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ペダンティズムと学歴コンプレックスの因果関係について
ペダンティズムと学歴コンプレックスの因果関係について 心理学の質問とは程遠いと思いまが、ペダンティズムと学歴コンプレックスの因果関係についてどう思われますか。 確か坂口安吾が何か言及していました。
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直感的に、と言うか経験則として 子供のころから頭が良いと優秀だと言われ続けていたひとが思ったような進学ができなかったりするとペダンチズムに陥りがち、という気がします。 家庭の事情で大学に行けなかったエンジニアとか東大に行くつもりが早稲田の政経にとどまってしまったとか、どんなレベルにせよ学歴についての自己実現がかなわなかった場合です。 専門分野だけでなく色々なことに知識を持っているのはまことに結構なことなんですが、あらゆる場面でそれをひけらかされるとちょっと辟易しますね。 安吾が言っていたことは知りませんが、呉智英が似たようなことを言っていました。 美大生に心霊体験者が多い理由についてですが 子供のころから絵画などの特殊な能力を褒めそやされてきてのに、美大に進学してみたらその中では自分はまるで平凡な才能の持ち主であることに気づかされてしまう。 すると、自分の特殊性を保とうとして心霊体験を語るようになる。 というような内容です。 衒学はアイデンティティと現実の自分(あるいは外部からの評価)のズレを埋めるためのパッキンなのかもしれません。
お礼
>衒学はアイデンティティと現実の自分(あるいは外部からの評価)のズレを埋めるためのパッキンなのかもしれません。 ご回答を読みながらなるほどなあと思いました。 現実の社会では低評価しか与えてもらえず、こういったQ&Aコミュニティーで慰めているということですか。 そういった方が結構多いですね。