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中原中也の詩の漢字読み
「寒い夜の自画像」という詩が好きです。音読したいのですが、発声をすると急に「この読み方で合っているのかな?」と疑問が湧いてきます。たとえば、タイトルの「夜」も「よ」なのか「よる」なのか。 こう思うというご意見でも結構なので、()の部分の読みが合っているか添削頂ければ幸いです。 寒い夜(よる)の自画像 きらびやかでもないけれど この一本の手綱をはなさず この陰暗の地域を過ぎる! その志(こころざし)明らかなれば 冬の夜(よ)を我は嘆かず 人々の焦燥のみの愁(かな)しみや 憧れに引廻される女等(おんなら)の鼻唄を わが瑣細(ささい)なる罰(ばち)と感じ そが、我が皮膚を刺すにまかす。 蹌踉(よろ)めくままに静もりを保ち、 聊(いささ)かは儀文(ぎぶん)めいた心地をもつて われはわが怠惰を諌(いさ)める 寒月(かんげつ)の下(した)を往きながら。 陽気で、坦々として、而(しか)も己(おのれ)を売らないことをと、 わが魂の願ふことであつた!
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こんばんは。 私でしたら、 ・寒い夜(よ)の自画像 ・罰(ばつ)と感じ ・寒月の下(もと)を往きながら と、読むと思います。 私は読みが分からないときは、 (1)字数を数えて、語呂の良いほうを選ぶ (2)前後の文脈に合った方を選ぶ この2点で大体判断します。 日本の詩は、五七調が多いので、それにのっとって読むと、『寒い夜の自画像』の題名は、『よる』より『よ』の方が適当である、と判断できます。 後の二つは、何度か読んでみて、その方が読みやすく、詩の内容を頭に描きやすいと思ったので、 添削させて頂きました。 ということなので、正解かどうかは分かりません。 失礼致します。
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こんにちは。 自分も中原中也すきです。 最後から3行目の、かんげつの下って言うところですが、自分なら、 下(もと)ってよみます。 そのほうが、かんげつっていう言葉の響きを いかせるようなきがするので。 もとってよむと、穏やかな音になるかなと。 あと、題名ですが、よるでもいいとおもいますが、 自分なら、よとよみます。 次に自画像とつづくので、そのほうが、 音のしまりがいいかなと。 参考になればさいわいです。
お礼
なるほど、「もと」ですか。私もどっちかなーと気になっていて、あえてかなを記載しました。大変、参考になりました。ありごとうございます。
お礼
ご指摘ありがとうございます。そうですね。「ばつ」の方がいいですねー。参考になりました。