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忍者の呼吸方法

以前、伊賀忍者屋敷に行った時に 巻物のおもちゃのようなものを買ったんですが 忍者の呼吸方法について書かれていました。 なんでも「吸う、吐く、吐く、吸う、吐く、吸う、吸う、吐く」 といういびつなリズムなんですが、 これは本当にそういう呼吸方法が日本に存在したのでしょうか? もっとも運動神経に優れているはずの忍者がこれを本当にやっていたなら、 スポーツ科学が発展した今こそ再認識されると思うんですが、 そういう気配がしないのでやっぱり?って気がします。 ちなみに私はこの呼吸方法を小学生のランニングで本当に取り入れていました。

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回答No.3

NO1.です。 >>しかし、これはアスリートや現代医学に取り入れられることはないのでしょうか? 精神集中、リラックス目的といえど、長時間息を止められるということはスポーツには影響大のように思えます。 歴史的にお話しをさせていただくと、 (1)忍者は大別して「陰忍」(いんにん)と「陽忍」(ようにん)の二種類に分かれます。 (2)「陰忍」は、いわゆる、石垣を登ったり、刀でチャンチャンバラバラをしたりする肉体労働者です。 (3)「陽忍」は、現代で言えば、「秘密情報員」(=スパイ)での頭脳労働者です。「くノ一」なども「陽忍」の部類です。 (4)しかし、どちらも「忍術」の心得は、極端に言えば、生まれてすぐに「忍者」としての修行をさせられました。 (5)例えば、やっと歩けるようになると、襖を二枚水に濡らして敷き、一方の端にお菓子を置き、襖の上を歩かせました。当然、襖は破れてしまいますが、それを叱り付けながら何度も歩かせるうちに襖がやぶれないようになる。また、水桶に水を張り、毎日毎日、水桶に顔を漬けて、呼吸を止める訓練をする。 (6)ところが、江戸時代になり天下泰平になると、忍者は「無用の長物」となり、特に、陰忍は島原の乱(寛永14年(1637)10月25日~寛永15年2月28日)で、全て消滅したと言われています。 (7)以後は、陽忍だけが生き残りましたが、江戸幕府崩壊と共に姿を消してしまいました。 (8)現在の伊賀にしても甲賀にしても、多少の「術」を使える人はいるでしょうが、はっきり言ってしまえば、観光用であって、普通の「社会人」になってしまっているのが現状です。 まあ、クドクドと書きましたが、中国の「気功」などと同じように、「よさそうなことは解っている」、しかし、「医学的に説明せよ、証明せよ」・・・と、言われると、中々「回答」がでないためではないでしょうか。 特に、日本でも西洋医学ですから、二重息吹が「人体的に、血液の酸素濃度が上がって・・・」などと研究をした人はいないのではないでしょうか。 漢方薬も昨今では、見直されてきていますが、中々、普及をしませんよね。 それと同じように、「西洋の呼吸法」=「医学的に証明されている呼吸法」などの方が手っ取り早い、何か起きた時に対処しやすいからではないでしょうか。

noname#113192
質問者

お礼

ありがとうございます。

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  • syou31
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回答No.2

以前何かの本で見たことがありますし、陸軍の特務機関員の子弟からも聞いた話ですが、敵に後ろから接近し刺殺する場合吸いながら前進し止ってユックリ吐きまた吸いながら前進して息の音で相手に悟られないようにする術があったようです。

回答No.1

こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 >>なんでも「吸う、吐く、吐く、吸う、吐く、吸う、吸う、吐く」 といういびつなリズムなんですが、 まず、回答から述べますと、 「二重息吹」という術です。 これは、インドのヨーガが中国に伝わり「気功」に変わり、そして、いつの時代かは不明ですが、日本に伝わり、忍者の間で、編み出されたものです。 横隔膜を鍛える「術」です。 忍者は、塀の陰などに隠れている時や水中で長時間息を止める術を鍛錬します。 >>ちなみに私はこの呼吸方法を小学生のランニングで本当に取り入れていました。 学校の先生でしょうか? 酸素の摂取量も増え、余計なことを考えず集中して走ることができるとされています。さらに遠くを見て走る事も重要です。あごを引くことを目的とします。あごが上ると呼吸も乱れるとされています。 しかし、小学生さんでは、どうでしょうか? あくまでも、精神の集中とリラックスを促す呼吸法です。

noname#113192
質問者

お礼

ありがとうございます。 すいません、文章を少し間違えました。 取り入れていたのは私自身のことで、小学校時代に巻物に影響されてやっていたということです。 なるほど、本当に存在したんですね。 しかし、これはアスリートや現代医学に取り入れられることはないのでしょうか? 精神集中、リラックス目的といえど、長時間息を止められるということはスポーツには影響大のように思えます。