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身内を癌で亡くされた方はいらっしゃいますか?
身内を癌で亡くされた方はいらっしゃいますか? 私は両祖父母と父を癌でなくしている為、現在 がん保険を検討中です。内容は東京海上が一番よさそうですが、 以前 交通事故に遭った時に相手方の保険会社が東京海上だったので、東京海上がどんな会社か良くわかっているので、絶対 東京海上だけは入りません。話を本題に戻しますと、父親は肝臓癌で入院していたのですが、死亡時の診断書は多臓器不全という事で癌保険の死亡保険金は出ませんでした。進行性の早い手のつけれない様な癌は、 死亡診断書の死因は癌になるでしょうが、実際 癌になると手術で癌を摘出、検査、転移、再入院、抗がん剤により、免疫力低下、結果 心臓や肺などの内臓に疾患が出て死亡となります。保険会社は、どのような基準で癌で死亡と認めるのでしょうか? まあ私は独身なので死んだ後に保険金が出る必要はありませんが、前から疑問だった ので書いてみました。あと各保険会社の内容で不思議なのは、初期の癌の発見に対しての保障が低い事です。癌に かかっても助かる為には早期発見と適切な治療です。この早期治療に対する保障内容が全社低いです。 身内を癌で亡くされた経験者の方は どこの保険会社に入っているのでしょうか? 会社名と もし宜しかったら その会社を選んだ理由等を教えていただけないでしょうか? ちなみに私は44歳の独身の会社員です。
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- rokutaro36
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生命保険専門のFPです。 (Q)保険会社は、どのような基準で癌で死亡と認めるのでしょうか? (A)死亡診断書の内容で判断されます。 死亡診断書の書式は、法律で決まっています。 (ア)直接死因 (イ)(ア)の原因 (ウ)(イ)の原因 (エ)(ウ)の原因 となっています。 この何処かに「癌」と書いてあるかどうかが、癌が死因かどうかの 分かれ目です。 例えば、癌の治療中に多臓器不全で死亡した場合、 多臓器不全を引き起こした原因ががんなのか、 それとも、感染症など別の原因なのか、 ということが重要です。 「人は癌では死なない」という有名な言葉があります。 直接死因に「癌」とかかれることは、ないと思って良いです。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/dl/manual.pdf (Q)初期の癌の発見に対しての保障が低い事です (A)区別をしていない会社も少なくありません。 では、初期の癌とは、一体、どのような癌なのか…… 保険会社は、ICD10という医学の国際基準を使用しています。 先の死亡診断書でも、ICD10の病名を書くように指導されています。 厚生省の基準もICD10に準拠しています。 ICD10では、上皮内新生物と悪性新生物を明確に区別しています。 どこが違うのか…… 上皮内新生物は、がん細胞はあるが、浸潤していない、 転移の可能性がない、という状態です。 例えば、大腸の粘膜内癌が上皮内新生物で、内視鏡で粘膜を切り取れば それで完治です。 日帰り手術か1泊2日の手術です。 つまり、10万円もあれば、治療費を賄えます。 悪性新生物と同等の給付金を受け取ることができれば、それにこしたことは ありませんが、低いから不当とも言えません。 他に、上皮内新生物として有名なのは、子宮頸がんゼロ期です。 一方、多くの方が「早期発見」と言っているのは、大腸がんでは、 粘膜から筋層へ僅かに浸潤している状態や、ステージIと言われている 状態です。 ステージIでの治癒率は高く、90%以上助かる癌も多くあります。 しかし、多くの場合、上皮内新生物のように切って終わり、 というわけにはいかず、再発予防・転移予防の為に、 放射線治療・抗がん剤治療の併用が行われます。 医学的には、このI期が早期癌に該当します。 しかし、医師が患者に説明するとき、がん細胞はあるけれど、がんではない という説明をするには、かなり専門的なことを説明しなければなりません。 そのようなことを理解できる患者ばかりではないので、 「極めて早期のがんですよ。切除すれば完治します」 というような簡単な説明が行われます。 「上皮内がん」という言葉も使われます。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
専門的な回答をありがとうございます。死亡診断書の件は医師の知識が足りなかったか、ミスなのか癌の文字はありませんでした。保険会社からは癌の死亡保険金はおりませんでしたが、何故か、お見舞金として100万円程いただきました。これから もう少し勉強して保険会社を検討してみます。ありがとうございました。