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「あはれ」と「もののあはれ」
「あはれ」と「もののあはれ」 「あはれ」と「もののあはれ」の違いとは なんでしょうか??;; また、「もののあはれ」について 詳しく説明してくれと言われたら どのように説明すればいいのでしょうか??;; すみません>< 返答よろしくお願いします!
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日本語の「もの」というのは、けっこうむずかしい概念だと思います。 近代の考えでの「物質」という意味とは少し違うようです。 「もの」とは独立して存在している「存在」であって、そういう「もの」の中にも魂があるというような考えがあるようです。 「あはれ」は単に擬音語のようです。何かを感じた時に口をついて出てくる「あゝ」「あれ」「あはれ」という言葉にならない言葉です。 自分の中ではない、実世界の事物から何かを感じて思わず口をついて声を洩らす。そういう存在が「もののあはれ」だと思います。 うちから起こってくる感動が単に自分の主観ではなくて外に在る事物から起こされている、であるなら自分の感情の動きではなくてそのものを描写することによって自分が感じたものを他の人も再現する事ができるのではないでしょうか。 あるいは人間の営みに対しても、人間の主観を超えた、世界の中での「存在」としての人間という見方をした時に「もののあはれ」は感じられるのではないでしょうか。 物と者が同じ「もの」という読みであるのは偶然ではないという説があります。
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- pensioner
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「あはれ」とは、外の対象に対する感情のような気がします。 「もののあはれ」とは、自分の心の動きに重点を置いて表現したときの言葉のような気がします。 「あ、われ」という気づきの表現だと、本居宣長が言っていたように記憶していますが。 女性に接して気づく男の心の動きのようです。
お礼
なるほど! 面白いですね! 詳しい説明ありがとうございました! 参考になりました!
お礼
詳しい説明ありがとうございました! 参考になりました!