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「家」の部首である「豕(いのこ)」の書き方について質問です。

「家」の部首である「豕(いのこ)」の書き方について質問です。 JIS規格であるJIS-X-0208に記載されている漢字のうち、 「豕」が部首である漢字(家、豚など)の「豕」の右払いの始点は横線上となっています。 しかし小学校では「家」の書き方として、右払いの始点は、 右側の短い左払いの終点からと習いました。 どちらの書き方が正しいのでしょうか? また、どちらかが間違っているのであれば、あるいは両方とも正しいのであれば、 そうなってしまった経緯も教えてください。

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noname#150961
noname#150961
回答No.2

どちらも正しいです。 簡単に言うと、明朝体やそれを真似したものは、もともと刻印や印刷用、一方、楷書は筆で手書きする書体です。美しく見える書き方がそれぞれで別なので、細かい差ができます。 明朝体フォントでも短い左払いになってるのもありますよね。 常用漢字表も字体についての解説でこの点にふれているので一部抜粋します。 常用漢字表 (付) 字体についての解説 第1 明朝体活字のデザインについて    常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨組み)を,明朝体活字のうちの一種を例に用いて示した。現在,一般に使用されている各種の明朝体活字(写真植字を含む。)には,同じ字でありながら,微細なところで形の相違の見られるものがある。しかし,それらの相違は,いずれも活字設計上の表現の差,すなわち,デザインの違いに属する事柄であつて,字体の違いではないと考えられるものである。つまり,それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないものである。以下,分類して例を示す。 (画像 上) 第2 明朝体活字と筆写の楷(かい)書との関係について    常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨組み)を,明朝体活字のうちの一種を例に用いて示した。このことは,これによつて筆写の楷(かい)書における書き方の習慣を改めようとするものではない。字体としては同じであつても,明朝体活字(写真植字を含む。)の形と筆写の楷書の形との間には,いろいろな点で違いがある。それらは,印刷上と手書き上のそれぞれの習慣の相違に基づく表現の差と見るべきものである。以下,分類して例を示す。 (画像 下) 文化庁 国語施策情報システム http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20100422171525

vvs
質問者

お礼

大変参考になりました。 実は、戸籍上の人名の字体と、ある契約書の人名の字体が異なっていたために やや困ったことになっていましたが、実際は間違いなく同一であり、 根拠も明確であることが分かりましたので、早速活用したいと思います。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#112109
noname#112109
回答No.1

印刷文字はどちらもありますが,書き文字は右の書き方しかありません。

vvs
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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