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ホメオパシーで「インナーチャイルド」は癒されるか。
ホメオパシーで「インナーチャイルド」は癒されるか。 由井寅子さんの本を読みました。 インナーチャイルドについて書かれたものです。 由井さんはホメオパスですが インナーチャイルドが、レメディで癒されると言います。 本当に癒されるのでしょうか? レメディといっても、花の波動を転写したもの(フラワーエッセンス)や、 犬のお乳やその他の物質をごく薄く薄めたものを砂糖玉にしみこませたりしたもののようです。 本当に効くのであれば、試してみたいと思うのですが・・・ 体験談等お待ちしています。
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こんにちは(^^ ホメオパシーは科学的根拠がない、言わばプラセボです。 メンタルの問題がプラセボで治療できるかと言われれば、「そういうこともある」が真っ当な回答だと思われます。 正当な医薬品の治験でも、プラセボを投与された人でも回復する例もありますから。 ただ、ホメオパシーなどの代替医療は、全般的に高価です。 プラセボ効果とその価格が釣り合っているか、よく考えることをお勧めします。
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- sukusakusu
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>例えば、ホメオパシーのレメディを与えて >さらに、ビタミンKを与えたとしましょう。 >その場合に、女児は死亡しない。 その通りです。ホメオパシーレメディーを与えて、なおかつK2シロップを投与いれば赤ちゃんは死ななくてすんだのでしょう。 ホメオパシーレメディー自体には害はありません。レメディーは主作用も副作用もないただの砂糖玉なのですから。 しかし、ホメオパシーの誤った考えや思想がK2シロップを忌避させたのです。 毎日新聞の記事から引用 --引用-- 厚生労働省の研究班は新生児の血液を固まりやすくするためビタミンKの投与を促しているが、助産師は代わりに、自然療法を提唱する民間団体の砂糖製錠剤を与えていた。 中略 民間団体によると、錠剤は、植物や鉱物などを希釈などした液体を砂糖の玉にしみこませたもの。訴状によると、助産師は母子手帳にビタミンK2のシロップを投与したと記載していたが、実際には錠剤を3回与えていたという。助産師は毎日新聞の取材に「錠剤には、ビタミンKと同じ効用があると思っていた」と話している。 --引用おわり-- 件の助産師は「錠剤には、ビタミンKと同じ効用があると思っていた」と答えたそうです。このデタラメな考えを吹聴したのはホメオパシー団体でしょう。 おそらく、ハーネマンの時代にはビタミンKはなかったので、ハーネマンはレメディーがビタミンKの代わりになるとは主張していないのでしょうから、その意味ではこの事件は本来のホメオパシーのせいではないというのはその通りですが、助産師が所属していた「自然療法を提唱する民間団体」の責任は重大です。 現在は民事ですが、刑事事件として立件され、このような被害者が出ないように事件の全容が明らかにされることを願います。 ご参考: 「ホメオパシー、レメディの問題>K2シロップの件」 http://jyosanin.blog78.fc2.com/blog-entry-354.html
お礼
返信ありがとうございます。 ホメオパシーによる実害、という表現が若干行き過ぎではないかと感じました。 ホメオパシーによる実害というよりは、ホメオパシーが既存の(?)西洋医学に対して 批判的すぎる、西洋医学の薬を害毒とみなす考え方に誤りがあるようですね。 しかし、私のもともとの質問は「インナーチャイルド」に効くか、という問いかけでしたので ホメオパシーそのものを敵視し、根絶させることが目的ではないのです。 身体レベルでの投与に関しては、西洋薬との併用なら問題ないということですね? 奥様がホメオパシーにはまったのは、どんな症状がどのように改善したからなのでしょうか? 団体のトップの方は、単なるビジネス目的で ホメオパシーを広めたいのではないと思うのです。 今度、ホメオパスを養成する本格的な学校ができるそうですね。 そこまでする理由は、校長がホメオパシーで効果を感じ、それに感動したからではないのでしょうか? ただ、ホメオパシーに関しては、その考えを鵜呑みにしないことは注意したいと思います。
- sukusakusu
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とうとうホメオパシーの実害が訴訟になりました。 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100709-OYS1T00214.htm --引用-- 生後2か月の女児が死亡したのは、出生後の投与が常識になっているビタミンKを与えなかったためビタミンK欠乏性出血症になったことが原因として、母親(33)が山口市の助産師(43)を相手取り、損害賠償請求訴訟を山口地裁に起こしていることがわかった。 助産師は、ビタミンKの代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与えていた。錠剤は、助産師が所属する自然療法普及の団体が推奨するものだった。 --引用おわり-- ここまでくると、ホメオパシーなどというものを無邪気に受け入れている状況ではありません。 この「自然療法普及の団体」というのは質問者様がお読みになった本の著者が会長をしている団体のようです。 ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった http://blackshadow.seesaa.net/article/156012122.html ビタミンK問題: 助産院とホメオパシー http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1278636524
お礼
