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旅についての哲学書
旅についての哲学書 ただいま、大学のレポート制作で「旅」という行為について調べようと思っているのですが、自分の探し方の問題なのか、なかなか参考文献として利用できるものが見つからず困っております。 そこで、皆さんにお聞きしたいのですが「旅」について記してある哲学書などご存知ないでしょうか? また、エッセイなどは対象外なのですが、心理学等の見地からの文献があるのでしたら教えていただきたいです。 文献のテーマが「旅」でなくとも、一部で触れている程度でも良いのでご存知でしたら返答よろしくお願いします。
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私がすぐ思い浮かぶのは三木清「旅について」人生論ノート のひとつで名著です。 ずっと中学校の教科書にあったと思います。私はそこで読みました。 着参考まで。
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- kigurumi
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ポイントだけ絞れば、「かわいい子には旅をさせろ」ということわざがありますよね。 トラベルはトラブルが語源じゃないかと。 可愛い子には旅をさせろってのは、自分の子どもがかわいかったら、苦労をいとわずさせろってこと。 そうすることで、子どもが道理が見えるようになるってことじゃないかと。 可愛い子には旅をさせろという言葉は聖書からきている。 「子どもに鞭を惜しむと子どもは駄目になる」って書いてある。 放蕩息子の帰還も聖書に載っているのですが、生前分与してもらった子どもが家から出てさんざん使って一文無しになって使用人として雇ってくださいと父親の元の帰ってきたら、「うむ旅をして苦労して、成長したな」と大喜びした。 2000年ほど前にエルサレムの崩壊直前にエルサレム教会の人々はペラに集結し、その後消息を絶った。 その子孫がシオンに帰還したら神は長い旅をして帰ってきた子どもを愛するってことで、帰還運動が起こっているんじゃないかと。 人類最古の哲学って本で、オイデプス物語を取上げている。 オイデプスは糸の切れた凧ではなかったので、結局殺さなかったので予言が実現してしまったわけですが、オイデプスにつながっていたのはへその緒で、母親につながっていたってことですね。 長い旅をして母に帰還したというストーリーですが、この場合悲劇。 彼の場合はびっこだったのですが、糸でつながっていたので、びっこだったという解釈。 その糸の元を辿るとそれは死。 いずれにせよ 生まれながらに死すべき運命だったが、その運命を避けるために遠くにもらわれたが、結局彼は死に向けて旅をしたわけで、死ぬ運命から逃れようとしても結局は運命は変えられず死んだってこと。 やっぱり聖書が一番かも。 エジプトに住んでいた人が政権に破れ、集団をひきつれ新天地に移動したわけです。 旅の途中に「こんなことならモーセについてこなけりゃよかった エジプトで低い地位に甘んじていた方がよかった」とか泣き言を言われるが、モーセは彼らを引っ張り続けて、あと少しってとき命がつきた。 モーセは何故、泣き言を言う彼らを見捨てなかったのかというと、神の命令だったからとなってますが、要するに使命感だと思う。 おもしろい実験があった。 迷路抜け競争で、男だけの集団、女だけの集団、男女混じった集団。 男だけだとすぐ迷路を抜けた。 男女合同のチームはずっと後になったが、とにかく抜けた。 女だけの集団は日没になっても抜けられたかったので中止。 一つには空間把握能力が男の方が勝っていたことと、男は1人を指導者と認めると他の男はそれに付き従うようにできている。 それで空間把握能力がありしかもリーダーシップを持つ人が集団にいると、脱出が早いわけですね。 女の場合、おしゃべり好きだから、そっちに気を取られてしまい、しかも女の中からリーダーシップを取る人が出ることを許さないので、「なによ こっちよ」「いいえ こっちよ」とか派閥が起こり迷路の中で大喧嘩に時間を裂くからじゃないかと。 女は集団で旅をする場合、ツアーに入って男のリーダーに引率してもらい「駄目ですよ 奥さん こっちですよ」と群れから離れるたびに注意してもらった方がいい。 ただし、目的を持った旅ならリーダーがいればうまく集団を引率するが、目的が見えない場合、争いごとが起こる。 男って定住型じゃないですか。 どっか土地を決めたらそこに住み着く。 女の場合、土地に執着しないので、ふらふらって旅をしたがる。 男の場合旅は目的達成のためであり、女の場合は人生を豊かにする娯楽という考えなのかも。 要するに「金が取れるという噂があるから旅をしてあそこにいく」が男の旅で、女の場合「なんか面白いことないかしら」ということで徘徊 失礼 ウインドウショッピングする。 男もウインドウショッピングするが、世間で何が売れているか調査目的ですよね? うーん これ哲学というより人間考察かなぁ・・・
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回答ありがとうございます。 なるほどです、やはり聖書など古い文献から読んでみるのがよいのかもしれませんね。 男女の迷路実験、面白い話ですね。 その発想はなかったですが科学的実験の結果から考察していく方向も考えてみたくなりました。
- fishbowl66
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旅と哲学はお似合いですが、意外と思いつきませんね。 可能性としては、以下の、旅する哲学者 アルフォンソ・リンギス 日本語でも二、三冊翻訳されているようです。 エッセー風の文体ですから、対象外かもしれませんが。
お礼
回答ありがとうございます。 いえ、せっかく教えていただけたので是非読んでみたいと思います。 本当、見つからず困っている状況なので...
お礼
回答ありがとうございます。 三木清「旅について」ですね、ぜひ読んでみようと思います。