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死刑廃止運動に向けて
私は、死刑制度廃止を強く訴えるものです、朝日新聞の声の欄に死刑反対を訴える文を何回か投稿し二度ほど掲載されました。 しかし依然として、死刑制度は存続し、執行が行なわれています、殺人を禁じている国家が国民の名のもとに殺人を犯すことが許されるのでしょうか、いやでも日本人である以上一億分の一はこのむごたらしい殺人に加担しているのです。 確かに家族や知人を殺されたら、犯人を殺してやりたいと思う気持ちは感情として分ります、しかしそれを国家が制度として、その犯人の生命を奪うことは決して許されるものではないと思います、裁判は社会の秩序維持のためであり、被害者の報復のためではないと思います、最近被害者の声に後押しされて、人気取りを目的にしたメデアがそれに乗り 「殺せ、殺せ」とあおりたてる様は人命軽視に拍車をかけているにすぎません。 もし死刑を宣告した裁判長が道で怪我や病気で苦しんでいる人を見かけたらどうするでしょう、必ず救急車を呼ぶなどの救済の処置をとるはずです、人の命を守り助けようとするのが人間なのです、道で苦しんでいる人も、死刑囚も同じ人間なのです。 ドストエフスキーはこう言っています。「人を殺したからといってその人を殺すのは、もとの罪に比べて比較にならないほど大きな刑罰です」。 死刑執行の場面がいかに残酷で残虐な地獄絵であろうことは容易に想像できます、普通の人なら到底凝視できるようなものではなく、即刻卒倒するようなむごたらしい体罰であることは間違いありません、あるメデアは八割の世論が死刑を支持しているといっています、もしそうなら死刑執行の場面をメデアに公開し、全国に放映した後再度問うてみたらどうでしょう。 死刑制度の撤廃を実現するためにこれからいかなる活動が効果的なのでしょうか?教えて下さい。
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亀井静香議員が会長を務める超党派の「死刑廃止を推進する議員連盟」が死刑廃止法案を成立させようと活動しているので、それを支援する活動をするのがよいのではないかと・・・ 以前、2003年にも死刑廃止法案提出の動きがあったそうで、その時は民主、公明、共産、社民が賛成しましたが、自民の反対で潰れたそうです。 一人でも多くの議員がこの連盟に参加するか、法案が提出された場合は賛成票を投じてもらうように働きかけるのがよいのではないかと・・・ とりあえず、ご自分の選挙区の議員さんが法案に賛成か反対かを確認し、もし法案反対の立場なら同じ選挙区の死刑反対の意見を持つ人をとりまとめて、議員に、働きかけを行ってはいかがでしょう。 また、最近の議員さんはたいていご自分のホームページを持っていて、「ご意見、お問い合わせ」などを受け付けている人もいますから、選挙区に関わらず、法案反対の議員さんに対し、ご自分の意見を述べてみてはいかがかと・・・ または、死刑反対運動を行っている団体に参加し、その上で団体運動として法案反対派の議員に働きかけを行ってはいかがでしょう・・・ イギリスでは1969年に議会で死刑廃止が決まりましたが、世論はその時死刑に賛成する人が85%だったそうです。 1995年に死刑制度復活法案が出されましたが、その時の世論は死刑復活に賛成が76%だったそうです。2002年は死刑賛成が53%だったそうです。 しかし、政府は「議会が世論をリードすべき」という意思を貫き、死刑を廃止しました。 フランスも同様で、1981年に死刑が廃止された時は、国民の62%が死刑制度に賛成だったそうです。10年以上たった1998年でも54%が賛成でした。ですが2006年には死刑反対派が52%になったそうです。 もう一つ例をあげるとカナダも最初は死刑賛成派が多かったそうです。カナダは1976年に死刑を廃止しますが、1987年に死刑復活法案が出されています。この時、国民の71%が死刑復活に賛成したそうです。この時 、カナダでは死刑について活発な論議がおこなわれ、以後、死刑反対派が増え1995年には死刑反対派が69%になったそうです。 この三カ国のように、国民の総意で死刑廃止が決まったのではなく、まず議会が死刑を廃止し、後に民意がかなりの年月の後についてきたという例もあります。 「死刑を廃止する議員連盟」の活動がうまくいけば、日本の場合もこのようになるかもしれません。
