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原題 「Sieben Ohrfeigen」 1937年 ドイツ映画の
原題 「Sieben Ohrfeigen」 1937年 ドイツ映画のタイトルの訳について、教えてください。 英語では、「seven slaps」、「sevan boxes on the ear」と訳されていますが、この英語のタイトルの二つの言葉の違いを詳しく教えてください。 どちらも、日本語訳のタイトルである「七つ擲る」、あるいは「七つ平手打ちをする」と言う意味だと思いますが、ニュアンスの違いが判りません。 よろしくお願いします。
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- ucok
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「slap」は「平手打ち(を食らわす)」という意味で、日常生活でもごく一般的に使われる単語です。「平手打ち」ですから、日本語同様、「頬をひっぱたく」というイメージを抱く人が多いのではないかと思います。 一方で「box on the ear」は、4年間の米国生活を含めて41年間英語を使い続けた中で聞いた記憶がなかったので、調べてみました。確かに英和辞書では「横っ面をひっぱたく」という意味だと書いてありますが、""で括って英語圏のyahooで検索してみるとヒットするさまざまな英英辞書を観る限りでは、「主に耳を目がけて横っ面をひっぱたくこと」という意味のようです。早い話が「耳の上にボクシング」ってわけで、よく格闘家の耳がつぶれているのはこのせいというわけです。 なんだか「slap」よりも激しそうな気がします。そもそも「slap」で簡単に耳がつぶれるというイメージはありません。『十二人の怒れる男』というアメリカ映画の主人公たちも、体罰が「slap(平手)」だったか「punch(ゲンコ)」だったかで違うとモメていました。 ちなみに、さまざまな映画データベースによると、『Sieben Ohrfeigen』はアメリカで『Seven Slaps』というタイトルで公開されたとしているデータがほとんどで、その他のサイトは「英訳するとseven boxes on the earという意味のドイツ語」としか書いていないものが多いです。ただし、個人的な感想としては『Seven Slaps』じゃ題名として妙に間が抜けていますよね。「seven boxes on the ear」のほうが語呂がいい感じがします。でも、データベースによると、この映画はラヴコメだそうなので、わざとあっさりとしたタイトルにしたのでしょうか。 ちなみに、私はドイツ語が苦手なのでよくわからないのですが、「Ohrfeigen」という単語は辞書によると「横っ面をひっぱたく」ですが、「Ohr」自体は「耳」という意味だそうですね。
お礼
早速、回答していただきまして、有難うございます。 「Ich tanze mit Dir in den Himmel hinein 」と言う、ドイツ語圏ではよく知られていると思われる曲が、映画「Sieben Ohrfeigen」の中で歌われている事を知って、あちらこちらと映画のデーターベースを見ていて疑問が生じた、と言う訳です。 私は、英語も独逸語も良く判りませんので、どなたか堪能な方のご意見が伺えれば有難いと思い、投稿いたいました。 「box on the ear」と言う表現は、普段使われる事が無いと言う事も教えていただき、大変参考になりました。 話は変わりますが、こちらのサイト、「goo映画」で、「Sieben Ohrfeigen」が検索出来なかったのが残念でした。ドイツ映画は、戦前の物となれば尚更、なかなか観る事が出来ないので、こちらでは、あらすじが仔細に書かれていて有難かったのですが・・・。