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ホモサピエンスはスターウィスプからチーラの映像を見るか?
仮定の話を前提とした質問です。 1.「もし地球外生命体が存在し、その姿を電波でとらえることができるのなら、それはやはり炭素+酸素型の生命だろうか?」 2.「もしその地球外生命体が知性を獲得しているのなら、論理体系は我々と同様なのだろうか?」 物理学者でSF作家でもあるロバートフォワード博士は、地球外生命体を発見するためにスターウィスプというものを考えました。 詳しい説明は省きますが、スターウィスプをたくさん地球からばら撒けば、あるいは、未来に地球外生命体の映像を見るかもしれません。 そのとき映る生命体は、やはり地球上の生物と同様に炭素と酸素の結びつきによって構成され、生命活動を行っている生命体なのでしょうか(チーラは核子でできていましたが)? また、宇宙上で通用する物理法則が同様ならば、物理学上の普遍定数とともに、論理演算体系も同一なのでしょうか? 例えば、光速度や重力定数が普遍的なように、ユークリッド幾何学上での三角形の内角の和は10進法でいう180度(その知的生命体が何本指かは知りませんが)なのでしょうか? 最近人間原理に関して考えるようになり、上記のような疑問を持つようになりました。 人間原理、ドレークの式、意図的パンスペルミア、テューリングマシン・・・色々と絡み合っている質問ですが、娯楽的にでも、学問的にでも全然どちらでもかまいません。業務が多忙のためレスが遅くなるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
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フレッドホイルの「暗黒星雲」では、 知性を持った星雲という概念が登場します。 ですが、惑星上に存在する知的生命という限定のしかたをすると、 炭素型以外は難しいかもしれません。 ケイ素生命については、 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=369878 をどうぞ。 で。論理体系なのですが、 およそ地球上で考えられている論理体系は 形式論理 直覩主義論理 量子論理 様相論理 等々ありますが、形式論理だけ抜きん出て古い歴史があります。 直観主義論理は集合論の危機によって、 量子論理は量子論によって、 様相論理はコンピュータの登場によって、 ここ100年ほどの間に作られたものです。 決して無から作られたわけではないことに注意しましょう。 その前提として、形式論理があったわけで、 これはもっとも素朴な我々の直感(直観ではない;わざわざ辞書で調べてしまいましたが)に、 合致しています。 では、いきなり非・形式論理から入る知的生命というのはいないのか? 「彼ら」の直感的な自然観に量子論が組み込まれていれば 最初から量子論理は発達するでしょう。 そして、形式論理はそれのもっと単純な形として「発見」されるはずです。 「彼ら」は相当小さいでしょう。
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私は数学専攻でしたが論理学は専門に勉強したことはありません。 せいぜいブルーバックス程度です。 今月号の日経サイエンスにはかなり妄想気味の記事が出ています。 いわく、レベル4の宇宙は論理構造が いろいろあるような宇宙かも・・・だそうです。 もしかすると、我々の直感的な論理体系は、 左右の対称性に依存するものかもしれません。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=490385 の私と質問者のやりとりをご覧ください。 「左右という概念を持たない民族」の 論理構造、哲学、宗教、宇宙観等々について 聞いてみたいものです。 論理からはちょっと外れるかもしれませんが、 たとえば原始的な民族は1、2、たくさんという 数体系しかもっていなかったといいます。 本当かどうか知りませんが。 これも今月号の日経サイエンスだったと思いますが、 チンパンジーに数を覚えさせることは出来ますが いくらでも足せて、新しい自然数を作れるという ことまでは教えることは無理なようです。 無限という概念に到達するのには壁があるのかもしれません。 逆に言えば無限という概念に到達できなかった知性とか。 でも、よく考えると数学の論理と日常の論理ってちょっと違いますね。 A or Bは、A and Bを部分集合として含みますが 日常ではA or B≡(A-B) or (B-A)(右のorは我々の数学の論理)ですから。 なので、ひょっとすると「日常の論理」にやたら固執する知性体は 我々と違う論理構造をもっているかも。
