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ロマン・ポランスキー監督についての疑問

ロマン・ポランスキー監督について知りたいことがあります 1、マンソン教によって女優だった妻を殺された事件がありましたが、マンソン教はどうして彼女を殺したのでしょうか?。動機は何だったのでしょうか?。 2、ポランスキー監督は少女への性的暴行で実刑判決をアメリカで受け、その後ヨーロッパに逃亡し、現在も刑を免れる為にアメリカに入国はしないらしいですが、実刑は懲役50年に相当する判決でかなり重いものらしいですね。それほど重いものであるならば、アメリカは彼を拘束して刑に服させようと何故しないのでしょうか?

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  • vantage
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回答No.1

1.チャールズ・マンソンがビーチ・ボーイズをはじめとする音楽業界関係者と交際があったことは有名です。その中に音楽プロデューサーのテリー・メルチャーもいました。マンソンはメルチャーに歌手デビューをさせてくれと懇願していたようですがメルチャーは良い返事をしなかったようです。デビューの夢が果たせなくなったマンソンファミリーが凶暴化する過程でマンソンはメルチャー邸を訪れますが、メルチャーは引っ越した後で、新しく入居していた夫婦に冷たくあしらわれます。この夫婦がポランスキーとシャロン・テイトでした。(ちなみにこのシエロ通り10050番地の邸宅は元々、メルチャーの母親であるドリス・デイの邸宅です。) このときの恨みの記憶が、最初の殺人事件を起こして暴走していくファミリーに次の標的として襲撃をさせたということらしいです。 2.アメリカの法廷で有罪であったとしても、外国にいるその犯罪者を逮捕しアメリカに送還するのは地元国家の警察です。犯罪人引渡し条約があったとしても、アメリカがその国家に対して逮捕執行を強制することは出来ないと思います。 要するに「逮捕して引き渡すかどうか」は地元の警察に任されているわけで、その意味ではポランスキーが滞在する国の警察とアメリカ司法との間に温度差があるということなのではないでしょうか。たぶん、芸術家としての才能を重んじる気風が、あえて彼を拘束しないことにしているのだと思われます。現に逃亡期間中にも幾多の名作を生み出しアカデミー賞まで受賞したわけですので、その国家の判断は正しかったのかも知れませんね。 ただし本人は今でも逮捕引き渡しを恐れていることは変わりはないようで、アメリカの雑誌に対する名誉毀損裁判に関係したときも法廷には出廷しないなど、逃亡中という危うい立場に変わりはないようです。 調べている過程で面白い記事を見つけました。アメリカでの司法のあり方にも疑問があったり、当時の被害者も芸術家としてのポランスキーを尊重するような発言をしているようですね。 http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/P/030225-P.html

noname#200375
質問者

お礼

なるほどー、疑問がすっきりと解決しました。 妻が殺害されたのは完全に逆恨みだったんですね。なんて、ひどい話なんでしょうか。 しかし、懲役50年という刑の重さには驚きましたが、あくまで13歳の少女をレイプしたというのは重罪に変わりないと思います。性的暴行としか知らなかったのですが、酒を飲ませてレイプまでしていたとなると、余計に償いが必要だと思います。 まさか、フランスでは性犯罪に対する社会的意識が低いというわけではないでしょうから、やっぱり温度差があることに納得ができないんですが、やはり芸術家として評価が高いからこその結果なんでしょうか。 紹介して頂いた記事の内容が本当なら、その後の被害者感情+その後のヨーロッパでの優れた芸術活動を考えると、これからも拘束されるということはなさそうですね。 ありがとうございました。