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- mio0418
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「殺される!」という実経験はありますか? 私はあります。 もしないのなら、そんな机上の空論は、一度生命の危機に陥ってから言って下さい。全く説得力無いですし、馬鹿げています。 私は日本の刑法を変え、全ての罪状をもっと重くし、死刑対象罪状も増やし、死刑確定者はどんどん執行していって欲しいと思います。 人間の皮を被ったゴキブリ以下の更生ができない人間は、死刑か終身刑しかないでしょう。一般社会に出すのは非常に危険ですから。 そして刑務所が血税で運営されている以上、更生できない人間は、早く死刑を執行したほうが世の中の為です。
- nn4n
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意見表明的要素はありますが、一応どんな活動が良いかと聞いているので答えてあげるのが大人のマナーだともいますが なにも犯罪をするわけでもなく変な宗教でもなく詐欺にひっかかるわけでもないので答えてあげればいいのにね。出来ないと反対意見のみならそれこそ意見表明の塊ですね。 質問者さんが一人で死刑撤廃を行うつもりでなければ 実社会なら他のかたの言われた団体にアプローチするのも手ですね。 とりあえずならネットでブロク(サイト)でもはじめたらいかがでしょうか?無料でだれでも気楽に始められます。 よくネット上で言われる 日本は無期懲役しかなくそれも十数年で出てくるというのはちょっと現実から離れていることとか、死刑囚をずっと生かすと金がかかるというのも今刑務所に8万人ほどいて年数人の増加は耐えられない費用かどうか費用を減らすにが目的なら犯罪全般に対策しないと効果がないとか、冤罪を死刑にすることに対してのリスク回避費用と考えれば安いかもしれません。 個人で出来ることは小さいですがやらなければ始まりません。また気持ちだけではだめで冷静に分析して調べることがなければ実現できません。 できたら公式リンクを調べ数字を出すのかいいでしょう。 また、ここのカテゴリーは繁華街とおなじでいろんな人が歩いている多少危険な所です。変な客引きに声を掛けられても無視することも知恵として必要でしょう。
こんばんわ 僕も、死刑制度や裁判員制度に興味があっていろいろ勉強している最中なんですが、人それぞれの考え方があると思います。 因に僕は死刑に付いては被害者の方々の気持ちがわかるだけに犯人が憎い気持ちと報復のための死刑には疑問があるので答えが出せないでいます。 すみません、回答になっていなくて。
tamohtさんのお考えに?を付けたい部分が有りますので回答の一種と思って読んでください。 まず >殺人を禁じている国家が国民の名のもとに殺人を犯すことが許されるのでしょうか。 ・国を維持するのに最も大切なものそれは秩序です。その一環として法律で死刑制度が決められているのだと考えます。死刑執行は法律にのっとりきちんと手続きを経て行われます。 これに対して個人が殺人を行うのは法律違反は勿論これを許しておけば社会は阿鼻叫喚、秩序も何も有ったものではありません、文明の崩壊です。混同しないでください。 >いやでも日本人である以上一億分の一はこのむごたらしい殺人に加担しているのです。 ・そんな理屈が通るなら国税局は強盗追い剥ぎのかしらで国民は強盗の手先という事になりませんか。犯罪者を拘束するのだって国民の自由を奪うことになるのだから決して許されないと。凶悪犯を逮捕するのはよろしくないと福島瑞穂が言っていましたがそれと同じことです。正気の沙汰では有りませんよ。 >裁判は社会の秩序維持のためであり、被害者の報復のためではないと思います ・秩序維持はそのとおりですが被害者の応報感情を無視できますか、していいのですか。それは余りにも被害者が気の毒だと思いませんか。 自分では復讐出来ない、国家もしてくれない、なら殺し屋でも雇って復讐するか。