- ベストアンサー
導線を非常に細くした場合発生するインダクタンス等の増加成分について
導線を非常に細くした場合発生するインダクタンス等の増加成分について こんにちは 一定長さの導線を非常に細くしていくと、交流、パルスを導通させた場合、単に抵抗成分だけが増加するのでは無く、インダクタンス等の他の成分も増加すると聞きます。この増加成分は何でしょうか?またこの成分の増加は理論的、計算式によって求められるのでしょうか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
導線を非常に細くした場合発生するインダクタンス等の増加成分について こんにちは 一定長さの導線を非常に細くしていくと、交流、パルスを導通させた場合、単に抵抗成分だけが増加するのでは無く、インダクタンス等の他の成分も増加すると聞きます。この増加成分は何でしょうか?またこの成分の増加は理論的、計算式によって求められるのでしょうか?
補足
毎々、ご回答頂きまして、本当にお世話になっております。 >手元の書籍(http://www.kyoritsu-pub.co.jp/sankosyo/contents/03022-2.html) この本は、大変評判の良い素晴らしい本のようですね。以前から名前だけは存じておりました。 この本を1冊購入するように致します。実は、質問をする前に調べようと 思っているのですが、まず何のどこを見たら良いのか?そこが解りませんでした。 >ただし上式は、導体中に電流が一様に流れている場合のものです。周波数が高くなる >ほど電流分布が導体表面に偏る「表皮効果」が顕著になって、高周波では当てはまら >なくなります(インパルス電流には高周波成分が多く含まれる)。電流が表面のみに >分布している場合の自己インダクタンスは、式(1)の第二項(外部インダクタンス) >のみの > L = μ0/(2*π)*[ x*log{ ( x + √(a^2+x^2) )/a } - √(a^2+x^2) + a ] >となるそうです。 お詳しいご説明有難う御座います。この式を見ますと、周波数に関わる変数が 無いように見えます。なぜで御座いましょうか? >f = 100MHz のとき、金なら δ = 7.7μm 、つまり電流は表面から 7.7μm の深さ >までの部分に集中して流れているのと等価になります。 インパルス電流には高周波成分が多く含まれますが、この場合の計算は大変 複雑になるのでしょうね。 >高周波特性に気をつけなければなりませんが、強磁性体をコアとすればさらに比透磁率 >倍されます(インダクタは難しいですね)。 その通りで御座います。 今考えておりますのは、可能な限り薄くした金に、可能な限りの電圧を印加させたいと 思っております。(但し実際に製作しません。計算だけをしたいです。)従いまして、 コイルにしますと、厚みが増えますので、出来れば、薄くするだけにしたいです。 無理難題申しまして恐れ入ります。m(_._)m >また、コッククロフト・ウォルトン回路につきましては、加速器に関する別の新しい >質問をして、物理関連の人に教えてもらうように致します。 以前、上記のお礼を書きました。申し訳ございません。読み方次第で、誤解を 招く書き方で御座いました。inara1様は多分電気・電子屋様なので、加速器に関する ことは一般的に素粒子物理屋さんの分野なので、わざわざ調べてご回答頂くのは申し訳 ないと思い、書きました。お気を悪くなされたかもしれませんので、お詫び致します。 m(_._)m