- ベストアンサー
貴族院を復活して参議院を廃止するとは・・?
貴族院を復活して参議院を廃止するとは・・? 最近よく、貴族院の復活を!という声を聞きます。 民主党の支持率がコロコロ変わり、国民の移ろいやすさを原因として一貫した確かな政治を!という理由が一番よく聞きます でも参議院も貴族院もそんなに変わらないんじゃないかな?と思っています。 結局両方名望家がなるわけだし・・ 参議院を廃止してまで、貴族院を推す理由を知りたいです。 私を説得していただけませんか!?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
貴族院(上院)は、貴族と非公選議員による議会。そこら辺にメリットがありそう。 というか、現在の参議院が衆議院と同じ方法で選出される以上、衆議院の優位が参議院の存在意義を無にしている現実がある。 つまり参議院で反対されても結局衆議院で通るという、ただの時間の無駄遣いが横行しているわけだ。特にこの夏ねじれ国会ができればね。 戦前の貴族院は、衆議院と同じ権力を持ち、いわゆる票田の意向に縛られる衆院にたいし、堂々と意見をたたきつけていたらしい。 まあノーブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)という奴です。 つまり意識の高い人間が、現参院に取って代わり議院を構成し、きっちりとしたチェック期間として機能することが必要なのです。 もちろん今は貴族階級そのものがない。が、在野の学者・財界人・官僚・言論人等々を政府や第三者機関が選任することで替えられる。 もちろん人気ではなく一定水準の知識が必要だから、あらたな国家試験などでそれを試さなければならないが。 こうして衆議院と違うやり方で選出された人間でなければ、二院制の意味もないし、良識の府など為しえないのです。 このような良識の府があれば、現在民主党が成立させたような荒唐無稽なザル法や恣意的な法律の成立を止めることできる。 というあたりが、貴族院復活を推す理由みたいです。 昨年夏の選挙で、ただ選挙のためのマニフェストを掲げて勝ち、亡国の政策を次々に実行する政党がある以上、 またこの夏の選挙でも、各党続々とタレント議院が候補に挙がる以上、 まともな”政治家”とその活躍の場が必要なのは確かだと思います。