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エロモナス菌と水草についての質問
- 水草をリセットする際、良い細菌が水道水で死滅してしまうのであれば、悪い細菌も水道水で死滅させることは可能か
- よく悪い菌が大繁殖してリセットする際に、水草は捨てたほうが良いという意見があるが、一ヶ月などの長い期間水道水につけることで正常値というか悪い細菌を死滅させ、再び飼育することができるのではないか
- 水草や低床をリセットする際、買い換える方が手間はかからないが、もったいないと思い、これらを水道水で死滅させる方法について質問
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> よく悪い菌が大繁殖してリセットするときに > 水草は捨てたほうが良いという意見があります。 ・そんな、エロモナス菌ごときでモッタイナイ。 エロモナス菌は、常在菌の一種です。 全ての通常飼育淡水水槽で暮らしています。 水槽内で爆発的に繁殖した場合のみ、魚に様々な被害が生じるグラム陰性菌の仲間です。 エロモナス菌が爆繁殖する原因は、飼育水の富栄養化、つまり水の汚れです。 水の汚れの原因は有機物が増えたこと。 なぜ、有機物が増えたのか、その原因は主に次の何れかです。 ・餌の与えすぎ。 ・濾過器の汚れ。 ・濾過能力不足。 ・底砂の汚れ。 ・過密飼育。 ・魚の成長に伴う水槽の狭隘化。 ・飼育水温の上昇。 エロモナス菌による危険性は、飼育水の清水化を目指せば解決できる問題です。 > 良い細菌が水道水で死滅してしまうのであれば、 > 悪い細菌も水道水で死滅させれるのではないか ・良い菌は、主にグラム陽性菌の仲間です。 ・悪い菌は、主にグラム陰性菌の仲間です。 ・ご質問のお答えは、水道水の塩素はグラム陽性菌もグラム陰性菌も死滅させる殺菌力を有します。 一般的な水草ならば、水道水で良く水洗いすれば充分です。 ただし、一部の塩素に感受性の高い水草も枯らす危険性もあります。 エロモナス菌による疾患が発生した水槽ならば、先の清水化の対策をしっかりと行えば、水草の消毒など必要ありません。 清水では、エロモナス菌が病原性を発揮するほど大量に繁殖する危険性が無いのが理由です。 エロモナス菌は、エイズやヘルペスの様な非常在菌で有効な治療方法の確立されていない菌類とは扱いは異なります。 もしも、エイズやヘルペスの場合は、絶対に水槽に持ち込まないことが最優先されるため、水槽&設備は消毒し、水草も処分した方が良い結論になります。
お礼
いつも回答ありがとうございます。 自分も、もったいないというか普通に水道水で消毒できる んじゃないかと思って質問してみました。 最近のaokoriの熱帯魚水槽はコリドラスが飼い始めてから 一番元気な感じで水槽の状態の良さが分かります。 でも夏になったらどうなんだろうと今から楽しみです。 これからもより良い熱帯魚水槽作りのために疑問を発見していきたい と思うんでよろしくおねがいします。