お礼
ibm_111さん、ご回答どうもありがとうございます。 すみません。 予定通り業務が忙しくなってじっくり考える暇が少なくなってきました。 出張から戻ってきたら改めてお礼をお書きいたします。 今はこれにて失礼いたします。
補足
ibm_111さん、再度のご登場ありがとうございます。 >いわく、レベル4の宇宙は論理構造がいろいろあるような宇宙かも 面白そうですね。とりあえず探してみます。 一体どんな論拠になっているのか、興味津々です。 >もしかすると、我々の直感的な論理体系は、 >左右の対称性に依存するものかもしれません。 対称性の破れは、非常に難解な問題です。 オズマ問題にしろ、P対称性(反物質界はCP対称性)まで突き止めないと区別できない。 そうすると、ほとんど対称性を持たない論理というのは。。。やっぱり考えにくいと思います。 TrueとFalse、1と0、もっと自然言語的なところで、陰と陽、女性と男性などなど。 知的生物の論理体系というものが、直感的に、または、習慣的に対称性を求めているイデアや存在に基づくものかどうかについては、人類がほぼ左右対称という姿をしている以上必然のような気がします。 すなわち、人類が左右対称だったからこそ、論理体系は現在のようなものになったと見なしていいのかもしれません。 余り自信は無いですが。 ただ、ibm_111さんも参考URLで回答されているように、ほとんど消えていった対称性というのもある。 そもそも、今界に物質のみが存在し、反物質がほんの僅かしか存在していない原因も、宇宙開闢10^-35秒後まで遡った超高温時の賜物だとされているようですし。 そう考えると、論理の本質が対称性に還元されるか否かと言うのは、微妙になってきますね。 もしも、物理法則に完全な対称性が成り立つ世界があるとする。 そこには物質が存在しない。 もう、これで終わりです。 >無限という概念に到達するのには壁があるのかもしれません。 >逆に言えば無限という概念に到達できなかった知性とか。 私の前には依然として壁が存在します(笑)。 無限を扱おうとすると、とたんに論理に矛盾を感じるのは、日常生活を送る上でごくあたりまえのことでしょう。 でも、例えば超準解析を使って、厳密に無限を扱うことができるのは、やはり人類の知性の賜物と言ってよいでしょう。 >なので、ひょっとすると「日常の論理」にやたら固執する知性体は我々と違う論理構造をもっているかも。 結局は、論理の範疇をどう捉えるかと言う問題にぶつかるのかな?とも思います。自然言語だけで論理を組み立てるのは、遥かに至難の技ではないでしょうか?ちょっと考えてみます。 ご回答どうもありがとうございました。
- ruehas
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こんにちは。 大分入れ込んでますね (^ぉ^) ロバート・L・フォワード博士、昨年9月に亡くなりましたね。残念なことです。 数ある元素の中で、地球外に存在する生命体の構造も炭素系である可能性は高いのでしょうね。もちろん、他の似たような性質も持つ物質、更に金属や無機物の複雑系であっても、自己組織化による複製機能とエネルギー代謝を持っていれば生命と見なすこともできるはずです。質問者さんが例に挙げた「チーラ」という種族は中性子結合体ですよね。地球生命がこのような形で誕生したのは炭素という元素の特性が環境によって選択されたためですから、同様に、中性子星ではチーラのような全く構造の違う生物が発生し得るということになると思います。 博士の代表作「竜の卵」は読みましたが(スターウィプスは読んでません)、中性子交換結合によって生活速度が人類の100万倍だなんて、いやはや、とんでもない話ですよね。 ただ、共有結合であれ、中性子結合であれ、組成そのものは現宇宙に於ける既知の物理法則に則ったものです。全く未知の物質や、全く未知の物理法則を適応した世界や生物をこの宇宙に適応させることはそう簡単にはできませんから、存在する地球外生命体は想像を絶するものであっても、人類の認知を悪戯に覆すものではないはずです。 知性に就いても同じことが言えると思います。算数はあまり得意ではありませんが、ユークリッドも非ユークリッドも数学ですよね(確か)、「数の原理」です。例えば、自己と非自己の認識だけでも数にして「2」という分類が必要になります。仮に「全体生物」(こんな言葉はありませんがニュアンスは判りますよね)で、自己の認識といったものが不要であったとしても、論理演算に於ける時系列的なプロセスのカウントからは免れるものではありません。