buranさんの良回答がありましたが、重複を厭わずにもう少し補足しましょう。
心理学というのは行動科学の一つに数えられるものであり、隣接分野としては社会学、教育学、社会福祉学などがあります。
ここで少し考えてみましょう。buranさんのおっしゃるとおり、専門学校は資格に直結した勉強しかしませんから、必然、カウンセラーや精神保健福祉士という職業に結びつく勉強をするわけです。これに対して、大学では一般教育と専門教育に別れ、一般教育では文学や自然科学といった分野まで学べるわけです。
ただし専門学校でも限界があり、いわゆる「カウンセラー」と言われる「臨床心理士」になるためには、大学で4年、さらに大学院で2年の研究をしなければならないわけです。そして資格も5年の期限付です。
もうここまで説明すれば専門学校と大学の違いはおわかりいただけると思いますが、専門学校でやるのはもっぱら臨床心理学で、基礎的な心理学は勉強しないわけですよね。その点、大学では認知心理学や環境心理学といった、専門学校では行なわれないような教育までされているのですから、専門学校の2~3年間と大学4年間、どちらを選択すべきかは自ずと決まってきますよね。
大学で心理学の隣接領域に触れることは、学問の理解を深めるに当たって非常に重要なことです。私も専攻の社会学のみならず、心理学や教育学、さらには法学、政治学、経済学、経営学と一通りかじりましたが、「この分野の人はこう考えるんだ」と面白さが尽きませんでした。
ただし気がかりなのは、maki0826さんが「精神医学」にも興味があるということです。この場合は医学部に行かないと十全な勉強ができない可能性大です。進路選択を誤らないようにしてほしいと思います。
何かあれば、補足を下さい。
参考までに、以下の書物をごらんになって下さい。
アエラムック『心理学がわかる。』(朝日新聞社)
アエラムック『精神医学がわかる。』(朝日新聞社)
アエラムック『新心理学がわかる。』(朝日新聞社)
※掲示板ではないので、中途での改行は不要です。
1行おきに書かないほうがよいかと存じます。
蛇足ながら。