- ベストアンサー
リハビリ従事者の働き方について考える
- 私は医療のリハビリ従事者であり、新人として入職しました。しかし、私の勤務先では他の業界とは異なり、初日から多くの患者を担当します。業務量が多く、残業が日常化しています。また、自己成長を感じることもできず、週休1日の休みの前にも仕事が増えることが多いです。このような環境で転職を考えているのは甘えでしょうか?皆さんの意見をお聞きしたいです。
- 医療のリハビリ従事者として働いていますが、勤務先の状況について心配です。入職して間もない新人なのに、多くの患者を担当し、毎日忙しく働いています。残業が当たり前のようになっており、自己成長を感じることができません。また、週休1日の前の日にも仕事が増えることが多く、心身ともに疲れています。このような環境で早く転職したほうが良いのでしょうか?皆さんの意見を聞かせてください。
- リハビリ従事者として働いていますが、入職してからの環境に悩みがあります。他の業界では先輩に指導を受けながら徐々に患者を担当するのが普通ですが、私の勤務先では新人の初日から多くの患者を担当し、毎日忙しく働いています。残業も当たり前で、自己成長を感じることができません。週休1日でも仕事が多く、休みの前の日にも仕事が増えることがあります。このような環境で転職したほうが良いのか悩んでいます。皆さんの意見をお聞かせください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
経験20年のPT、現在クリニック勤務、介護保険施設でも10年勤務しました。 今の仕事の実情は(本当は違反している事です)、有資格者(私)1名、パート1名。概ね週60時間勤務、150単位(うち50単位は医師の名前でカルテ記入)というのが実情です。 リハビリ業界はこの数年で大きく変わっており、新人さんで同じような現状に戸惑っている人は多いと思います。 古い考えだと思われるかもしれませんが、リハビリを技術職として極めていきたいと思うなら修行だと思うほかありません。医師の御意見もありますが、新卒医師は卒後も本当に大変な超過労働をされています。 忙しい中にも気付きを見つけ、調べる事やその考察に楽しみを見つけられればその仕事も無駄にはならないかと思います。 ただし、もっと勤務時間に自由の利く職場は沢山あるのも現実です。 読んだ感じではあなたの勤務している病院は、地域中堅病院、リハスタッフの研修(?)も結構力を入れてるつもりなんじゃないでしょうか。 仕事の流れやカルテ整理のコツを掴めば、もうちょっと楽になると思いますし、自分の仕事が楽になるような工夫も研修であり、患者さんのためになると思ってみてはいかがでしょうか。 また、カルテは自分の仕事の整理や反省にも役立ちますし、何より患者1単位+その患者カルテ整理ができて初めて1つの業務が終わることになります。 一日の単位についてはシビアな問題です。 現在、病院の医療報酬は本当にシビアになってきています。健康保険から介護保険へのリハビリの流れもあり、経営も部門別収支で切り分け、赤字部門は縮小していく傾向が顕著です。 今は殆どの病院が個別計上しており、常勤者1日の平均上がり単価を計算から逆算して給与が決められている所が殆どです。一般の企業と同じような会計システムが取り入れられて、総売り上げの30~40%が人件費となりますので、従事者の1日平均取得単位が3000点25日労働したと計算して、75000点×40%と計算して300000円がその人が稼いだ人件費になります。 そこに雇用側が支払う年金や雇用積み立て等を差し引いて、自分が払う年金や税金を引くと、手取り21万程度の収入にしかなりません。 参考にウチの実情をあげますね。 収益として、理IIの単価165点×150人/週×4週=概ね100万円と、リハビリテーション計画書作成料もリハビリ室の部署収益として計算してもらっています。 支出は(私の給与は別計算として)パートさんの給料、受付等収益不可な部門の人件費の25%、部屋の電気代や物件賃貸料のフロア面積分、その他雑費等合わせて概ね50万円です。 リハビリ部門月50万の収入、1年の収入が600万円。 ここから私の給与になります。 私は基本的に年470万で契約しています。600万の収入のうち40%を人件費に回そうと思うと240万にしかなりません。