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電子写真の方式について教えてください。
- 電子写真の方式には東芝やリコーの方式とキヤノンの方式の2つがあります。
- 他のメーカーも上記の方式を使っていることがあります。
- 具体的な話をしている知人の情報が正しいかどうか疑問に思っています。
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プリンタの修理屋です。 私がこの仕事をはじめた15年以上前は、メカニズムに関してはゼロックス対キヤノンという構図がありました。 ご存知かも知れませんが、日本で最初にコピー機を作ったのはキヤノンで、ゼロックスの特許をかいくぐって独自の技術で作られたものです。 電子写真の方式といっても、大まかな原理は一緒ですから、おそらく画像の形成時点での差を言われているのでしょう。 よく、トナーカートリッジと感光ドラムが一体型になったものがキヤノンの特徴といわれますけど、これは半分間違い。 一体型カートリッジは特許なのですが、元々ミノルタが持っていたもので、それをキヤノンが買って、大きく開花させたわけです。 キヤノンの大きな特徴としては「一成分トナー」と「ジャンピング現像」という技術があります。 トナーはご存知の通り着色したプラスチックの粉ですが、それを薄く並べて感光ドラムに転写していくことは非常に難しくなります。 そこでキャリアと呼ばれるものに付着させ(キャリアは鉄粉であることが多い)、磁石の力で均一に鳴らしていきます。 その状態で、感光ドラムに接触させると帯電している部分にだけトナーが付いていくわけです。 キヤノンの場合は、キャリアである鉄粉の周りをトナーでコーティングした形のトナーです。 さらに、トナーが付着したローラーと感光ドラムの間には隙間があって、静電気に引力で、トナーがジャンプして感光ドラムに付着します。 これらの技術で、画像が鮮明になる、ドラムの寿命が長くなるなどのメリットも生まれたわけです。 ただ、こういったものの特許もほとんど切れてしまい、残っているのは改良などによる周辺特許だけのようですね。 どこの会社でも似たような感じの商品は出てきています。
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- wako65
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カートリッジと言って思いつくのは、 (1)感光ドラムとトナーが一体のカートリッジ (2)感光ドラムとトナーがそれぞれ別のカートリッジ という二種類がありますね。 感光ドラムには寿命があり、トナーは消費されるものです。 ドラムの寿命をトナーの消費量に合わせたものが(1)のカートリッジです。 (1)では、カートリッジ一個を固定すればよいので、本体の価格を安くすることができます。 (2)では、複数のカートリッジを本体で支えるために、本体の価格は多少高くなりますが、各カートリッジはそれぞれ寿命まで使えますので、維持費は安くなり、最近のエコブームではこちらが優勢です。 電子写真方式と言えば、 (1)感光ドラム上で、光を当てたところにトナーが乗る方式と、 (2)光を当てなかったところにトナーが乗る方式 の二種類があります。以前のリコーでは(2)の方式、キヤノンでは(1)の方式だと聞いたことがあります。 あくまで聞いた話で、確認できたわけではありません。 また、今は異なる方式になってるかも知れません。
以下のような複写方式を"電子写真"といいます。 帯電させた感光体表面に光を当て像を写します。 光の当たった部分だけ、電荷が通り抜けてしまい、光の当たらなかった部分にだけ電荷が残ります。 そこにトナーをかけると電荷の残っている部分にトナーが付着します。 これを紙に転写して熱で固定すれば、複写ができます。 一般的にゼログラフィといいます。これを商用にしたものがゼロックスの複写機です。 キヤノンの複写機も原理的には同じですが、ゼロックスの特許に抵触しないような方法になっており、これはNP方式と呼ばれています。 アナログ式複写機では、ぱっと一発発光して感光体に結像するのですが、ディジタル式では先の方の回答にあるように、CCDなどで一度イメージデータに変換して、それをレーザビームを使用して感光体上に描画する、というようなことになっている、と思います。 ここのスキャナ部の方式にもCCDとCISの二種があるそうです。 ゼログラフィ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3 複写機 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%86%99%E6%A9%9F
- 塾長(@ty470620)
