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卒業論文についての質問です。

卒業論文についての質問です。 私は日記について論文を書きたいと考えていまして、 自分で質問紙を作っているのですが、 質問の内容から得られることと言えば、 大学生が日記を書いているか否か、どのようなもので書いているか、書いてる人と書いていない人の違いは何か、読み返すのか否かぐらいだと思うのですが、こんなんで論文が書けるのかと心配しています。 例えば、日記を書いている人は思い出を大切にしているということが、 質問紙に解答してもらうことによって分かったとします。 しかし、なんかそれって当たり前の結果ですよね。 だからなんですか?みたいな 大学の心理学の論文ってそんなもんなんでしょうか

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  • ciel_bleu
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回答No.4

>実態調査 十分に卒論になりますよ。世の中には数値評価など用いずとも研究として十分に価値のある論文が数多くあります。ただ、数量化しないで評価することの難しさは、あなたの理論に「客観性を持たせる」点にあります。そういう点で、数値評価を使うことは大変楽なのです。そして、「客観的評価が楽だから」という理由でそういう道を選択している研究が数多くあります。 しかし一方で、たとえば歴史学や、文学など(これらは一般的に「難しい」学問領域として有名ですが)は研究対象を数値的評価するのが難しいかと思われます。そういう場合には、これまでの研究がどういう方向で進められ、どのような結論が得られているのか、そういった、個人に蓄えられた「図書館並みの」膨大な知識が基礎となります。知識といっても教科書レベルの話ではなく、最近の新しい学説などについてもきちんと解釈していないといけません。 そう考えると、数値評価を使った研究がいかに「客観性を持たせる」という点で楽かということがわかってもらえるかと思います。一方で、あなたの今考えているアンケートで、数値評価は可能です。たとえば、クロス集計などを使って%ageが出てきますよね。それも十分に数値評価として利用できます。 もちろんこれに「尺度」も加われば、もっときちんとした客観的な評価が可能なのではありますが。 ただ今回の場合は、やはり卒論ですから、研究の価値よりも、大学4年間でどれだけ深くものを考え、それに向かって解決する能力を備えられたか、そういう点をアピールすることが重要だと思います。 そういう点で考えれば、アンケート作成の時の、設問ひとつひとつに関する論理的な「根拠」や、もちろん、得られた結果と自分の打ち立てた仮説がどのように一致してどのように違っていたか、そして、なぜそのように食い違った結果が得られたのか、という点について、文献や正しい知識に基づいて「客観的に」「整然と」説明できれば満点に近いのではないかと思います(但し、この辺のさじ加減は指導教授によって差が出ますので、ご承知置きください)。 考えてみれば、そろそろアンケートは作り終っていないと、「調査」、「集計」、「論文作成」であっというまに年が明けてしまいますね。 私ののんびりしたアドバイスは、半分程度にしてくださいね。あとは実行あるのみです。がんばってください。

pahonen
質問者

お礼

実態調査も卒論として成り立つのですね。 私は数学は苦手ですが、数値評価することは、 客観的に物事をとらえる大事な評価となるのですね。 それと、アンケート全体の流れだけではなく、 一つ一つの質問も注意深く見ていかなくてはなりませんね。 ちなみに質問紙はすでに作り終わっています。 しかし色々と気になることがあったので質問してみました。 今回聞いてみて良かったと思っています。

その他の回答 (3)

  • ciel_bleu
  • ベストアンサー率41% (66/160)
回答No.3

「目的を明確にする」という話ですが、研究として取り組む場合、大事なのは「仮説」です。 あなたは、今、重要な仮説を書きましたね。 「日記を書いている人は思い出を大切にしている」と。 まぁ、これを「仮説」として卒論を進めることにしてアドバイスします。 研究は、どうやってそれらを数量的に評価して関係を導き出すか、というところが重要です。 ひとつは、対象者が「日記を書いているかどうか」という評価。 これは、書いている、いない、という01の評価方法もありますが、もう少し掘り下げれば、今も継続して書いているか、もうやめてしまったのか、どのぐらい継続して書いているかなど、評価パラメーターをいくつか設定することができますね。 それから、「思い出を大切にしている」という評価。 これは、結構難しそうです。あなたの頭脳の使いどころだと思います。 どういう質問を設定し、それらをどう数量的に評価するか、アンケートの主軸になりそうです。ただ、質問設定が独りよがりになってはいけません。これが腕の見せ所といってもいいでしょう。本や文献を読んで、過去に対する思い入れのようなものをロジカルに表現できるパラメータを探します。そしていくつかのパラメータを用意して、「思い出を大切にしている度」をうま~く、評価します。 そこからはあとは簡単です。あなたの工夫次第ともいえます。 もしもあなたが数学や統計も好きならば、こういったアンケート結果から多変量解析などを使っていろいろな関係を導くことができます。近いのは主成分分析、クラスター解析などですかね。 いずれにしても、「『論理的な(←コレ大事)』仮説を設定する」というところからはじめてみると、少し滑りだせるかもしれません。

pahonen
質問者

補足

私のちょっとした疑問が仮説になっているのですね。確かに、思い出を大切にしていると一言で言い表したとしても、何を根拠としてそう言えるのかを判断することは難しそうですね。私の場合は、統計や数学が苦手なので、そういった思い出を大切にしている度(尺度?)などは一切使わずに、ほぼ全ての質問が二択になっているので、思い出のことに関しては詳しく調べられそうにないです。でも、とても参考になりました。 私の場合は、ある程度事前に、先行研究を読んだり、自分の予想で、このような結果が出るのではないかと仮説をたて、そして集計が終わるころには、ノートに書いている人は思い出を大切にしていて、SNSに書いている人はコミュニケーションを大事にしているなど、実態調査?のような感じになると思われます。これは卒論と言えるのでしょうか。