大赤字です。かといって、クリニックとしてもリハビリは1つの看板で集客力も上がりますので、今のところ潰す訳にはいきません。従って建前としてリハ計画書の収入を全部リハビリ部門に入れてもらっています。 本来ならPTを外して看護士で理IIIを計上した方が安上がりで収入増になりますが、院長の意向で「PTの専門的なリハビリ」と「経営感覚を持ち合わせた理学療法士」として今は使ってもらえているわけです。 ただし、別途ボーナスの計上に、新しい事業拡大の意見や提案、直接には繋がらなくても広告として地元のヘルパーやケアマネを招いての勉強会や研究発表など、時間外にもいくつか仕事を抱えています。 リハビリも以前は色々と考えられる時間があり、新人教育もゆっくりとできる環境で給料も高額でしたが、今ではそうもいかなくなってきました。介護保険事業では事業者(雇用側)はもっと厳しい状況です。 現状を不満と考えるのは当たり前だと思います。管理側からしか見えない問題はまだほかにも沢山ありますから。 勉強会の内容が不満なら自分は違う角度から臨床を見つめてもよいと思いますし、私は個人的に、何も分からない時は基礎生理や運動学だけを考えて臨床を見ても面白いと思います。何にせよ、不満だけで、与えられた手技を試行錯誤せず毎日考えずに繰り返す臨床家にはなって欲しくありません。 本当に頑張ってください。
その他の回答 (2)
- tomoyukira
- ベストアンサー率9% (42/430)
わたしは医者ですが、研修医といって卒業したての新人の時は病院に週に三日四日も泊り込み、早朝深夜に関わらず患者の元を訪れ、先輩医師に怒られ、看護婦に苛められ、成長しました。給料はやっと生活できるくらいでした。 リハビリも同じく技術を身につける為には最初は苦しいでしょうが、あとできっと役に立つ日が来ますよ。 頑張って早く一人前になってください。
お礼
医者の方も凄いですね。そんなに研修医時代は大変なのですか。 先輩に怒られたり看護師に苛められたりするのは共通なんですね。 技術を身に付けるのに現状の考えはベルトコンベアーみたいな作業 を行っている感覚なので仮説→検証→修正といった成長するために必 要なパターンができていないのが現実で、役に立つ日が本当に来る のかが非常に不安な状態です。役に立つ日がいつか来ますかね? 頑張って早く1人前になりたいです。 回答ありがとうございます。
- ShowMeHow
- ベストアンサー率28% (1424/5027)
ちっとも甘えではないと思いますよ。7-23時ということでしたら、1日16時間で 週6日でしたら96時間、一月あたり200時間以上の無給の残業を求められている ことになりますので、かなりブラックなほうだと思います。 もっと楽な医療機関もあるでしょうし、残業代を支払ってくれる職場もあるでしょう。 あなたが、そういうところを見つけて移れるかはよくわかりませんが、環境を変える 努力をしないで、良くならないかなと望んでいることを他力本願といいます。 まあ、 他力本願には仏にお任せするという意味もありますから、そういうのもありでしょうかね。 一応の目安としては現在の職場の人たちが、継続して何年くらい働いているのかを調査して、 それが短いようでしたら、あなたも転職したほうが良いと思います。 ただ、4月の5月で 職探しというのはあなたにとってはあまり有利な状況ではないですね。
お礼
現状はおっしゃるとおり4、5月の時点で新しい職探しは有利ではないと考えています。そうなるとやはり環境に順応していくしかないのかと考えていますが、それもかなり難しいと言うのが現状です。結構無茶な要求もあったりしますので。ある一定期間を決め、その期間を過ぎてまだ順応しきれていなかったら他の職場を考えたいと思います。 回答ありがとうございます。
お礼
クリニックというのはそういう風に経営していたのですね。 経営している側の考えを聞いたことがなかったので非常に参考になっております。 お話を聞いていると医療と言うのもビジネスの一種なのだなと実感しました。当然 といえば当然ですが。基礎生理や運動学だけを考えて臨床を見ても面白いですかね。 早速明日から取り入れたいと思います。毎日何も考えずに行っているセラピストに はならないように気をつけたいと思います。頑張ります。 回答ありがとうございます。