演算速度が光速を越えることはあり得ませんし、超能力的な直感であっても、原因と結果という、認識として最低でもふたつの分類が必要になるはずです。地球外の知的生命体がどのような論理体系や宇宙観を持つのかは想像も付きませんが、知性と言われるものが論理演算の結果であるとするならば、そこには「数」という人類と共通の概念があるのではないでしょうか。この辺りは地球外知的生命体の探索マニュアルでも指摘されていますよね。 さて、このような解釈ですと、宇宙には人類の認知を超えた物は存在しない、ということになります(もちろん、まだまだ解明されなければならない理論は無数にあるのですが)。ここから先は、やや飛躍した話になりますが、ロバート・ディッケという学者が「人間原理」関する大変興味深い提案をしています(もう、ご存知かな)。 例えば、我々の宇宙の「万有引力定数」が今と違っていれば、太陽系に生命は誕生できなかった、まして、原子間の相互作用「強い力」がもう少し弱ければ、宇宙に水素よりも複雑な物質は生成されなかった。宇宙を司る四つの力のパラメーターが少しでも違っていれば、人類が存在するどころか、この宇宙は全く違った形になっていたはずです。 そう考えると、逆に、この宇宙は何から何まで人類の存在に都合良くできていることになりますよね。 それは、物理定数にしても物質の構成にしても、現在の宇宙の状態は、本来、波動関数の確率的な重ね合わせであるはずだったのものが「観測」によってひとつの固有状態に収縮された結果だからなのだそうです。つまり、観測者である人類が存在する限り、宇宙は無数の確率を持ちながら、現在の状態以外の形は取り得ないということです。とんでもない話ですが、これは、宇宙がかくある為に人類がこうあるといった「従来の人間原理」に対して「強い人間原理」と呼ばれ、量子力学と融合して今では広く認められているそうです。 とはいえそうなると、では人類が誕生する前の宇宙はいったいったい何だったのか、ニワトリが先か卵が先のような疑問が当然産まれます。ビッグバンによって宇宙が開闢し、太陽系に生命が発生するのをいったい誰が観測したのか、それもそうです。ただ、考え方を拡張させると、ひとつには、宇宙創生も、地球生命誕生も、観測によって現在に確定された過去の歴史ということになるのかも知れません(やや強引です)。 認知できない物は存在し得ないと言うのは認識力の乏しい人類のご都合主義だ、という批判がままありますが、こうなると話は少し変わって来ます。そんなことを言ったって、この宇宙は人類が確定しているのですから(偉いこっちゃ)。 観測は複数の人類の入れ子状態で行なわれるのだそうです。もし、地球以外に観測者いるとしてもそれは同じことですよね。この考え方を適応すると、質問の主旨である地球外生命体に就いて面白い結果が得られます。つまり、現在の宇宙がこのようにあるということは、全く別の物理定数を要求する観測者がこの宇宙にはいないということです。 質問者さんが余りにも熱心なのでつい回答したくなってしまいました。後半支離滅裂ですが、まあ、私の考えはこんなものです (^ぅ^;
補足
ruehasさん、ご回答どうもありがとうございます! >大分入れ込んでますね (^ぉ^) かなりいれあげています。入れ込むって馬じゃないんだから(失礼!!)。 >自己組織化による複製機能とエネルギー代謝を持っていれば生命と見なすこともできるはずです。 生命とは何か?と言うことはとてもここでは言い尽くせないほどの定義になるでしょうから、ruehasさんの仰る通りの定義で筆を進めてみます。と考えると、既出の珪素系生物や弗素系生物というのも、(地球上ではありえないでしょうが)環境の異なった数多の惑星上では結構存在するのではないかと思います。 もちろん、私も一番多いのは炭素系だとは思っていますが。 >全く未知の物質や、全く未知の物理法則を適応した世界や生物をこの宇宙に適応させることはそう簡単にはできませんから、存在する地球外生命体は想像を絶するものであっても、人類の認知を悪戯に覆すものではないはずです。 >知性に就いても同じことが言えると思います。 >知性と言われるものが論理演算の結果であるとするならば、そこには「数」という人類と共通の概念があるのではないでしょうか。 私も、まさにそう思っています。例えばその地球外生命体が、驚くべき文化と哲学を持っていて、驚嘆すべき社会を築いていたとしても、それは実はそんなに驚くべきことではないのかな?と考えたりします。 結局は、社会性云々ということは、いわばその生命体族の原初の知識や知覚の広がり・深さに、非常に微妙に、且つ非常にドラマチックに決定されることなのではないかと考えています。 