★死刑を求める大衆の心理

質問

★死刑を求める大衆の心理

殺人事件などの被害者の遺族や友人などが犯人の死刑を求めるのは、純粋に「報復」のためであり、それは人間として極めて当たり前で正常な心理だと思います。

それに対し、被害者とは何の関係もない一般大衆が犯人の死刑を求めるのは、単にカタルシスを得る為ではないでしょうか。表面的には理論武装をして正当化したり、遺族に同情する善人のふりをしたりするのでしょうが、
結局のところ本音は、望みどおり死刑判決が出たときにスッキリとした気分を味わいたい、要するに自分の快楽の為に他人の死（死刑）を望んでいるのだと思います。これには何の罪悪感も感じないことでしょう。この殺人は合法的ですので。言い換えれば擬似的快楽殺人ともいえます。
量刑を責任もって決めるのはあくまで裁判官なのですから、無関係で無責任な立場の一般人は裁判の行方を静観するのが正常ではないでしょうか。

私は、こうした他人の不幸に便乗して、悪びれもせずに平然と快楽殺人を楽しむ大勢の人間に人間本来の邪悪さを感じますし、嫌悪感と不快感を憶えるのですが、

皆さんは、こうした大衆についてどう思われますか？

回答No.5

tappara · ベストアンサー

>単にカタルシスを得る為ではないでしょうか。

まったくないとは言い切れないですけどそれだけではないとおもいますよ。

単純に自分に振りかかったらって簡単な想像力を働かせれば、自分のときにどうなのかって考えれば、ましてや制度としての機能を果たしているわけですからそこに含まれている僕らは無関係とはいえないですしね。

仮に思いがけない判決になった場合、それは制度としてそう動いてしまうわけでその制度に従っている僕らにも適用されるわけですから、動向が気になるのはある意味当然かと・・・

近しい人が死んだ経験があれば身近な人が死ぬっていうことがどれだけ現実的にきついものかってことは理解できます。他人であれその痛みを慮ることはできます。そのうえで理不尽に命が奪われるということについて中立的な立場から被害者と加害者の公平を考えたときに自分を守るべき制度がどう働いているのかに関心を抱くそれは普通だと思いませんか？

まぁ、娯楽的な要素がないとは言い切れませんけどね。
ただ、人の不幸をちゃんと悲しめる人って結構いるもんですよ。（自己投影的なものであったとしてもですけどね）

マスコミに踊らされるだけで形成される世論としての大衆に恐ろしさはありますけど。

お礼

ありがとうございます

回答No.6

letasu9

「被害者とは何の関係もない一般大衆が犯人の死刑を求めるのは、
単にカタルシスを得る為ではないでしょうか」

いいえ。
罪に罰を組むのは正しい秩序でありそれによって殺人事件が減り
多くの人命が救われます。
あなたは最大のプラス面を見落としています。

そもそも、
あなたの理論は刑罰が死刑であるかないかを
区別していないので成り立ちません。

お礼

ありがとうございます

回答No.4

thorium90

極めて高い確率で、再犯するからです。
不幸なのは被害者です。

お礼

ありがとうございます

回答No.3

beingpeace

昔、ローマ市民は、観劇として、キリスト教徒とライオンを戦わせるのを、映画を見るかのように、コロッセウムで楽しんで見たそうです。

人が苦しみながら死んでいくのを見るのはサディスティックな快楽だ、という事実がこのことから浮かび上がります。

勿論、凡人は内心では誰もが、自分を善人と考えていますから、正義の名に懸けて、誰誰は死刑にすべきだと興奮して叫びますが、その心の奥底には、死刑囚が絞殺によって死んで行くのを想像する愉悦に浸っているのだと考えます。

お礼

ありがとうございます

回答No.2

hoychoi

私を含め、多くの人はそれほど深く考えて行動していません。

カタルシスを求めているといわれれば、当てはまると思います。
ただそれを一番の理由にできるかは調べないとわかりません。

人間の気持ち行動って、頭の中で選挙やって決まっているようなものです。
どの候補者（行動）に一票を入れるかは、時には熟考して、時には感情的に
投票してしまいます。メディアにも影響を受けます。

一ついえることは、大衆は「高速無料化」「消費税増税」などわかりやすい言葉に
躍らされることが多いってことです。目先の利益だけで深く考えてません。

なので「法律に則った快楽殺人」が支持の理由になろこともあるでしょうが
ほとんどは「厳罰で犯罪抑止」「被害者の感情」といったところに落ち着くのでしょうね。

私達人間の行動は単純で、下等な行動をとりますが、思考プロセスは
いろんな理由が混ざっていると思います。

結局、確かめるには選挙と一緒で新たな情報を与えて、結果を調べる必要があります。

死刑制度について嫌悪感と不快感を憶えるのは自由です、人間ってその程度です。
ただ、別の選択でご自身も同じような選択をしている可能性はありませんか？

私も含め、選択している本人は問題の本質に気づかないことが多いですよね。

お礼

ありがとうございます

回答No.1

E-DC2

こんばんは。

被害者とは何の関係もない一般大衆が犯人の死刑を求めるのは、単にカタルシスを得るためでしょうか？

だとすると、被害者とは何の関係もない窃盗や傷害に対しての刑罰にも同じことが言えるでしょうか？

私は、極刑は自らが求める平穏な社会を成り立たせるための市民の総意だと思っています。
大量殺人などの重大な犯罪を犯した者には、再犯の可能性から社会に出てきてほしくありません。
しかし、この国には終身刑というものが無いので極刑を選択せざるを得ないのではないでしょうか。
ただ、私個人としてはこの国の終身刑というものはコストがかかりすぎるので、また、終身刑が極刑より人道的に優れているとも思わないので冤罪の可能性がないなら極刑でいいと思っています。

お礼

ありがとうございます