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馬のことを「乗り料」と呼ぶのはなぜですか。この「料」とはなんですか。

馬のことを「乗り料」と呼ぶのはなぜですか。この「料」とはなんですか。 いつもありがとうございます。 ドン・キホーテを読んでいて、次のようにありました。 痩せ馬にこれから名前をつけるくだりです。 「そこで、これが遍歴の騎士の「乗り料」となる前にどういう馬だったか、 あわせて現在の身分もはっきり現わすような名前をつけてやろうと心をくだいた。」 文脈から、ここでは、乗り料とは馬のことかと思います。 乗り料とは何のことでしょうか? 教えてください。

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  • SPS700
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回答No.3

 歌舞伎十八番『勧進帳』の有名な問答の中に例があるのを思い出しました。 弁慶 阿羅邏仙人より照普比丘に授かる金剛杖は、かかる霊杖なれば、我が祖役の行者、これを持って山野を経歴し、それより世々にこれを伝う。 富樫 仏門にありながら、帯せし太刀はただ物を嚇さん料なるや。誠に害せん料なるや。 弁慶 これぞ案山子の弓に等しく嚇しに佩くの料なれど仏法王法の害をなす、悪獣毒蛇は言うに及ばず、たとえ人間なればとて、世を妨げ、仏法王法に敵する悪徒は一殺多生の理によって、忽ち切って捨つるなり。  http://www.st.rim.or.jp/~success/kanjincho_yositune.html  上の富樫の言葉に、問題の「料」が二度、弁慶の答えの中に一回出てきます。「 富樫 「仏様に仕える身なのに、腰につけている刀はただ人を脅すためのものなのか、それとも本当に人を傷つけるためのものなのか」  弁慶「これこそ案山子の弓のようなもので、脅かしに腰につけている物ですが、、、」

multiphale
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 幅広い「料」の用例をお教えくださってありがとうございます。 勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 けっきょくは「ロジナンテ」に落ち着くところですね。  「料」は馬に限らず、下記のように、ごく一般的に「~に使うもの」という意味です。  http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E6%96%99/m0u/  

multiphale
質問者

お礼

ありがとうございます。 「料」とは、一般的に用いられていたものだったんですね。 ご紹介いただいたページでみたら、見慣れた言葉がたくさんあって、納得いたしました。

  • Sasakik
  • ベストアンサー率34% (1695/4881)
回答No.1

広辞苑によれば、「料」には、「(2)使用するためのもの。しろ。」という意味があります。 「乗り料」=「乗る+もの」=「乗り物・乗馬(乗用の馬)」 余談になるけど、時代小説には、「刀」=「腰に帯びる(差す)もの」ってことで「差し料」が出てくるな。

multiphale
質問者

お礼

ありがとうございます。 「料」とは、「なにかのためにつかうもの」ということですね。 結構漠然とした意味だったんですね。 「差し料」というのを、どこかで見た記憶があります。 同じ系統の言葉ですね。 よい例をありがとうございます。

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