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計測器の正確さを担保するものは?
計測器の正確さを担保するものは? 秤については、計量法という法律があって、秤を検査してその正しさを証明する制度があります。(商取引に関わるような秤が対象のようです) しかし、秤以外にも私たちのまわりにはさまざまな計測器があります。たとえば、温度計とか体温計とか照度計とか糖度計とか・・・。 こういったさまざまな計測器がどれだけ正確かを担保する仕組みや制度はあるのでしょうか? それというのも、身近なところでいうと、100円ショップの文具コーナーで、いかにも怪しそうなスケールの物差しが平気で売られていたり、デジタルの体温計なんかもメーカーによって示す数値が全然ちがっていたという経験があります。 またスーパーなどでは、「糖度○度」の甘いメロンなどといって売られていますが、これもいい加減な数値ではないかと思うことがあります。 何も規制する法律や仕組みがないとすると、メーカーがいい加減な製品をつくって流通させる可能性があるのではないでしょうか。 あるいはJIS規格か何かで計測器の製法なども定められているのでしょうか。 詳しい方どうぞ教えてください。
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- nazunazu
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すでにJISマークの付与などが他の回答者さんから出ていますが、それだけでは解決できない問題もあります。 たとえばメーカが物差しをきっちりと作って出荷したとしても、お店や買った人の管理がいい加減なために狂いが生じてしまった可能性もあります。この場合はそれを校正してもらうとかメーカなどに調整してもらうという方法もあります。 それと、いくら計測器が正確であっても、測定者の技術が低いと測定値と実際の値とがずれたり測るたびに結果が大きく異なることがあります。がんばって正しい測定法を身につけるとか10回測って平均値をとるとかの努力や経験が必要です。 最近は上記をひっくるめた「不確かさ」という指針もありますが、これはある程度専門的な測定でないと話題に上らないと思います。
- elpkc
- ベストアンサー率53% (626/1160)
取引証明に使用するもので、計量法で縛りを受けるのは、秤だけです。 その他のものは、御例示のように糖度を示しているものは、 取引証明となるものですから、秤ではないですが、正確に測定できるもので測定し、 表示しないと公取による違反となりそうですね。 うそ偽りを表示しているわけですから。 従って、それら使用するものは、先に回答のあるように トレーサビリティの出来るもので、公定機関等で校正を受けたもので 測定するべきです。 但し、体温計は医療用具なので、誤差は±0.1℃以内でないと、出荷できないですね。 また、製造承認を受けたものでないと製造も出来ないです。 誤差が大きいと大変なことになるからです。
- hitokotonusi
- ベストアンサー率52% (571/1086)
トレーサビリティというものがありまして、これは、ここのユーザーの測定器の精度が国家標準までたどりつくことができる事を保証するものです。 トレーサビリティ-計量標準総合センター http://www.nmij.jp/library/traceability/ このページの「国家標準の整備」を開いてもらうと、無数の国家標準があることがわかります。 トレーサビリティを担保する国内の制度として、校正事業者認定制度(JCSS)があります。 JCSSの概要 http://www.iajapan.nite.go.jp/jcss/outline/index.html
- Willyt
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JISというのを見聞きされたことがあると思います。日本工業規格と言って、あらゆる工業製品でその基準が定められており、国際的にはISOというのもあります。この中に計測器に関する規格もあり、たとえば定規の場合はJISB7514 1977 という規格があります。これに合致する定規にはJISマークがついています。 ですから定規を購入するときにはこのマークがついていれば安心してそれを選ぶことができますよ。