被害者に犯罪を起こさせるような制度は問題が有ると思いませんか。 >死刑を宣告した裁判長が道で怪我や病気で苦しんでいる人を見かけたらどうするでしょう、必ず救急車を呼ぶなどの救済の処置をとるはずです、人の命を守り助けようとするのが人間なのです、道で苦しんでいる人も、死刑囚も同じ人間なのです。 ・これの比較は何の意味もありません、言いたい事がわかりません。 >ドストエフスキーはこう言っています。「人を殺したからといってその人を殺すのは、もとの罪に比べて比較にならないほど大きな刑罰です」。 ・そのとおりです、ですから復讐を個人から国家が奪い取って法律に従って国が行うのです。個人が感情に任せて行う殺人と死刑制度を混同するのは国税局と強盗追い剥ぎを同一視するのと同じで全く意味がありません。 >もしそうなら死刑執行の場面をメデアに公開し、全国に放映した後再度問うてみたらどうでしょう。 ・その理屈が通るなら肉を食べるのだから家畜の解体現場をレストランで放映したらどうでしょうか。それは単なる感情論でしかなく冷静に判断する妨げになりませんか。また一時死刑反対者が増えるでしょうけれどいずれ元に戻ると思いますが。 ?死刑制度の撤廃を実現するためにこれからいかなる活動が効果的なのでしょうか?教えて下さい。 ・誤解を恐れずにいえば冤罪で死刑を執行することです。考えただけでもおぞましい事ですがこれを行えば空気はガラッと変わるでしょうね。 それ以外でどんなに声高に叫んでも社会にそれを受け入れる下地が無ければ効果は微々たるものだとおもいます。
- sicco
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死刑廃止だって? そうか。 僕の未来に希望が見えてきたぞ。 飯が食えなくなって、ずっと刑務所で暮らしたいと思ったら、100人も殺せば無期懲役になれるかな。
- hyakkinman
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NO4です。 お礼、ありがとうございました。 「極悪犯罪を無くすために、刑を重くする。」という短絡的な発想は、私も反対ですし、無くなるとは思えません。 しかし、「有期刑」にしたところで、なにも改善されないとも思います。 もっともっと、根本的な「人間教育」の間違いから、正していくべきなのではないかと考えるしだいです。 「死刑」についてだけではなく、すべての「生き物に関わる事柄」を総合的に、国民全員が考えなければならないのではないでしょうか。 日本を、地球を、自らの手で破壊しないためにも。
- yama1998
- ベストアンサー率41% (1168/2843)
このような質問をたびたび見ますが、質問者の言われることは確かにわかるし、なくなれば「理想」でしょう。 でも「現実的」に廃止するわけにはいかないのですよ。 死刑の次に重い刑は無期懲役ですが、模範囚であれば10数年でシャバに出てこれてしまいます。そうなると凶悪な犯罪がもしかして増えるかもしれません。日本には外国のように禁固50年や100年といういわゆる終止刑がないのです。 では司法制度を変えて終身刑を創設すればいいかというと簡単にそういうわけにもいかないです。死刑をなくすと当然生かしておかなくてはならず、今でも刑務所がほぼ一杯なのにますます増えて刑務所を増設したりしなくてはならなくなるわけです(日本の現在の刑務所には死刑確定しながら執行されていない人が100人程度います。これを超えるたびに執行、という感じでこれ以上は増やしたくないようです)。 当然増設する費用も増え、看守も増やさなくてはならない、囚人に生かしておくのに食事なども与えなくてはならない、要はお金が異常にかかるわけです。日本は借金が世界一とも言われている国です。もし死刑をなくしたらこれらの費用は我々の税金から捻出されることになります。当然我々の税金負担がますます増えます。これが死刑になってもおかしくない犯罪者のためだと言ったら特に低所得者層は納得するでしょうか?アメリカは刑務所が一杯で強盗程度では1日拘留される程度で釈放されるから犯罪が多いわけです。 死刑廃止を訴えるのは決して悪いことではありませんが、単に一方的に訴えるだけでなく、廃止するためにどういう問題をクリアしなくてはならないかも一緒に考えてほしいし提案してほしいぐらいです。もちろん、死刑になるほどの凶悪な犯罪を減らすことも考えないといけませんね。