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撮像素子による分類を言われているのでしょうか? 基本的に固体撮像素子が使用されているのを光学縮小系タイプと呼びます。 光学縮小方式とは、光源を白色蛍光ランプとし、複数のミラーとレンズを用い、光束の反射・集約を繰り返した後に原稿からの光を光学系で撮像素子であるCCDイメージセンサに導くものです。 そのため機構が複雑になり、装置の大きさも必然的に増すことになりますが、光路長が長くとれるために焦点深度が深く、原稿が原稿台に密着していなくてもピントが合いやすい特徴があります。またCISと異なり白色光源を用いているためRGBを同時に読み取ることができることから、CISよりも高速な読み取りが可能になります。白色光源を用いているということは、カラー原稿をモノクロで読み取る際にも読み取れない色がなくなるということを意味し、特に複合機でモノクロ原稿をFAX送信する時などに特定色の欠落を起こさないという長所があります。さらに光学的に高解像度を得やすいことや焦点深度の深さなどからネガフィルムの読み取りも可能とする機種が多くあります。色選別(分光)にカラーフィルターを用いているために3色LEDを用いているCISタイプよりも色再現性は高くなります。ただし、光源に蛍光ランプを用いているためにウォームアップ時間がかかり、立ち上がり時間が遅い上に、消費電力もやや大きくなってしまいます。この欠点についても、ウォームアップ不要による待機時間の短縮、省電力化を目的として白色LEDを光源として用いる機種もあるようです。 等倍光学系タイプ、着センサー方式 光源にRGBの発光ダイオード (LED) を用いたもので、R・G・Bをそれぞれ高速に切り換えてロッドレンズアレイを通して撮像素子であるCMOSイメージセンサに原稿からの光を直接的に導くような仕組みのものです。光源を切り換えるのに時間がかかるため、CCDタイプのものよりも読み取り速度は遅く、またコントラストの高い部分では色のにじみが生じやすいといった欠点もあります。特に高速でスキャンすると色ズレが生じやすく、また、焦点深度が浅く、原稿が原稿台に密着していないとピントが合いにくくなります。カラー原稿をモノクロで読み取る際にはR・G・Bの内のいずれか一つのみを点灯させて読み取るため、読み取れない色がある点に注意が必要です(どの色が読み取れないかはその機種毎に異なります) このタイプが苦手としてきたフィルムスキャンでありましたが、最近では光源を工夫してフィルムスキャンができる機種も出てきています。CCDタイプと異なりLEDの光源特性で色選別(分光)を行っているために色再現性は劣ります。しかし、光学系が単純で、装置のサイズをコンパクトにできるメリットがあります。ウォームアップ時間を必要としないため立ち上がり時間は短く、また消費電力も少ないようです。最近の機種はUSBケーブル一本のみで利用できる手軽さがもあります。 この二種類のことを言っておられるのかと思います。
- t_nojiri
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プリンターの方式なら http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/hardware/output.html のプリンタ方式の所。 カメラのことなら CMOS http://ja.wikipedia.org/wiki/CMOS%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5 CCD http://ja.wikipedia.org/wiki/CCD%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5 等の固体撮像素子の事ではと思いますが・・・。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 説明不足で失礼いたしました。 恐らくトナーカートリッジの仕組み等のことだと思います。 その中でも特に現像ですとか、メカトロ系の・・・・。 何か心当たりがあればお教えください。
- taekweng
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この内容から、なにが聞きたいのか知りたいのか理解不能です。 もしかしたら、コピー機のスキャンの仕様というか仕方のことなのかも
補足
早速のご回答ありがとうございます。 おっしゃる通りです、失礼いたしました。 恐らく、トナーカートリッジの方式だと思います。 トナーカートリッジについて何か思い当たる点はございませんか?
補足
早速のご返答ありがとうございます。 また、非常に詳しく、丁寧にご回答いただきましたが、 知人はそこまで詳しい知識を持っておりませんので、 今回ご回答いただいたような内容ではないと思われます。 説明不足で申し訳ございませんでした。 他の方にも補足させていただきましたが、 トナーカートリッジの根本的構造、方式だと思われます。 例えば、インクジェットプリンタでいうところの、 キヤノン方式とエプソン方式といったような感じの・・・・。 トナーカートリッジもしくは、現像方式に置いて、 「東芝・リコー系」と「キヤノン系」に分けることができるような、 仕組みや方式等思い当るところはございませんか? もし思い当たる点がございましたらお教えください。 どうぞよろしくお願いいたします。