平和国家とは何?
新聞で武器輸出がどうとかで、日本の平和国家の放棄とか書いていましたが、平和国家とは何でしょうかと疑問に思いましたので質問します。
主に、3点質問があります。
質問1
あなたにとって、平和国家の定義は何?
質問2
国際政治上の、平和国家の定義は何?
質問3
何故、武器輸出をすれば平和国家の放棄となるのか?
(質問3の説明)
日本は武器輸出を一部開始しただけで、平和国家の放棄という論調を一部の新聞で書かれる。
韓国が批判するのは理解できる。
彼らは、既に武器を輸出している。
韓国に限らず、既に武器輸出をしている国は、何かと理由をつけて、日本の武器輸出参入を阻止する思惑は理解できる。
しかし、日本のリベラル層が日本の武器輸出に対し「平和国家日本の懸念」と言う論調には理解できない。
ノーベル平和賞の国のスエーデンは、国民1人当たりの武器輸出量でイスラエルとロシアに次ぐ世界第3位である。
確かに、国際法で禁止されている武器の輸出や、輸出を許されている武器でもテロ支援国に輸出する事は平和を乱す行為と言えるだろう。
しかし、善良な国に輸出する分には、武器輸出が平和を乱すとはいえない。
その証拠に、日本は世界中から最新鋭の武器や兵器を輸入しているが、日本は善良な国のため、その武器によって平和が乱される事例は起きていない。その武器を日本がテロ組織に転売する事例も、その武器を悪用して日本国内でクーデターが起こった事例も一切ない。
スエーデンが武器輸出を批判される理由は、サウジアラビアやパキスタンなどに輸出しているためである。それ自体はテロ支援国ではないので問題ないと言える。しかし、一部のヨーロッパ人にとってその国はイスラム国という敵であり、人権問題を抱える国であるため、彼らにとって、「非善良的な国の輸出」に対しての批判であり、武器輸出そのものの批判ではない。
つまり、武器輸出は、どこにどの武器を輸出して良いか、または、させてはならないかが重要で、「武器輸出=平和国家の放棄」というロジックが理解できないので、説明して頂きたく思います。