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各国歴史の戦術について
各国歴史の戦術について 過去のどこの国でもかまいませんが すごいなぁと思った 戦術 戦法 奇策 計略 政策 行動などはありませんか あと~の計というものが歴史上 結構あると思いますが知っているだけ教えてください どちらかの質問だけ答えていただいてもかまいません お願いします
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- xiansui
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~の計という事なので、古代中国の計略に限定しますね。 囲魏救趙の計(いぎちゅうちょうのけい) 大軍に囲まれた趙軍を救援するより、手薄な魏の本国を攻撃し戦力の分断と動揺を誘う。 借刀殺人の計(しゃくとうさつじんのけい) 敵軍の一将を煽動し同士討ちをさせる。(二虎競食も同系列の計) 声東撃西の計(せいとうげきせいのけい) 東に行くと見せかけて西を攻撃する計略(敵が東の防御を固める為軍を移動させた所を見計らって手薄となった西を攻撃する。) 李代桃僵の計(りだいとうきょうのけい) 小さなスモモを捨てて大きな桃を取る計略。(敵の大軍に小軍、敵の中軍には大軍、敵の小軍には中軍を当て、二勝一敗を狙う。) 増兵減竈の計(ぞうへいげんそうのけい) 兵士数が推量出来る竈(かま)の数を減らしながら退却し兵力が減っていると錯覚させる計略。深追いしてきた敵軍を大軍で迎撃する。 背水の陣 (はいすいのじん) 有名なので説明は割愛します。 遠交近攻の計(えんこうきんこうのけい) 遠方の他国と同盟し共通の隣国を共同して攻撃する計略。遠方の攻撃は苦労が多いので、無理せず勢力を拡大し、最終的に滅ぼせばよいという戦略。 調虎離山の計(ちょうこりざんのけい) 虎は山中にいるから怖いので殺そうと思ったら山から追い出せという計略。 地の利のある敵(城内)をオトリ兵で誘い出し、その隙に手薄になった城を攻撃する。 欲擒姑縦の計(よくきんこしょうのけい) 擒(とりこ)にしようと思ったら、しばらくはなっておこうという計略。 城内にいる敵を四方から攻めず、わざと一方だけ開けておいて敵の必死の反撃を未然に防ぐ。 金?脱穀の計(きんせんだっこくのけい) ?(せみ)の抜け殻のように形だけとどまらせておいて中身は別の場所に移動するという計。その場所に兵がいる様に見せかけて敵が思案している内に次の行動に移る。 抛磚引玉の計(ほうせんいんぎょくのけい) エビで鯛を釣る計。わざと敵の前に少数の兵を出し、小さな勝利を与えて油断させ、その隙に攻撃して本物の勝利を得る。 樹上開花の計(じゅじょうかいかのけい) 樹木は上へ行くほど広がりを見せその部分だけ見ると大きいが、幹は細い。要するに、こちらが兵力劣勢なら、逆に大兵力に見せかける工夫をして威圧して時間を稼ぐ計。 釜底抽薪の計(ふていちゅうしんのけい) 釜底の火を弱める為にはその原因である薪を抜けばよい。つまり、敵の勢いを弱める為に敵の大切なもの(兵糧等)を奪うか攻撃する。 連環の計 (れんかんのけい) 敵同士を牽制させ動きを取れなくさせる計。(敵に使者を出し偽情報を与えて疑心暗鬼に陥らせる等)三国志で有名な計略。 空城の計 (くうじょうのけい) 敵の大軍が少数の兵しかいない味方の城に侵攻してきた時、わざと城門を開け放ち、余裕の構えを見せつける。敵は秘策があると考え退却してしまう。 苦肉の計 (くにくのけい) 常識では味方を害するものはいない。そこで、わざと自らを傷つけ敵に接近して信用させ、不意を衝いて襲う計略。三国志で有名な計略 十面埋伏の計(じゅうめんまいふくのけい) 十陣の伏兵を潜ませるゲリラ的な計。敵の不意を衝く事が十回あるので、さんざんに悩み混乱に陥れる。 走為上 (そういじょう) 俗に言う「三十六計逃げるに如かず」勝ち目のない戦いや勝っても損害の多い場合は、戦闘を避け兵力を温存させる方が得策。
お礼
すごいですね ありがとうございます