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計算書類と有価証券報告書の見方
計算書類と有価証券報告書の見方 計算書類と有価証券報告書というものがあると思うのですがこの2つを見るときにどこをポイントに見るのがよいのでしょうか? どなたかご教授していただけると幸いです。
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>どこをポイントに見るのがよいのでしょうか? 目的が分かりませんので、一概に言えませんが・・・ 下記で概ね目的を達成できます。 (投資目的でも、会社の研究目的でも) <会社の推移> つまり、当該会社の計算書類、有価証券報告書を5期分程度を用意します。 そこで、5期分を時系列で並べてどのように変化したかを見てみます。 例えば、昨年比10%以上の増減があるのはどの部分か? ※セグメント別損益、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー等々、 数字が記載されているものを全て5期分並べます。 これだけをキーポイントに比較するのです。まったく変化のない会社は 面白くない会社です。成長もなければ衰退もありませんので株式を投資 するには向いていない会社です。また純粋な研究であっても成長の無い 会社を題材にすると論文もなかなか書けませんから敬遠しましょう。 ※売上の増減は少なくても、どんな会社でも何らかの増減が見られます。 つまり、その増減が会社の特徴なのです。 変化している場合には、その理由を調べてみましょう。理由が分かれば その会社のある部分が見えてきます。 <他社比較> 同業他社と比較します。沢山の同業他社と比較するとその業界の平均が見えて きます。時間的に無理ならば一社でもいいので同業他社と比較します。 比較すると、上記で確認できた10%の増減ポイントが異なる事が見えてきます。 (近い会社もありますが、まったく同じ傾向の会社はありません) つまり、その傾向の違いが2社の違いなのです。 これで、かなり深いところまで会社を理解することができますよ。