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動物の"食べ物を分け合う"という行為は、
動物の"食べ物を分け合う"という行為は、 仲間意識の現れ、もしくは愛情表現の行為だ…と、どこかで聞いたことがあるような気がするのですが、 そのsource(情報源)がわからないため、はっきりしません。 もしわかる方がいたら、教えていただけないでしょうか。 また、他にも"食べ物を分け合う"という行為の意味があったら教えてください。
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- ibm_111
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回答No.1
私の友人の旧研究テーマに近いので、お答えします。 >動物の"食べ物を分け合う"という行為 は、一般に「利他的行動」「利他行動」と呼ばれます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E4%BB%96%E7%9A%84%E8%A1%8C%E5%8B%95 で、血縁がある場合、「血縁淘汰」「包括的適応度」という概念で (少なくとも定性的には)説明されます。 そんなに難しい概念ではないので、検索すれば分かります。 こちらは「仲間意識の現れ、もしくは愛情表現の行為」ととらえることも可能でしょう。 面白いのは血縁がない場合。 こちらは、「互恵的利他主義」で(少なくとも定性的には)説明されます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%92%E6%81%B5%E7%9A%84%E5%88%A9%E4%BB%96%E4%B8%BB%E7%BE%A9 いわゆるしっぺ返し戦略です。 こちらは血縁どころか、異種間でも発生します。 例としては、wikiにあるように、大型魚とソウジウオのホンソメワケベラがあります。 こちらは「仲間意識の現れ、もしくは愛情表現の行為」とは理解できないでしょう。
お礼
ていねいにありがとうございます。 動物行動学的に、”そうとも捉えられる”というくらいのことだということですね。 「利他的行動」「互恵的利他主義」などの言葉も始めて知りましたので勉強になりました。 ありがとうございます。