- debumori
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>死刑制度の撤廃を実現するためにこれからいかなる活動が効果的なのでしょうか? ないと思いますよ。 >いやでも日本人である以上一億分の一はこのむごたらしい殺人に加担しているのです。 「凶悪犯の死刑を執行する=殺人に加担している」という公式になるのなら 私は喜んで殺人に加担しましょう。 私は殺人に加担していると言われても全くイヤじゃありません。 凶悪犯を死刑台に送れるのであるのなら。 >生命を奪うことは決して許されるものではないと思います、 許されるものではない?一体誰に?? 死刑賛成者は別にあなたに許してもらおうなんてこれっぽっちも思ってないし、 誰かに許して貰おうとも思ってないでしょう。 >道で苦しんでいる人も、死刑囚も同じ人間なのです。 あなたにとっては同じでも、多くの人は同じと考えてないですよ。 私は道で苦しんでいる人は助けますが、死刑は大賛成です。 >ドストエフスキーはこう言っています。 それが??って感じですね。 100年以上前に死んだ人の言葉を出されてもね。 その時と状況は全く違うし。 >あるメデアは八割の世論が死刑を支持しているといっています、 >もしそうなら死刑執行の場面をメデアに公開し、全国に放映した後再度問うてみたらどうでしょう。 8割の人が死刑を支持していることと、死刑の場面を公開することと何が関係あるのでしょう? いろいろと「あげあし取り」な意見を書きましたが、 たぶん私みたいな考えの人多いと思いますよ。 私から見てあなたの考えはかなりこじつけというか説得力がありません。 この程度の説得力じゃあ世の中の死刑賛成者の考えを変えることはできないでしょうね。 ただ私があなたの立場なら、日本で活動せずアメリカで活動するかな? 死刑制度撤廃の方向に進んでいるアメリカで日本の実態をアピールしたら 「死刑を賛成する人が多い日本は野蛮な国だ!」と声高らかに日本を非難してくれる団体が現れそう・・・。 捕鯨反対の団体のように。 日本政府はアメリカに逆らうことができません。 アメリカにギャーギャー言われて結局死刑制度が撤廃されてしまうような・・・。 日本の新聞に投稿するより、アメリカのメディアに訴えた方が効果あるかもしれませんよ?
- googahaku
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質問者は「死刑という殺人のむごたらしさ=断じて許されない」とまくし立てておられるが、何の罪もない他人に、もっとむごたらしいやり方で、殺した殺人犯の罪はどう償なせたらよいのでしょうか。 「因果応報」、「罪と罰」をバランスさせるには矢張り死刑をおいてはないはずです。 「死刑の執行を公開せよ」と言うのなら 「殺人の実際」も公開され名場ならない。どちらがむごたらしいのか。 残念ながら、殺人の実際を再現するkとは出来ないので、「猿」でも使って犯人にテレビ上で模擬的に再現されてみたら。 質問者(死刑廃止論者全般?)の言い分は一方的で、論理が成り立っていない。
世界の世論に押されて、わが国も一応死刑判決するも、執行は保留してますが、法律を抜本的に変えることが困難な政治システム日本なので、そのうち100%執行保留=完全無期懲役になるのは時間の問題でしょう 死刑廃止の理由は昔行われていたムチたたきなど身体に直接強いダメージをあたえるのは残酷であり、その延長線上に死刑もあるので廃止するべきというのがどうも本筋かとおもいます 一方で亡くなった被害者(もちろん権利などありませんが)の無念さは他の罪と比べ物にならないほど重く、強いものに違いありません 人を殺すのなら自分も死ぬ覚悟をしろ!何?自分は死にたくないのか? という問いかけも充分あるかなと思います
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。 大変参考になりました、と同時に死刑反対論者として安堵する内容にほっとしております。