と言うことは、そういった枝葉をふるい落としてゆけば、素(ピュア)の論理演算体系は、テューリングマシンの如く一連の情報処理を繰り返すことによって実現されるものではないだろうか?と思われます。 >ロバート・ディッケという学者が「人間原理」関する大変興味深い提案をしています(もう、ご存知かな)。 人間原理については、私は「ある程度までは納得がゆく」という感じです。ディッケ、カーター辺りまでは。 ruehasさんが仰る通り、現在の宇宙と言うのは、人間(炭素-酸素型生命体)にとって、余りにも居心ちよくあつらえられています。 空間が3次元で構成され、重力定数値が10^-39の範囲で現在の値と一致していなければならず、核力の大きさは、まさにその値でなければ、物質の創生さえされなかった。 本当に奇跡的です。 ここまでは納得なのですが、実は私はホイーラーらが唱える「強い人間原理」には納得しかねるのです。 この宇宙とは、ほんの少しだけ物理定数が異なったため、進化し得なかった他の宇宙の可能性というは、どれだけあるものなのでしょうか?それこそ無数にあったのではないでしょうか? 結果的にこの宇宙が特別な存在だということはあっても、「現在この宇宙を観測している事実」という立場からのみ考えると言うことは、結局この宇宙だけを特別「視」しているに他ならないと思うのです。 話が脱線してしまいました。まだまだ人間原理に関しては思うことがあるのですがこの辺にしておきます。申し訳ございません。 >宇宙創生も、地球生命誕生も、観測によって現在に確定された過去の歴史ということになるのかも知れません(やや強引です)。 観測問題に関しては、EPR実験その後辺りから、私の理解を超えてしまいました(笑)。実験によって否定されたと言うことは結果として知り得ても、アスペよりもアインシュタインの方に(感覚的には)納得してしまいます。 >観測は複数の人類の入れ子状態で行なわれるのだそうです。もし、地球以外に観測者いるとしてもそれは同じことですよね。この考え方を適応すると、質問の主旨である地球外生命体に就いて面白い結果が得られます。つまり、現在の宇宙がこのようにあるということは、全く別の物理定数を要求する観測者がこの宇宙にはいないということです。 これは、すごい考えですね。 なるほど。強い人間原理からの論理的結末として、また宇宙に存する意識の総体として観測問題をからめるとこう結論付けられそうですね。うーむ。すごい。 量子力学についてもっと知りたくなってきました。 非常に興味深いご回答どうもありがとうございました。
- ticky
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興味を持ったので、思うことを書きます。 >「もし地球外生命体が存在し、その姿を電波でとらえることができるのなら、それはやはり炭素+酸素型の生命だろうか?」 原始の生命は、嫌気性細菌のような酸素を必要としない(むしろ酸素が毒な)生物であったと推測されています。 故に、 地球外に生物が存在するならば、それが酸素を必要としない生物である可能性は十分にあると思います。 地球外の生物がいるとすれば、それが炭素ベースで構成されている可能性が高いと思います。 炭素は鎖をつくることによって多様な化合物を構成することができるからです。 珪素で構成される可能性もありえると思います。 >「もしその地球外生命体が知性を獲得しているのなら、論理体系は我々と同様なのだろうか?」 もし、地球外生命体を発見したとして、その生命体がヒトとは異なった論理体系でもって思考をしている場合、我々ヒトにはその論理が理解できず、 よってそのような生命体が知性を持っているとは見做すことはできないと思います。 だから、我々が知的と見做す生命体は、我々と同様の論理体系を持っているに違いないのです。 (でも、こう考えると、「人智を越えた」存在の神は、人間には理解できないから非知的な存在だということになってしまう・・・) そもそも、「知性」とは、ヒトのヒトたる所以のものだと思います。動物にはなくて、人間のみが持つものであるのです。 ヒトの「知性」ようなものではないものを知性とは呼ばないのです。 #ただ、私は、知性の本質は論理演算体系ではないのではないだろうかと思います。 (もっとも私には論理演算体系というものがどういうものかよく分からないのです。論理学を学んでいるわけでもないので。)
補足
