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はじめてこのサービスを利用させていただきます。 いろいろご指導ください。 さっそくですがお尋ねしたいことがあります。 私は今、家庭教師をしているのですが、某国立大学の化学の過去問の中に、 蒸気圧降下に関する設問がありました。 この問いの鍵は、「塩化リチウムが不揮発性の溶質である」ことなのですが、 何を基準にしてその溶質が「揮発性」か「不揮発性」かを判断するのでしょうか。 その判断基準(大学レベルでも構いません)と、「高校生が判断できる」判別法を教えていただければ、大変助かります。 ※市販されている参考書や問題集、ネットでも調べましたが、 具体例がほとんど示されていませんでした。 よろしくお願いします。
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- htms42
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塩化リチウムがイオン結合性物質であることは分かりますか。 イオン結合の特徴は教科書の結合のところで出てきます。 分子性物質の分子間力に比べて圧倒的に強い結合です。 融点、沸点が高い、融点・沸点の差が大きい かたくてもろい、 水に溶けると伝導性を示す 固体状態では伝導性を示さない ・・・ こういうのが典型的な性質です。 分子性物質でも常温で固体にものがかなりあります。 でも融点と沸点の差が小さいです。融けたらすぐに気体になってしまいます。 水では融点と沸点の差が100度ありますが分子性物質の中では大きい方です。 融点・沸点が高くて、その差が大きい物質はイオン性物質であると考えていいでしょう。 塩化リチウム 融点 606℃、沸点 1382℃ 塩化ナトリウム 融点 800℃、沸点 1413℃ こういう物質が揮発性だと思いますか。 高等学校では成分元素の周期表の位置でイオン結合か、共有結合かの判断ができるという立場で教えているはずです。 食塩水を加熱して行って水がなくなったとき塩が残ります。 塩が揮発性なら残りません。 塩化リチウム水溶液を加熱して行って水がなくなれば塩化リチウムが残るでしょう。 ネットで調べるのであれば融点・沸点を見れば分かります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E5%8C%96%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0 doc sunday様 「常温で液体のイオン結合性物質がある」なんて例を示しての反論は書きこまないでくださいね。 お願いします。
いらっしゃいませ。たくさん質問して、回答者を楽しませて下さいね。^^ >「高校生が判断できる」判別法 そんなものありません。 F2、Cl2、Br2、I2の蒸気圧なんてどの大学教授も知りません。 イオン結晶になるものは「多分」常圧での蒸気圧は充分小さいだろうと勝手に決めてかかるだけです。^^;