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オオクワガタを産卵させているのですがコバエシートを使用しているにもかか
オオクワガタを産卵させているのですがコバエシートを使用しているにもかかわらずコバエがたくさん入ってきています。この場合、マット等を取り替えて新しくしたほうがよいのでしょうか? 産卵木は穴が空いており雌が産卵してる感じはあります。 それともコバエがいてもそのままにしておいて動かさないほうが良いのでしょうか? ちなみに交配させたメスをケースに入れて二週間位経っており、それまでは餌だけチェックしてそのままにしておいたのですが先日マットが乾いていたため湿らせようとフタを開けたらコバエがたくさんいました。 よろしくご教授願います。
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>コバエがたくさん入ってきています。この場合、マット等を取り替えて新しくしたほうがよいのでしょうか? マットや産卵木は一切触ってはいけません(とんでもないことです) オオクワガタは産卵木にしか卵を産みませんので、マットに何が居ても関係がありません。 コバエは入ってきたのではなく、ケースの中で累代繁殖しているのです。 産卵木を埋める作業をしているときなどに、メスのコバエが1匹紛れ込んでマットに卵を産みつけたのです。そして、ケースの中で代々繁殖を繰り返しているのです。 >それともコバエがいてもそのままにしておいて動かさないほうが良いのでしょうか? コバエは無視しても良いのですが、ケースを触ってしまったのなら、同じことなので下記に注意してコバエ対策を講じても良いです。 1. コバエの居るケースのフタを開けるときは必ず屋外に出て開けること。 フタを取ったら、コバエの成虫をすべてケースから追い払います。内面についているのは指でツブします。マットの上を這っているものは指でつまんで殺します。 室内で開けると飛び立ったコバエが室内に潜み、今後、虫の世話をするたびに、プ~ンと飛んできてケースに入りマットに卵を産み付けます。 2. ケース内のコバエを捕獲するための商品が出ていますので、それをケースの中にセットします。 商品名は、「ハエとり キラーボックス」(マルカン)少し高いですが、「昆虫飼育用コバエとり」(アース・バイオケミカル)のほうが誘引効果は高いです。どちらもホームセンターの昆虫コーナーに売っています。 3. 一度上記の作業をしたら、その後はケースは一切触らないこと。再びコバエが増えていても無視します。 コバエをやっつけることばかり一生懸命になって、ケースを動かしたり開いたりすると産卵が止まります。 >それまでは餌だけチェックしてそのままにしておいたのですが先日マットが乾いていたため湿らせようとフタを開けたらコバエがたくさんいました。 産卵にかかったメスは、1ロットの産卵を終えるまではエサを食べないので、エサを1ヶ転がしたらチェックする必要はありません。 産卵セットにメスを投入して1ヶ月経ったころに、メスがエサを食べに上がってくるので、そこでメスを捕まえて、産卵セットから出します。タイミングよくメスを捕まえるためにゼリーを置いているだけで、ゼリーは「エサ」ではありません。 また、毎日のようにエサを食べに上がってくる場合は、そのメスは産卵する気はありません。1ヶ月間、ゼリーが手付かずの状態で正解です。 そのようなメスの状態を推し量るために1ヶのゼリーを転がしているだけですので勘違いをしないようにしてください。食べさすためではありません。 なお、産卵セット投入後1ヶ月を経て取り出したメスはオスと同居させてはいけません。別のケースに入れて高タンパクの高級ゼリーを与えて体力の回復をはかります。 10日ほど経てば、再び新たな産卵セットに投入して卵を産ますことも可能です。 その際、オスと交尾させる必要はありません。一度交尾させたメスは1年以上精子を温存しています。 また、マットが乾いていたためと書いていますが、産卵セットのケースのフタと本体の間は新聞紙やビニールを挟んで、マットが乾燥しないようにします。 中からメスが穴を開けられないように、ケースのフタの上からビニールをかぶせて、輪ゴムをつないだゴムひもで固定してもよい。ケースごとゴミ袋に入れて空気をよく追い出してから口を閉じてもよい。 コバエシートはマットの乾燥を防止する効果がありません。とにかくビニール(コンビニ袋やゴミ袋でも可)がベストです。穴を空けてはいけません。コバエが入ります。 このようにして乾燥しないようにしないと、キリ吹きのためケースを動かしたりフタを開けたりすることになり、結局メスは警戒して産卵をやめます。 産卵セットにメスを入れたら、1ヶ月間は暗いところに置いて一切触らないというのが常識です。ガサガサゴソゴソとケースを触られたら、メスは安心して卵を産めないと知るべきです。お産をしている最中の女性のベッドを激しく揺さぶっているようなものです。 産卵中のメスの身になればたまったものではありません。 またビニールでフタをすると呼吸ができないと心配されるかもしれませんが、昆虫はほとんど酸素を消費しないので心配はありません。 昆虫飼育のコツは、「飼育していることを忘れること」に尽きます。 直射日光をケースに浴びせたり、乾燥させたり、エサを切らすというのは論外ですが、やるべきことをキチンとしたなら、あとは我慢・忍耐が良い結果を生みます。 メスを取り出した産卵セットは再びビニールでフタをして3~4週間放置して産卵木を取り出しますが、このときも屋外で取り出すほうが良いです。
お礼
今回も的確なご回答ありがとうございます 私の見解とだいぶ違うところがあり大変参考になりました 我慢しながら一ヶ月見守って行きたいと思います