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もんじゅの再開って? いまさら何の意味があるの?施設は老朽化の時代遅れ

もんじゅの再開って? いまさら何の意味があるの?施設は老朽化の時代遅れで しかも 原子力廃棄物の問題は果てしなく普通の原子炉でも廃炉のコストが5000億といわれているのに  事業仕分けされないのは 民主党の仕業?? それとも このままでは事故が起こるのが目に見えているので 事故を起こしてやめさせる陰謀? まさかとは思う妄想であって欲しいが なんか あっさり進んでいるのが気持ち悪いです。誰か教えて。

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  • kuni-chan
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回答No.3

 No.2です。  一部誤解されていますので、補足します。  現時点で廃止できるなら、既に廃止されているはずです。廃止も休止もできないから動かすのです。  そうなる理由は、前回書いた後半の部分と思っています。一般の人と離れた意志決定がされていると感じていますし、そんな決定はありえないと私も思います。今回は絶対に動かしたいと思った人がいたのは確かでしょう。  核融合ですが、実現できれば誰が見てもこちらが良いのは明らかです。原料の重水素は豊富ですし、排出されるのはヘリウムです。  進まないのは技術的な問題が解決できないからです。高温プラズマに耐えられる容器になる素材がありませんから、磁力で閉じ込めようとしています。超電導磁石を開発していますが、超電導物質の問題が解決できていません。全体ではまだ基礎研究の段階です。もし、5年以内に核融合の実験炉が建設できるくらいまで来ていれば、高速増殖炉の研究が不要ですが、現状ではあと何年かかるかわかりません。

v008
質問者

お礼

ご見識ありがたく読ませていただきました。超伝導物質。そうですか。  また 文殊を動かすことで確保した研究費をそういった研究に回していけるというのもあるのでしょうから 40年100年単位の研究開発には目先の成果をぶら下げる必要があるのかもしれませんね。 結局 人力や家畜動力の活用 有機燃料の活用などが再度有望視されるのかもしれません。

その他の回答 (2)

  • kuni-chan
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回答No.2

 もんじゅは動かすのも廃止すのもかなりの費用がかかります。  止めれば今までの苦労は何?という事になりますし、休止を続けるにしても設備維持にかなりの費用がかかりますので動かす事にしたのではと思っています。  もんじゅは実用化へ向けての実験炉ですから、研究と考えれば動かす意義を主張できるでしょう。  これは本当かどうかわかりませんが、原子力関係は企業と政治が利権で結びついていると言われています。また、もんじゅの再開に対して金沢-福井間の新幹線建設を確約したという噂すらあります。

v008
質問者

お礼

通常の原子炉の廃炉にかかる費用は5000億円程と試算されているようですね。 動かしてからも 廃炉になるので 今すぐ廃炉にしても うごかしてからでも 廃炉にする費用はかかるので だったら動かせばという論理はありえません。 原子力は当然軍事外交経済すべての利権が絡んでいますし 国防も絡んでいます。 プルサーマルの成果は国際的に遅れていますし 核融合炉の方がリスクの面で素人目には有望に 見えます。 テロの懸念がありながら かつ トイレの無い便所にたまっていく放射性廃棄物を 50年の半減期の放射性物質から 2万年の半減期を持つ 内部被爆の生態系破壊のリスクを犯してまで実験を継続する論理は 理性も知性も感じないグループシンクてき判断のような気がします。

  • fisker
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回答No.1

高速増殖炉は未だ開発途上の技術で、もんじゅの位置付けは原型炉となっています。実用化まではまだ何十年もかかる技術で、アメリカやフランスは途中で開発を断念しており、原型炉は世界に一つだけです。 日本にとっては高速増殖炉は核燃料サイクルの本命であり、これが実用化できないと将来のエネルギー戦略を大幅に見直す必要があります。また、ナトリウム冷却高速炉の技術は東芝の4S、ビルゲイツが推しているTWRなど将来を有望視されている新型炉にも不可欠です。そのため、もんじゅの実績は日本だけでなく世界のエネルギー戦略にとって大きな意味を持ちます。 尚、もんじゅがナトリウム漏れ事故から10年以上の停止を余儀なくされたのは技術的な問題というよりは、事実の隠蔽を図ろうとするなど企業風土を含めた社会的な問題です。また、原子力発電全体について言える事ですが具体的にどういう危険がどれくらいあり、逆にメリットとしては何がどれくらいあるのか、といった説明が十分になされておらず、推進派、反対派ともにちゃんとしたデータに基づかず定性的な評価だけの議論がまかり通っているという問題があります。 エネルギーの長期戦略は50年後から100年後くらいの国民の安全に大きく関わる問題です。高速増殖炉を含めた原子力の利用そのものを止めるという選択もあり得るでしょうが、どういう選択をするにせよ主体である国民がメリット、デメリットを正しく理解した上で議論を重ねることが不可欠だと思います。

v008
質問者

お礼

>これが実用化できないと将来のエネルギー戦略を大幅に見直す必要があります。事実の隠蔽を図ろうとするなど企業風土を含めた社会的な問題です。 まさかここまで本当のことを回答いただけるとは思って居ませんでしたありがとうございます。 事実として予算対効果を考えると 「核のゴミ問題」と「テロとの戦い」を合わせて考えると 兵器転用可能 しかも プルトニウム型 という深刻な問題と 半減期が絶望的に長い核廃棄物が詰みあがる事がわかっていて推進する神経は まさしくおっしゃるとおりの「社会的な問題」が何の反省も無く生きている証拠だと思います  民主 社民が与党を取っていてのこの動きは是々非々で今後を問うべき問題。 むしろ 同じ戦略であれば廃炉問題や 高レベル廃棄物の無毒化 等必要で解決できていない問題に研究を集中する事と 核融合炉の開発を爆縮技術やトカマクなど未来に有望な動きの方を選択するべきではないか?と素人の私には思えてならない。   国家間の安全保障が問題の解決になる時代ではなく 政治テロが核抑止力を無力化したというほうがはるかに問題で しかも パキスタン イラン 北朝鮮などへのテロ支援国家への各技術の流出はもはや事実。 拉致問題も未解決。   原子力をやめるという選択肢が投入すべき研究費など 予算的な面から 核のゴミ 廃炉の問題を抜きにして可能であるとはとても思えない。  やめるために 例えば核融合が実現すれば 核廃棄物が無力化できる(燃料が無尽蔵でしかも必要なエネルギーが手に入る)しで現実的対策は 探せばいくらでも見つかると思うが そのリーダーシップを取る人材がいないのでは?  数千億のコストがかかる廃炉問題を捨て置いて老朽化した原子炉の継続使用を続けて あちらこちらに危険を内包させている。 稼動したもんじゅの廃炉に一体いくらかかるのか?手に負えないプルトニウム性の核のゴミをいったいどうする気なのか? (まさか ドラム缶に入れて海に捨てる気か?)  研究開発費の現実的な獲得と成果の顕在化を求める為にも 舵取りを間違えると大変な事になりかねない気がしてなりません。 (あえてこの欄でメリットデメリットに触れさせていただきます) 

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