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心理学用語で、探しているものがあります。

心理学用語で、探しているものがあります。 幼少時(幼少時に限らず?)に長期に渡り過ごした環境が、自分にとって自然な自分がいるべき環境なのだと思いこんでしまうことを、心理学用語でなんというかご存知の方がいたら教えてください_(__)_。 例えば、育児放棄されたり虐待を受けたりして育った子供が、大人になって、なぜかまた似たような荒んだ環境に入ってしまい、抜け出せるにも関わらず、そのままその環境に居続けてしまうようなケースです。 テレビで香山リカ?か誰かが言っていたと思うのですが…。 よろしくお願いします。

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  • kigurumi
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回答No.1

心理学用語かどうかわかりませんが、虐待されて育った人が自分の子どもを虐待するのは、虐待の連鎖と呼んでいたと思います。 一種の学習。 抜け出せる環境であったのの関わらず抜け出そうとしないのは、適応したから。 ストックホルム症候群で説明されていますが、人質になった人の中には、自分に危害を与える犯人を敵ではなく味方と思うように心を変化させることでサバイバルしようとする人もいる。 開放されたあと、犯人側をかばう。 抜けさせるにも関わらず抜け出そうとしないのは依存が発生したから。 子どもの頃虐待された人が、虐待する男としか付き合わず、虐待される側でい続けるってのも依存しているから。 虐待を好む人は虐待されたがる人を匂いで嗅ぎ付ける。 虐待された側は何度も重症を負わされても、退院したら虐待する人の元に戻って殺されるまで居続けるってのは、両者は共存関係にあるから。 サドマゾプレイもそういうの。 虐待する側は相手が虐待されたがっているとわかっているから虐待し、虐待される側はそれを喜びと感じる。 脳内物質のせいだと思う。 人間は恐怖を感じると、快楽物質を放出する。 森で熊に出会って恐怖で固まったままだと、襲われてしまうので、やがて脳は快楽物質を放出して、筋肉を和らげ動けるようにする。 中には猛烈に興奮して熊に向かって走り出す人もいる。 脳内物質がドバドバでるので、そうせずにはいられなくなるわけです。 スプラッターものの映画を観る人の中に愉快そうに笑い出す人が稀にいるが、同じ現象。 で、共依存関係に陥っている被虐待者は、子ども心に親から虐待されたとき、快楽物質を出してサバイバルしていたんだと思う。 恐ろしさと快楽が紙一重で、虐待されると恐怖が快楽に変化して、麻薬みたいになり、その麻薬を求めて親と同じように凶暴な相手しか愛せなくなる。 快楽を与える相手だから逃げない。 その絶頂を与えてくれる相手無しでは人生がつまらなくなる。 だから 舞い戻り死ぬまでプレイを続ける。 いわゆる子どもの頃に脳が調教され、虐待に快楽を感じる特化された脳になってしまったってことですね。 子どもの頃に誘拐され10年間監禁されていた女性がいましたが、みると逃げ出せる環境だった。 犯人が暴れてとうという親が警察に通報して救急車で措置入院させようと部屋に侵入したところ、毛布に包まっている女性が発見された。 隊員の誘導に対して、「毛布から出ていいんですか?」みたいなことを答えた。 他人の許可無しにでは何もしてはならないと調教されていたので、許可を求めたわけです。 何故逃げられる環境なのに逃げ出さなかったのかは、一つにはサバイバルのため環境に適応することにエネルギーを注いだこと。 そのために学習性無気力症候群になってしまったので、それで逃げられるのに逃げなかったのだと思う。 彼女の脳は虐待されるたびに快楽物質を出すタイプではなかったので、虐待する人しか味方だと思わないという依存は生まれなかった。 「自分がいなければこの人の人生は駄目になる」と自分の存在意義を確認するために、問題を起こす人の側を離れないってのは上記とは違うがこれも共依存。