  • 19570217
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回答No.2

あなたが日記というものについて知りたいこと、 なぜ書くのか、とか、どうやって書くのか (日記帳なのか、PCなのか、ブログなのか) 個人的なひとりごとなのか、交換日記や公表したいものなのかなど。 アンケート(質問票)と言うのは、 たくさん質問すればそれだけ多くのデータが採れますので 結果の内容も濃いものになります。 でも、質問数が多いと嫌われてしまいます。 そこのところを考慮しながら、なるべく単純な、 チェックや選択式のものにし、ここだけは書いてほしいと いうところを書き込み式にするような形にしては どうでしょう。 まず、基本的なデータ、性別、年齢、家族構成、居住形態、 (対象は学生さんなのですね) 日記をつけた経験の有無などどうですか? そして、今現在、つけているかどうか。 つけているという回答者には、いつから、なぜ、 何を書くのか(その日の出来事なのか、その時々の気持なのかとか) 書くことによってどうなのかとか。 つけていないという回答者にも、何か質問を投げてみるといいと思いますが。 結果としては、たとえば20歳の女性、一人住まいのひとは ブログ、日記をつけている人が多いとか、 それに対し、男性の一人住まいは日記をつける暇はないらしいとか。 そこで、なぜ一人住まいの女性はブログや日記をつける人が 多いのかなど、あなたの考えとして導き出せれば いいのではないかと思います。 質問によって出される事柄はいろいろだと思います。 グラフなどにすれば一目瞭然でわかりやすい。 当然のようでそうでもないことも、出てきたりしますよ。 だからなんですか?でいいとも思いますが、 だから、こうなのではないかという仮説を立てることも できるでしょう。 自己満足ではないけれど、それに近いものがあるように思います。 参考資料込みで、100ページ以上の論文を書くわけでしょう。 大変とは思いますが、楽しみながら作成してください。 まず、日記とは何なのか、いつ頃からあるのか、 「更級日記」、「土佐日記」、「徒然草」など、少し、日記の基本も 検索されると、面白いかもしれません。 長くなってしまい、すみません。

pahonen
質問者

補足

「更級日記」、「土佐日記」、「徒然草」とかおもしろそうですね。 そういうところから探っていくのもありですね。

  • ciel_bleu
  • ベストアンサー率41% (66/160)
回答No.1

>大学の心理学の論文ってそんなもんなんでしょうか そんなもんじゃありません。学術的価値の高い論文もたくさんありますよ。 今では世界的に有名なストレス学説も、学説を導いたハンス・セリエの卒業論文なのですから。 しかしまぁ、卒論なら許されるレベルというのがあって(もちろん、実際に明示されている、というものではありません。あくまでも、「卒論ならこの程度で『仕方ないか』」という意味です)、そこを満たせば指導教授が満足するのなら、今のあなたの考え方でできないこともないだろうと思います。 ただ、この場合、あなたが釈然としていない点を分析すると、どうも「問題設定」に問題があるようですよ。 つまり、「日記について書きたい」といわれていますが、日記のどういう側面をどうとらえて、何を探り出したいかが明確になっていないのです。 たとえば、「交通事故について書きたい」と思っているゼミ生がいるとします。漠然とそう思っているだけだと、役所で白書でも手に入れて、去年の死亡事故○%、今年の死亡事故○%、重症○%、軽症○%、死亡事故が増加した原因は…文献によれば高齢者の増加ってとこかな、ハイ、一丁あがり。そんな感じで終わります。 まぁ、卒論ですし、先にも言いましたように、指導教授がそれで満足というなら(おそらく渋々受諾するという感じでしょうが)、それでもいいかもしれません。 しかし、もう少し問題意識を明確にして、「交通事故について書きたい。最終的には交通事故0%を目指した交通システムを開発(提案)したい」と考えるなら、単に死亡率や発生率だけではなく、事故の起きた場所や時間、あるいは車同士なのか、別の交通媒体との事故なのか、などなど、いろいろと分析することが『具体的に』増えてきます。 そもそも研究というのはそういうものです。解決したい問題が先にあってこそ、起承転結のはっきりしたストーリーが生まれてくるのですし、研究が研究として意味を持つのです。 まずは、なぜあなたが「日記について」興味を持ったのか、もう少し分析してみたらどうでしょう。それからアンケートを作る前に自分のテーマの「ゴール」について考えてみるといいかと思います。このままではアンケートを作るのにも大変そうな雰囲気ですから。 あぁ、それから ---- 例えば、日記を書いている人は思い出を大切にしているということが、 質問紙に解答してもらうことによって分かったとします。 しかし、なんかそれって当たり前の結果ですよね ---- そうですね、そうかも知れません。でもあなたのアンケートによって、「そうでもない」ことがわかったときに、研究の本当の意味が出てくるのです。そこからが、研究の本番です。 がんばってください。

pahonen
質問者

補足

そうですね。とてもレベルの高い卒業論文もありますよね。 私の場合はもっと明確な目的をもつことが大事ですね。 それと、当たり前の結果がでてくるかもしれないといいましたが、 もしかしたら思っていなかったような結果が出る可能性もありますね。 そうなったらおもしろいものが書けそうです。