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ドーピングも厳罰にしたら?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100410-00000039-jij-spo 北京オリンピック金メダルの中国の女子柔道選手がドーピングで陽性反応を示し世界選手権の金メダルと2年間の出場停止処分を受けたそうです。 使用所持していた当選手を中国は懲役刑などの厳罰に、これを選手に売買した紹介したものを死刑にしないのでしょうか? 日本は世界的にドーピングにクリーンな国ですが、もし発覚したら初犯で執行猶予、2回目で懲役刑にしたらどうでしょうか? ドーピングも死亡、精神身体の異常、生態系の破壊と麻薬となんら変わりはないと思いますし、ファンやスポンサーを裏切っている詐欺行為に等しいと思います。 世界的にこういう動きはないのでしょうか? 詳しい方教えてください。
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Googleを使って、ざっと調べてみると、こんな記事を見つけました。 ------------------------------------------------------------- 産経新聞 2009.10.6 08:27 IOCロゲ会長、ドーピングには刑事罰も 招致都市には法整備要求 http://sankei.jp.msn.com/sports/other/091006/oth0910060829006-n1.htm CYCLINGTIME.com 2009/11/17 19:49 オーストリアで法改正へ ドーピング違反者に10年以下の懲役 http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=12420 ------------------------------------------------------------- このような記事を見る限りでは、世界的に刑事罰を科す方向に向かっていくようです。 (特にIOC会長の言及はかなり影響があると思われます。) ただ、産経新聞の記事をみる限りでは、質問主が望むような「違反者に厳罰を科す」というよりも、それに至る前の違反者への捜査権を重視しているようです。 >>ドーピングも死亡、精神身体の異常、生態系の破壊と麻薬となんら変わりはないと思いますし 前の方も書かれていますが、ドーピングに使われる薬物には、麻薬・覚せい剤とは違い、本当の意味での薬も含まれています。 たとえば、最近ドーピングの際によく耳にするエリスロポエチン(EPO)は、元は腎性貧血を治すために作られた、赤血球を増やすホルモン剤です。 (本来はEPOは大半が腎臓から分泌されています。腎臓が障害を起こすとEPOが生産されなくなるため、赤血球が作られなくなってしまい貧血になるそうです。それを解決するための薬です。) 通常は健常者は自分で十分に作ることが出来るので、必要ありません。 ですが、ドーピングでは、健常者に与えることで赤血球を通常よりも増やし、酸素の運搬能力を多くしてやることで、持久力を上げることを目的としています。 EPOのドーピングでは、薬が本来想定している使い方とは違った使い方をしているということです。 また、通常の市販薬・処方薬・漢方薬の中にも禁止物質が含まれているものがあります。 事実、過去にシドニー五輪でアンドレーア・ラドゥカン選手が内服用鼻づまり薬(有効成分:塩酸プソイドエフェドリンが禁止物質)により、金メダルを剥奪されています。 この物質は、日本の市販の鼻炎薬にも配合されている一般的な成分だそうです。 ドーピングがアンフェアな行為であることは間違いありません。 ファンやスポンサーへの裏切り行為であることも、否定しません。 ですが、必ずしも「ドーピング薬はすべて麻薬と同じ!」ではないことをご理解ください。 以上、ご参考まで。
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ドーピング・強化薬物ですが、その国で販売が許可されている以上、使用自体は違法ではありません。あくまでも、競技大会が使用を禁止しているだけです。中国のような政治と司法が分離していない国では、薬事法には触れなくても、国家反逆罪で処罰するくらいはあるかもしれませんが。 >ファンやスポンサーを裏切っている詐欺行為に等しいと思います。 詐欺・背信には当たるかもしれませんが、それらは選手の行為に対する罪であって、薬物自体の違法性を意味しません。 飲酒運転は犯罪ですが、酒自体の違法性を意味しているでしょうか。 >もし発覚したら初犯で執行猶予、2回目で懲役刑にしたらどうでしょうか? 大会の規則=刑法ではありません。 校則・社内規則の違反をしたら、警察に逮捕されるのでしょうか。 現実に施行するにしても、法律が適用される「大会」の定義も必要になりますね。でないと、町内会の運動会でドリンク剤を使っても、犯罪になってしまいます。 >ドーピングも死亡、精神身体の異常、生態系の破壊と麻薬となんら変わりはないと思いますし 思うのだけで、証拠がない以上規制はできません。 私個人の意見では、酒・煙草も死亡、精神身体の異常、麻薬となんら変わりはないと思います。生態系の破壊は疑問ですが。 >世界的にこういう動きはないのでしょうか? ドーピング剤自体はもともと、競技目的ではなく、効率的な筋肉強化等や治療・リハビリの為に開発されたもので、製造・販売自体が禁止されることはないと思いますが、過度の使用による害が報告されていますので、制限が強化されることはあるかもしれません。
お礼
とても分かりやすいご説明ありがとうございました。
- masaaki509
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難しいですよね、ドーピングって。 解っていてドーピングするのと、知らない内にコーチ等に混入されるケースもあり、それ以外でも、何らの治療中で処方された薬に含まれるケースもあり、意味合いが違いますよね。 オリンピックにしろ、国際大会にしろ、連盟は警察ではありませんし、選手の国の問題でもありますから、連盟が諸外国に対しそこまで科す権利は無いでしょうね。 メダル剥奪、2年間の国際試合停止、この2年間って選手生命を考えたら相当厳しい処分かと思いますよ? >ドーピングも死亡、精神身体の異常、生態系の破壊と麻薬となんら変わりはないと思いますし、ファンやスポンサーを裏切っている詐欺行為に等しいと思います。 スポーツ選手としては恥ずべき事で、フェアーでも無いし、剥奪や出場停止を個人に科すより、その国の種目全体の選手見たいに連帯責任での剥奪・出場停止の方が効果あるような気もしますがね。 一個人で国の選手の選手生命が奪われるとなればね、個々の国でもドーピングに対して厳しくならざるを得ないと思います。 やはり国を代表してるんですから、国がしっかり管理しないとね。 スポーツ選手って個人より仲間に迷惑が掛かる事が嫌いますからね。 ドーピング=その国の全メダル剥奪・国際試合の出場停止。
お礼
とてもわかりやすいご説明ありがとうございました。
お礼
とても分かりやすいご説明ありがとうございました。