tickyさん、ご回答どうもありがとうございます。 >原始の生命は、嫌気性細菌のような酸素を必要としない(むしろ酸素が毒な)生物であったと推測されています。 >故に、 >地球外に生物が存在するならば、それが酸素を必要としない生物である可能性は十分にあると思います。 なるほど。確かに生命が誕生した環境も定説ではホットスポットなどとされていますし、植物が繁栄した頃は地球上は酸素で毒されていましたからね。その可能性は十分に考えられますね。 >地球外の生物がいるとすれば、それが炭素ベースで構成されている可能性が高いと思います。 >炭素は鎖をつくることによって多様な化合物を構成することができるからです。 >珪素で構成される可能性もありえると思います。 珪素と言うのもありえますね。 炭素に比べてやや不活性だけれども、高温な環境でも安定してそうですし。シリコンチップを自己複製する生物。。。なかなか魅力的で想像力をかきたてられます。 >もし、地球外生命体を発見したとして、その生命体がヒトとは異なった論理体系でもって思考をしている場合、我々ヒトにはその論理が理解できず、 >よってそのような生命体が知性を持っているとは見做すことはできないと思います。 >だから、我々が知的と見做す生命体は、我々と同様の論理体系を持っているに違いないのです。 >#ただ、私は、知性の本質は論理演算体系ではないのではないだろうかと思います。 論理体系の相互ができないくらい遥かに離れた論理体系をもっている知的生物なら我々はそう見なすかもしれません。 仮にその知的生命の論理体系を翻訳できたとして、やはりそこにはインプットに対しなんらかの論理や演算を加えアウトプットにし、また別のインプットとすると言った一連の機能があるのではないでしょうか? たとえそれを人間が感知できないとしても。 だとすると、知性の本質は(理性や感情のことは置いといて)、ホモサピエンスであろうと、地球外生命体であろうと、アランテューリングの考案した情報処理の手法に還元されないだろうか?と思うわけです。 テューリングマシンにつきましては、私の拙い説明よりはこちらを参考になさるとよろしいかと存じます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3 私も論理学を学んだわけではございませんので間違っている箇所が多々あると思います。どなたかに訂正していただければ幸いです。 ご回答どうもありがとうございました。
- Blackmail
- ベストアンサー率16% (28/165)
>仮定の話を前提とした質問です。 が、大前提ならば、適切な回答は出来ません。 何らかの関数を用いたとしても、『仮定説』であるなら関数の何れの公式も変化する事があるから。結果的に論ずる前に『何らかの定式』を用意して議論と回答を求め易い状況に置き換えてみては如何でしょうか。 >スターウィスプをたくさん地球からばら撒けば~。 不特定多数で、この質問を興味持ち読む方もいると思うので、『スターウィスプ』とは何かをご説明して下さい。 >最近人間原理に関して考えるようになり、 ならば・・・。先ずは、『それはやはり炭素+酸素型の生命だろうか?」』(引用) 地球外生命体が地球上で存在し地球人の都合での分別してる元素以外を持ち、それらで構成されてるかも知れないので、『仮定説である上に地球人の都合だけで』考えるのは詰らない。 また、 『宇宙上で通用する物理法則が同様ならば、物理学上の普遍定数とともに、論理演算体系も同一なのでしょうか? 』(引用) ~ならば、同一か? 指の本数に疑問を持つのに、地球人の都合と外宇宙の定説(通用する物理法則を)同様とするのは質問が不思議だ。 回答し易いようにもう一度、まとめて書いてみて下さい。
補足
Blackmailさん、アドバイスどうもありがとうございます。 >結果的に論ずる前に『何らかの定式』を用意して議論と回答を求め易い状況に置き換えてみては如何でしょうか。 >不特定多数で、この質問を興味持ち読む方もいると思うので、『スターウィスプ』とは何かをご説明して下さい。 アイタタ。ご提案どうもありがとうございます。 『仮定の話』を前提としたのは、より自由に回答者自身が想像できると思ったからで、深遠な考えはありませんでした。ご容赦ください。 とりあえず、私の質問の本質としては、『仮定の話を前提とした質問です』は読み飛ばして下さって結構です。 確かにスターウィスプの話を端折るのはどうかと思いましたが、質問文が長すぎると、本当はこの問題に興味がある方の回答を遠ざけてしまう人が多いのではないかと危惧したことが一つと、質問の文字数制限に引っかかってしまうのではないかと思ったので省略しました。 でも、Blackmailさんの仰る通り、説明していないからこそ、この質問の回答から遠ざかる可能性がありますね。簡単ですが、説明させていただきます。 ----以下スターウィスプの説明ココカラ スターウィスプは、ロバートフォワード博士が考案した探索体です。 