ご回答、ありがとうございます。 しかし、これはホメオパシーそのものが害を与えたことにはなりません。 なぜ、女児が死亡したか。 それは、ビタミンKを与えたなかった、からです。 つまり、ホメオパシーのレメディを投与したことによって、死亡したのではありません。 例えば、この母親が、ホメオパシーのレメディの変わりに、ほうれん草を与えとします。 そして、ほうれん草を与えたために、ビタミンKを与えなかったとします。 すると、ほうれん草は、実害を与えたことになるでしょうか? 回答者様は、ホメオパシーがいけない、と頭から決め付けているので どうしてもホメオパシーに害を認めようとするのです。 回答者様は理論的思考が欠落しかけています。 例えば、ホメオパシーのレメディを与えて さらに、ビタミンKを与えたとしましょう。 その場合に、女児は死亡しない。 どうでしょう。 ホメオパシーは害になりますか? なりません。 それに、もし、ホメオパシーによって実害が被ったとなれば その学会を、新聞が伏せる必要はありません。 もし、ホメオパシーにより 死亡した場合は、刑がおりるはずですし、名前も公表されるはずです。 この場合は、ホメオパシーのレメディが錠剤である可能性も高いかもしれませんが、 この記事の段階では明確にそれを指摘することはできません。
外的要因がメンタルの深い部分に作用するとしたら、確率的にはそれほど高いように思えません。 各分野に於いて様々な症例が結果を見ますが、問題は全体のうちの%で考えないとガッカリする場合も散財に繋がる場合も見受けられます。 インナーチャイルドでしたら、回帰催眠などのセラピーが適当でしょうか・・ただ、自分的に原因が解ったことに対してどうだったかというと、人生のプロセスそのものが最も有効に作用してきたように思えます。 もちろん、問題として意識の片隅にキープしたまま様々なエネルギーワークやトレーニングや情報を得て、いつのまにか解消されていたということですが・・ それを越えるほどに人間的に成熟したというように思えます。やみくもに囚われるのではなく必要と不必要を本質的に見極めるのには、気功・瞑想・ヨガなどでまず自分の意識とエネルギーを自分で管理・認識できるようになることです。
- sukusakusu
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>ご家族がそこまで嵌った理由は何なのでしょう。 はっきりとは解りませんが、元々スピリチュアルなものが好きだったり、ニューエイジ的なものに興味を持つタイプではありましたので、ホメオパシーに嵌る素地はあったのでしょう。 それと、うつを患っていた時期にホメオパシーを知ったようです。それも大きく影響しているのだと想像しています。 >ご自身で相当の効果を実感したからではないのですか? そうですね。効果を“実感”したのは確かなのでしょう。 個人的な体験としては事実だと言っても良いのかも知れませんが、それを普遍的な事実だと誤解してしまったのが問題だったのでしょう。 これは難しい問題なのですが、私の家族に限らず、主観的事実と客観的事実を同じだと考えている人が多いように思います。つまり『効果を実感する』ということと『効果がある』ということとは似ていますが、区別すべきものです。個人的体験には思い込みや錯誤も多く含まれます。私の家族の場合は摩訶不思議なホメオパシーというものに、ありもしない無限の可能性を見出してしまったのでしょう。 ホメオパシーは客観的事実として、その有効性が否定されてるのですから、個人が効果を実感したとしても、それは自然治癒したり、ランダムにあらわれる症状がそのタイミングで緩和されたことをホメオパシーの効果であるかのように錯誤しているのでしょう。まさに「迷信行動」ですね。 私の家族には、人間の感覚は間違いやすいという前提が欠如していたのだと思います。 ついでに書き加えますと、ホメオパシーは単なる療法(手段)として存在しているはずなのに、私の家族にとっては価値観や思想として受け止めているようで、いつの間にかホメオパシーで病気を治すことが目的ではなく、ホメオパシーを実践すること自体が目的になってしまっているようです。そういう意味でオウムに入信してしまったのと同然だと考えているわけです。
- sukusakusu
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>回答者様はホメオパシーに対して、ある意味の思い入れ(否定的な思い入れ)をお持ちのようですがそれには何か理由、経緯があるのですか? そうですね。私がホメオパシーを批判するのは個人的な理由があります。 ある時、私の家族がホメオパシーというものに懲りだしました。そのときはホメオパシーというものを全く知らなかった私は、ただの健康法みなたなものとしか受取っておらず、特に気にも留めていませんでした。ところが、しばらくして「子供に予防接種を受けさせない」「抗生物質は使ってはいけない」「ホメオパシーで癌もエイズも治る」などと言いはじめました。そして、ホメオパスになると言ってスクールに通いはじめました。 それから私はホメオパシーに関する情報を集め、ホメオパシーの有効性は否定されている事実を知りました。それだけではなく、日本のホメオパシー団体は予防接種を含む通常医療を忌避させる言説を広めている事実を知って驚いたのと同時に、私の家族がそのような反社会的な団体と係わり、医師法・薬事法違反を犯す可能性があるだけでなく、ホメオパスとして他人の健康に悪影響を与えかねないということに大変なショックを受けました。ホメオパシーのスクールに通うと、それだけで数百万円かかります。経済的な損害もありますが、なにより私にとりましてはオウム真理教に家族が入信してしまったのと同じように思われました。 それから私の家族を取り戻すための戦いが始まりました。しかし、正論を言っても感情的な言い争いにしかなりませんでした。 私の家族は善意の誤解をしているのだと思います。ホメオパシーで世の中の役に立とうという善意の気持ちは分かるのですが、その手段が決定的に間違ってしまっています。 ホメオパシーに嵌ってしまった人は説得できないと人からは言われますが、私にとってはどんなバカな者でも大切な家族ですので、ホメオパシーから家族を取り戻す戦いをこれからも続けていく覚悟です。 