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先日、血球凝集反応(HA)とプラーク法(PFU)を用いて、インフルエン
先日、血球凝集反応(HA)とプラーク法(PFU)を用いて、インフルエンザウイルスの定量実験を行いました。 その後、インフルエンザウイルスに関する論文をいくつか見てみたのですが、ほとんどがPFUで表記されていました。 ウイルスの定量において、血球凝集反応(HA)とプラーク法(PFU)の使い分けはどのようになされているのでしょうか? また、両方の定量法に関係性はあるのでしょうか? (例えば、1 PFU=○○○ HAなど) どんなことでも結構ですので、お分かりの方がいらっしゃいましたら、ご回答の程よろしくお願いいたします。
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>ウイルスの種類が違う場合はどうなるのでしょうか?例えば、AとBという2種類のウイルスがあり、 > A:10^7 PFU、128 HA > B:10^7 PFU、64 HA >であったとすると、Aの方が赤血球吸着活性が強いということでよろしいのでしょうか? 厳密にいうと発現量などの違いも考慮にいれなければならないので、必ずしもそうとは言い切れませんが、そういった理解で問題ないと思います。 ただ、HAとPFUを関連付けるのは、例えば、重さと長さを関連付けるようなもので、 20センチのきゅうりが50gだから、15センチの茄子は?gだろう、とか言っているのと同じようなものです。 >逆に、種類の違うウイルスCとDがあって、ともに128 HAであったとしても、ウイルス量は必ずしも同じにはならないということ>でよろしいのでしょうか? はい、そうです。
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- tunertune
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大雑把にいうとHAは赤血球にくっつく力を表す単位で、PFUは細胞に感染するウイルスの数です。 HAはウイルスの量とウイルスの赤血球吸着活性に影響をうけるので、ウイルスの種類によってHAとPFUの関係は変わってきます。 また、PFU以外にウイルス力価を測るものとして、EID50やTCID50もよく使われます。
補足
ご回答ありがとうございました。 >HAはウイルスの量とウイルスの赤血球吸着活性に影響をうけるので、ウイルスの種類によってHAとPFUの関係は変わってきます。 ウイルスの種類が違う場合はどうなるのでしょうか?例えば、AとBという2種類のウイルスがあり、 A:10^7 PFU、128 HA B:10^7 PFU、64 HA であったとすると、Aの方が赤血球吸着活性が強いということでよろしいのでしょうか? 逆に、種類の違うウイルスCとDがあって、ともに128 HAであったとしても、ウイルス量は必ずしも同じにはならないということでよろしいのでしょうか? お分かりの方には稚拙な質問かもしれませんが、ご回答の程よろしくお願い致します。
お礼
ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。