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釈迦の誕生日を祝う花祭りを神社でやるのはなぜ?
釈迦の誕生日を祝う花祭りを神社でやるのはなぜ? 恥ずかしい話ですが、花祭りの存在自体知りませんでした。偶然通りがかった神社でお祭りをやっていたのを見て、それが花祭りだと知ったのですが、その際、釈迦の誕生日を祝うお祭りだと知り、神社って神道なのになぜ神社で?と疑問になりました。 ネットで調べても答えが見つからなかったので、こちらに質問してみました。 よろしくお願いします。
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どの神社でも行われている訳ではなく、その神社の事が分ればもっといいのですが、ココでは他の神社の事情を含めて、予想で話します。 全体に共通している理由として考えられるのは、神仏混淆(習合)です。 日本は仏教伝来から明治になるまで仏教と神道を一つに考えてきました。今でも神職でありながら仏式の葬儀を出す人もいます。 後に寺の力が強くなり、寺が神社を管理する時代が末期まで続いた(由緒に「別当」と書いてあるのがそうです」ので、花祭りの習慣が残ったものです。 第二には神仏混淆による花祭りが、明治の神仏分離令以降、神社として独立したが、時期も花の季節でせっかくだからお祭りだけは遺そうといって、本物の花にちなんだ花祭りに変化したもの。 第三には、商業の発達で収穫祭である秋祭りの意義が薄れていき、更に台風の季節でもあって不安定だからという理由で、花が咲き、陽気な春に祭礼の日を移したというもの。 第四に、上に似ていますが、近年祭りの参加者が減ってきたので、他の神社の祭礼とぶつからないように春に遷したという場合もあります。 あと予想される原因としては、寺の境内が狭い、墓が隣接しているなどの理由で、近くの神社を借りたり、元別当であった神社にお願いしていると言うものがあります。
お礼
ありがとうございます。 とても勉強になりました。