ホメオパシーを信じている方々は私の家族と同じように善意の誤解をしているのだと思いますが、デタラメな言説を広め、藁にもすがろうとしている人々に有料で藁を売りつけるホメオパスやホメオパシー団体は決して許せません。 ネットの情報も数年前まではホメオパシーを礼賛する記事ばかりでしたが、私がホメオパシーについて認識を深められたのは、大阪大学の菊池誠教授のブログです。 http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1164164775 私もホメオパシーのカウンター情報を少しでも発信できればと考えています。 私の思い入れはこのような背景があります。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 なるほど、そういった事情があったのですね。 確かに予防接種等を受けないといった徹底した行動、極端な行動はいかがなものかと 思います。 しかし、ご家族がそこまで嵌ったというには、それなりのプラスの面、効果も 見出したのではないのですか? 私は今だ半信半疑といったところですので そこまで極端な行動には出ません。 スクールに通うと言っても、ご自身で相当の効果を実感したからではないのですか? 逆に、ご家族がそこまで嵌った理由は何なのでしょう。
- sukusakusu
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>フランスやドイツなどでかなり一般に浸透しているとも聞きますので、それはどういったわけなのでしょう。 ヨーロッパは歴史的な経緯でホメオパシーが受け入れられています。 産業として雇用や経済には貢献している面があるのでしょう。 イギリスでは効果が認められないため公的な保険ではカバーされなくなってきています。 ホメオパシーの海外事情 http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%A5%DB%A5%E1%A5%AA%A5%D1%A5%B7%A1%BC%A4%CE%B3%A4%B3%B0%BB%F6%BE%F0 ドイツやフランスでポピュラーであるということが、ホメオパシーの有効性を支持するとはいえません。日本でも鍼灸は昔からあるもので、何となく効果がありそうだと認識している人が多いのとおなじような感じなのかも知れませんん。しかし、我々日本人にも意外だったのですが、ホメオパシーと同様に鍼灸にも我々が信じていたような効果がないということがサイモン・シンの「代替医療のトリック」という本で明らかにされました。 歴史が長い分、強力な迷信行動になってしまっているのでしょう。 迷信行動とは、ありもしない因果関係を見てしまう心理のことです。 こちらに詳しく説明されています。 「我々は迷信行動を行うハトになっていないか?」 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100201
お礼
ご回答、ありがとうございます。 ところで、少しお聞きしたく思ったのが 回答者様はホメオパシーに対して、ある意味の思い入れ(否定的な思い入れ)をお持ちのようですが それには何か理由、経緯があるのですか?
- sukusakusu
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ホメオパシーには“効果がない”ということがこれまでの研究で確かめられいます。 2005年ランセット誌の論文に「ホメオパシーの臨床効果はプラセボ効果であることと矛盾しない」と結論されています。これはいくつもの論文を比較検討するメタアナリシスというより確度の高い方法で導き出された結論です。 http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140673605671772/abstract またこちらの日経BPの記事は上記の論文も挙げながら、ホメオパシーを信じてはいけないと書いています。記事全文を読むには日経PC Onlineの会員登録しないと読めないのですが、無料ですので登録してお読みいただければと思います。 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20091016/1019530/ それから、ホメオパシーは効果がないだけでなく、予防接種や通常医療を忌避する危険な思想があり、実際に健康被害や社会問題を引き起こしています。 例えば以下のような事例があります。 K2シロップの代わりにホメオパシーレメディーを与えた助産師 http://jyosanin.blog78.fc2.com/blog-entry-364.html ホメオパシーで娘を死なせたホメオパス http://transact.seesaa.net/article/129241245.html 癌になった妻を代替医療の宣伝材料にしようとした夫 http://transact.seesaa.net/article/152763934.html http://transact.seesaa.net/article/152886222.html ホメオパシーに嵌った妻と離婚に追いやられた方の質問 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1436875739 また、ホメオパシーを推進している団体は予防接種や通常医療を拒絶させるなど、カルト化した団体もありますので、近づかないようにされることを強くお奨めします。 カルトだとの指摘はこちらにまとめられています。 http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090514/
お礼
ありがとうございます。 ただ、フランスやドイツなどで かなり一般に浸透しているとも聞きますので、それはどういったわけなのでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ホメオパシーはプラセボなのですか、、、