• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:宇宙嵐に関しての疑問です。)

宇宙嵐についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 宇宙で宇宙船が宇宙嵐に遭遇した場合、どのような状況になるのか?
  • 宇宙嵐の中で人は何を見、どれほどの衝撃を受けるのか気になる。
  • 宇宙嵐についてはウィキペディアで調べたが、その現象に関する説明は省いてほしい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.1

 宇宙嵐という言葉はどうやら正式なものではなく、磁気嵐の事を指す様です。  磁気嵐の主な原因は、フレアと呼ばれる太陽の大気中における爆発的なプラズマの放出現象により、太陽風が特別強く吹くためです。  太陽風には高速の荷電粒子が含まれていますが、高エネルギーの粒子は放射線そのものでもあります。  つまり、磁気嵐が起きている時には、強い放射線が通過している時でもありますから、宇宙飛行士は放射線で被爆します。  人体には放射線を感知する機能が有りませんから、放射線を浴びている最中は、痛くも痒くもなく、何も感じませんが、フレアの際の放射線は致死量を超える事もあります。  又、フレアからは荷電粒子の他にもX線が放射され、太陽風よりも早く地球に到達しますから、磁気嵐が始まる前から、放射線に被爆し始める事になります。  宇宙にある電子機器は、磁場の変動によって生じる無用の誘導電流による影響と、放射線が内部の半導体を傷つけたり、回路から電子を叩き出す事による影響、荷電粒子を大量に浴びる事による帯電の影響、等により、誤作動を起こしたり、ダメージを受けたりします。  地上では磁場の変動により、送電線に無用の誘導電流が流れますが、この誘導電流による影響は、送電線の長さが長い程、大きくなり、磁場の変動が大きい高緯度地域では、まれに長距離送電システムの障害が発生する事があります。  フレアの発生によって、太陽から放射されるX線や紫外線の量が増えると、電離層のD層の中の空気が電離する割合が増えて、D層が短波通信の電波を吸収する様になってしまい、長距離の短波通信が使えなくなる、デリンジャー現象と呼ばれる通信障害が発生します。  又、悪い事ばかりではなく、フレアから放出された荷電粒子によって、美しいオーロラも発生します。

ruraruraru
質問者

お礼

とても詳しく説明してくださって、ありがとうございました!

関連するQ&A