- 締切済み
放射線によるDNAの損傷と修復について教えてください。
放射線によるDNAの損傷と修復について教えてください。 1)放射線によるDNAの損傷には、塩基損傷とDNA鎖切断があるがX線のような間接電離放射線 では、塩基損傷は生じない。 2)DNA鎖切断のうち、二重らせんの両方が切れる二本鎖切断の発生頻度は、片方が切れる一本 鎖切断の発生頻度より高い 3)細胞には、DNA鎖切断を修復する機能があり修復が誤り無く行われれば細胞は回復し、正常に 増殖を続けるが塩基損傷を修復する機能は無い。 4)DNA鎖切断のうちは一本鎖切断は二本鎖切断に比べて修復されやすい。 5)DNA鎖切断の修復方式のうち、非相同末端結合は、DNA切断端同士を直接再結合する修復で あるため誤り無くおこなはれる。 5つのうち正しいものはどれでしょうか? 試験がせまっております。どなたか教えていただけませんか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- sewingcough
- ベストアンサー率57% (99/173)
1)放射線によるDNAの損傷には、塩基損傷とDNA鎖切断があるがX線のような間接電離放射線では、塩基損傷は生じない。 ×間接電離放射線では、直接作用としてのDNA鎖切断と、間接作用としての塩基損傷の両方が起こります。 2)DNA鎖切断のうち、二重らせんの両方が切れる二本鎖切断の発生頻度は、片方が切れる一本鎖切断の発生頻度より高い ×二本鎖切断よりも一本鎖切断の方が発生頻度は高く修復も容易です。 3)細胞には、DNA鎖切断を修復する機能があり修復が誤り無く行われれば細胞は回復し、正常に増殖を続けるが塩基損傷を修復する機能は無い。 ×塩基除去修復、ヌクレオチド除去修復など塩基損傷を修復する機能もあります。 4)DNA鎖切断のうちは一本鎖切断は二本鎖切断に比べて修復されやすい。 ○二本鎖切断よりも一本鎖切断の方が修復されやすいので、一本鎖切断は頻度が高いですがあまり問題になりません。 5)DNA鎖切断の修復方式のうち、非相同末端結合は、DNA切断端同士を直接再結合する修復であるため誤り無くおこなはれる。 ×切断した二本鎖同士をつなぐ修復ですが、つなぐ部分周辺のDNA配列がごっそり抜け落ちることが多いです。 多分こんな感じだと思います。 間違ってたらすいません。
お礼
有難うございます。ほんとに助かりました。資格試験がんばります。