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銅と亜鉛の合金を黄銅といい、特に亜鉛の割合が多いものを真鍮と呼ぶことを
銅と亜鉛の合金を黄銅といい、特に亜鉛の割合が多いものを真鍮と呼ぶことを知りました 一方で、純度99.99%以上の銅を純銅ということも知りました では、99.99%の銅と0.01%の亜鉛の合金があった場合、これは黄銅なのでしょうか、それとも純銅なのでしょうか?
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金属は専門でないので、詳しいことは言えませんが... 合金における明確な各種金属の比率というものは 聞いたことはありません。 ステンレルは一般的にはCrとNiを18%、8% 混ぜたものが主流ですが、安価なものはクロムが少ないし、 特殊用途ではCr、Niともに多いものがあります。 要は合金としての特色を示すか示さないかでしょう。 青銅、黄銅、ステンレス、マンガン鋼、アマルガム(SnAg) ハンダ、白銅、ホワイトゴールドなどは特定の用途があって 特定の名称が付けられています。 さて、99.99%の銅と0.01%の亜鉛はどのような性質に なるでしょうか? 見た目は銅で、比重も銅で、沸点・融点も銅と同じだと思います。 また、電解精錬をしない銅には1%近い亜鉛やニッケルなどの 不純物が含まれています。それでも銅と呼ばれていました。 実験室にある一級試薬のNaOHは不純物として2~4%くらいの NaClを含んでいますが、これをNaOHと呼んでいます。 逆に、(合金ではありませんが)半導体の場合、Siに僅かな BやPが混ざることによって性質が異なります。幾つかの特殊鋼 では不純物が0.1%変わっただけでも違う性質になります。 結論としては、純度99.99%の銅が純銅ですから、99.99%の 銅と0.01%の亜鉛の合金は純銅ではありません。また、黄銅としての 性質も示しません。従って「粗銅」でいいのではないかと思います。
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- vsl2000
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<特に亜鉛の割合が多いものを真鍮と呼ぶことを知りました どこで知りましたか? 黄銅のことを一般に真鍮と呼んでいるだけで、亜鉛の割合とは無関係ではないですか?
- sak_sak
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“何と呼ぶかは時代や立場によって違う”と思います。 いわゆる機械工業に携わる人にとっては99.99%の銅は純銅と呼ぶかと思いますが 音響関係の人にとっては、99.9999%や99.9999999%が基準だそうで 99.99%の銅については純度が低いので、純銅とは呼ばないかもしれません。 「そんなの真鍮だよ」と侮蔑的に言うかもしれません。 銅の話でなく鉄の話ですが 99.9999%の鉄は塩酸にもあまり溶けないそうです。 通常「鉄」と言えば、純鉄のつもりで先生も話していると思いますが “鋼ほど不純物が混じってはいないが、それほど純粋ではない鉄”だったわけです。 鉄と炭素の混合物(鋼)については、よく文献を見かけますが 微妙に数値が異なっていたりします。 どういう経緯でそうなるのかは知りませんが 恐らく最も研究されているであろう鉄-炭素の混合物ですら この有様ですから、仮にそのような資料がどこかにあっても どこまで信頼できるものかはわかりません。
- 4500rpm
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>純度99.99%以上の銅を純銅 質問者さん自身が答えを書いています。 99.99%の銅なので「純銅」です。 ちなみに黄銅は亜鉛20%以上のものを呼ぶようです。 亜鉛が5~20%未満の物は丹銅(たんどう)と呼びます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%8A%85 JIS規格の黄銅は亜鉛30~40%のようです。
お礼
回答ありがとうございます 合金にする金属の割合によって同じ組み合わせでも違う呼び方をすることがあるんですね 貼っていただいたページとそこから飛べる丹銅のページを読んだところ、丹銅とは「亜鉛約4% - 12%程度の銅合金である。」ということでした 亜鉛がこれよりもさらに少ないものを指す場合には特殊な呼び方はせずに、「銅と亜鉛の合金で、銅が〇〇%亜鉛が〇〇%のもの」とえばよいのでしょうか
お礼
回答ありがとうございます 合金にする金属の組み合わせによって、どの程度の割合まで合金としての性質が残るかが変わってくるんですね やはり、どれだけ微小な不純物でも、別の金属が含まれていたらやはりそれは純粋な金属とは呼ばずに合金と呼ぶのでしょうか? また、合金ごとにどれくらいの割合からその合金としての性質が現れるのか、などをまとめたページなどはないものでしょうか? 立て続けの質問で申し訳ありません。