ歴史問題や謝罪や賠償を持ち出し、つきあいにくい国です。 ロシアの場合は反対で日本がロシアに恨みをもっています。 これを広い心で許してあげればいいんです。 国家は国民がちゃんと暮らしていける領土があれば良いです。世界でもっとも豊かな国はルクセンブルクであることを忘れてはいけません。スイスだってそうです。貴方は広いロシアと狭いスイスのどちらかに住めと言われたらどちらを選びますか。国の価値は国土の広さにあるのではありません。 北方領土は戦争のどさくさで65年前に取られちゃった。仕方ないです。返せと言っても相手がそれに応じないし、今は環境がまるで違います。ロシアは資本主義体制が確立し中韓の技術・資本提供を受け日本の助けは必ずしも必要ではないんです。 日本は過去の恨みを捨てて国益を考え、平和条約を締結し、シベリアの資源を共同開発すべきです。 ロシアと仲良くなれば日本は圧力をかけてくる中国に強くものを言えるようになります。今のままでは中国がロシアと組んで日本を攻撃しているではありませんか。これでは日本は損をします。北方領土など要りません。幸い、歯舞諸島だけは住民がおらず、立ち退きによる補償問題が発生しませんから条約締結の際に返してもらえば漁業従事者は助かります。歯舞は土地の面積は少ないですが群島ですから経済水域は結構広いです。日本は国益を重視し算盤を正しく理性をもって弾かねばなりません。
お礼
現実的・冷静な状況分析と問題の本質をお教え願い、誠にありがとうございました。 しかし、寸土と言えども、諦め譲れば・・・それは国民の生命財産安寧を守り増進する政府の役割＆責任を放棄している事ではないだろうか。 個人のプライドがあるように、国家に矜持と主権を守る気概が無ければ、経済力が幾ら大きかろうと単なる太ったチキンであり、それは自主独立国家ではなく、隷属政権・美味しいカモに過ぎないと思います。 以心伝心・相手の信義に期待だけでは、国益・体制維持の現実問題・国益＆国威のぶつかり合いには丸裸で、オネダリだけでは名誉も領土・領海も返っては来ない。 まして、その思いや希望さえも、乗っ取り強盗のボスに伝え申し入れすら我が国のリーダーは行えず、国際社会・過酷の首脳の中で発言していないのである。 呆れる、情けない、辛く苦しい・・・。 そんなに高望みしていない、せめて国益・国威・国運・国際信頼に資するよう、外交・安保で信託出来るよう覚醒せよ！ 無為無能無策なら、気概も志も覚悟も持たぬなら、即時解散・辞職し国民に真を問え！
お礼
詳細丁寧に、ご意見ご解説を賜り、誠にありがとうございます。 私の印象では、悪の枢軸（ロシア・中共・南北朝鮮）です。 ロシアは、中立条約の一方的破棄と火事場泥棒的な樺太・千島占領と略奪が卑劣・卑怯な為です。 その結果としてのシベリヤ抑留・強制労働による多くの同胞が極寒の地で故国に帰る日を願いながら飢えで寒さで拷問とも言える作業で斃れた。 さらに、鉄道建設や原野の開拓に、戦時下の捕虜でもジュネーブ国際条約違反だが、戦後も単なる奴隷・囚人扱いで過酷劣悪な条件で労働を強い、共産主義者への転向を拒めば帰還を認めず多くの人を絶望の淵に落とし殺した国である。 そして、一般住民を陵辱し虐待し、強制的に追放した、無法不法なソ連（現ロシア）、然も戦後６５年余に亘り冷戦での没交渉・平和条約締結後・経済援助との並行でと首脳も時間稼ぎ・自己都合で問題の解決返還を空手形のままであった。 それが、年月の経過で入植を進め、施設を整え（我が国の技術と資金が貢献）、既成事実化・現状固定化を図り、今やロシアの領土だと宣言し、教育している。 火事場泥棒が武装した乗っ取り屋に成ってしまい、近付けば拿捕抑留・撃墜される異常事態が続いている。 翻ってみれば、悔しいが、国内の関心が高いとも思えず、具体的な戦略や道筋が見えず、国際司法裁判所への提訴も当事国の双方が行わないと審理が受理されない、軍事力での排除奪還も出来ず、日米安保も実効支配された施政権を侵される事態の排除では無いので発動されず、主権や国益の面から断固、譲れぬ、取り戻すとの覚悟・信念が、政府・国民に最優先課題として位置づけされ、戦後処理の未解決事項として認識されているのか、冷静に洞察し問い質せば心許ない。 その矛盾や優柔不断さ、関心の低さが足元を見られ、見くびられ、歴代大統領の日本向けのリップサービスすら放擲し、本音本心で返還する意思の無い事を露呈、強弁をし始めたと見るべきだと思います。 北方領土の日・史実の徹底（歴史的な領有の経緯と不法占有）にて、国民の関心を高め、粘り強く友好平和条約の締結と平行しての返還交渉を続けなければ我が国には誇りも矜持も主権も外交も無い欠陥国家と看做される。 それを、日教組（北教祖）と一緒に、教科書の記載から固有領土の表記を外し、北方４島の標記をせず、学習要領・指導テキストから除外しているのは、国民・旧島民への背信行為・ロシアへの迎合追従に他ならない。 政府・民主党よ国売り給う事なかれ！ 怒りが、沸々と沸き立ち溢れて来るので、お礼が変質してしまい、抗議デモのアジ演説調に成りまして申し訳ございませんでした。 もどかしく展望が開けぬ中、国の行く末を思う時、悲嘆・憂愁の叫びであり、ご賢察お許しをお願い申し上げます。
補足
＜関連記事＞ http://www.hoppou.go.jp/gakusyu/reclaim/index6.html