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落語でたまに出てくる言葉「むじん」って何?

落語でたまに出てくる言葉「むじん」って何? 落語が好きでよく聞きます。 その中で時々「むじん」という言葉を耳にしますが、意味がわかりません。 例:「今日はむじんがあるので忙しい」 といったような感じです。 イベントか何か?らしいのですが…。wikiに「無尽」というのがひっかかりましたが、本当にこれなのかいまいちピンと来ません…。

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  • Ishiwara
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回答No.3

無尽は「講」の一種です。講は、現代語でサークルのようなものです。 商売をやっていると「もし10両あれば、それを元手にしてちょっとした商売ができるのだが、あいにく1両しかない」という場合があります。月に1回開催する10人の講で1両ずつ出し合って、クジに当たればまとめて10両が融資されます。次回から、この人は1両ずつ返済していけばいいのです。最後には、結局全員が当たることになります。 金融機関から借りると多額の利息を取られますが、無尽はお互いの信用がベースになっているので、利息の負担がない相互扶助の仕組みです。また「くじ引き」ではなく、必要性の高い人に融資する「入札」を行えば、必要性の低い人にとっては「利息の付く貯金」の役も果たします。 また、サークルですから社交の場にもなり、顔が広くなるので、いろいろなプラスがあります。マイナス面としては、夢中になりすぎ、多くの講に入って本業がおろそかになるということもあったようです。 「寝床」では「きょうは無尽があるので義太夫を聞きに行けない」というと、家主が怒って「ああいうヤツが不正無尽をやるのだ」と言います。そういう犯罪もあったようですね。

その他の回答 (2)

  • meitoku
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回答No.2
  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.1

無尽講です

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