材質はアルミニウムのような、ものすごく細い金属製の繊維を組み合わせて作成したもので、1キロメートルにもなる長さを持っているものだったと記憶しています。 所々に超LSIを組み込み、地上からレーザーで照射して発射します。 途中途中で自分自身をアンテナとして地球に映像を送ります。 地球から発射されたスターウィスプは確か最終的には光速度の数十パーセント(!)の速度で巡航可能だったように記憶しています。 ----以上スターウィスプの説明ココマデ Web検索したのですが、見つかりませんでした。かなりあやふやで申し訳ございません。 >地球外生命体が地球上で存在し地球人の都合での分別してる元素以外を持ち、それらで構成されてるかも知れないので 余りにも未知の部分に頼るのも難しいと思いますので、しばらくは地球人の(というより私の質問での)都合でお付き合い願いたいと思います。 >指の本数に疑問を持つのに、地球人の都合と外宇宙の定説(通用する物理法則を)同様とするのは質問が不思議だ。 私は地球や人間を基準とした物理法則以外は、宇宙に普遍的に通ずるものと思っていますので(光速度や各素粒子の質量・スピン・電荷などは宇宙上で変わらないという意味で)、そういう前提にいたしました。 なお、指の本数に触れたのは、その知的生命体が何進法を使用しているか分からないのに、『180度』と書いてしまったからです。 いかがでしょうか? 本来、特にWeb上で議論するのは苦手で、Blackmailさんの意図する補足ができたかははなはだ疑問ですが、よろしくお願いいたします。気が向いたら再度ご回答ください。
補足
ibm_111さん、ご回答どうもありがとうございます。 >フレッドホイルの「暗黒星雲」では、 >知性を持った星雲という概念が登場します。 >ですが、惑星上に存在する知的生命という限定のしかたをすると、>炭素型以外は難しいかもしれません。 >ケイ素生命については、 >http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=369878 >をどうぞ。 SF小説の話で恐縮ですが、いくつか弗素型の生物についてかかれている作品もあるみたいです。未読ですが。 実はつい最近にSFに興味を持ち始めまして、いつかたくさんのSFを読む際に、自分自身の知識の再構築を促すためにもあって、この質問をしました。 珪素型。。。難しそうですね。 ただ、高温環境下ならまだ可能性があるようにも思えます。 >で。論理体系なのですが、 >およそ地球上で考えられている論理体系は >形式論理 >直覩主義論理 >量子論理 >様相論理 >等々ありますが、 >決して無から作られたわけではないことに注意しましょう。 >その前提として、形式論理があったわけで、 >これはもっとも素朴な我々の直感(直観ではない;わざわざ辞書で調べてしまいましたが)に、 >合致しています。 非常に論理学にお詳しい方とお見受けしました。一般人とありますが、専門家に近い方でしょうか?しばらくは門外漢の私にお付き合いください。 例えばラッセルのパラドクスから従来の集合論の危機が生まれ、直観主義論理やゲーデル、コーエンへと導かれたのならば、論理学自体の進歩--というよりもっと積極的なという意味で進化とするべきでしょうか--は、普段の生活を送る人々に経験則(直「感」)以上の論理を与えたのでしょうか? とすれば、我々が持ちうる論理体系について形式論理に則った方法論と言うのは、ibm_111さんが仰るように、あらゆる論理に対して基本的なことだったのでしょう。 そう考えると結構宇宙に普遍的なものなのではないかと思えてきます。矛盾性を追求していく論理(もはや論理ではないかもしれませんが)が無い限りは。 >では、いきなり非・形式論理から入る知的生命というのはいないのか? >「彼ら」の直感的な自然観に量子論が組み込まれていれば >最初から量子論理は発達するでしょう。 >そして、形式論理はそれのもっと単純な形として「発見」されるはずです。 >「彼ら」は相当小さいでしょう。 仮に量子論理が通常の方法であった場合、果たして形式論理はもっと単純な形として認識されるでしょうか? 結局は、常識からの逸脱を行うのは難しいと言うことになりそうな気がします。 量子論理がどのようなものかは存じ上げておりませんので自信がありませんが、0と1が共存する確率で状態を決定するようなイメージがあります。 とすると、トンネル効果やマイスナー効果が日常である状態からマクロな世界に思弁をくゆらせたとき、形式論理が直「感」的であるかどうかは。。。・・・おそらく否定されると思います。 長々と駄文を書いてしまいました。 間違っている箇所いっぱいあると思います。 ご回答どうもありがとうございました。