• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アセトニトリルのデバイ長さを求めるにはどうしたら良いですか?)

アセトニトリルのデバイ長さを求める方法

このQ&Aのポイント
  • アセトニトリルのデバイ長さを求めるには、イオン種の濃度が必要です。
  • 水の場合はH+とOH-の濃度からデバイ長さを求めることができます。
  • アセトニトリルの場合、酸解離定数pKaしか与えられておらず、塩基解離定数が分かりません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.2

ああ,イオン濃度の項は逆ですね.長くなっていいです. 水の酸解離定数 pKa ですが,こういうことです. 純水では [H+]=[OH-]=10^-7 mol/L です. 定義により,Ka = [H+][OH-]/[H2O] ですから,pKa = pH + pOH + log[H2O] = 7 + 7 + 1.74 = 15.74 Kbについても,水では Kb=[OH-][H+]/[H2O] で,結果的に Ka と同じになるので, pKa=pKb です. pKa と pKb を足すということには何の意味もありません. 水の場合には pH + pOH = pKw という関係がありますが,これとごっちゃになってるだけでしょう. あるいはある酸の解離定数と「共役塩基の塩基解離定数」との関係かもしれませんが. 弱酸 HA の解離平衡を考えると HA <=> H+ + A- 解離定数 Ka = [H+][A-]/[HA] です. HAの共役塩基 A- は以下の平衡を示す塩基と考えることができます. A- + H2O = HA + OH- 共役塩基の塩基解離定数は便宜的には Kb = [HA][OH-]/[A-] で表します. したがって,Ka×Kb = [H+][OH-] = Kw となり,pKa + pKb = pKw = 14 (室温) という関係がでてきます. これをそのまま水に当てはめれば,以下のようになります. H2O <=> H+ + OH- という解離平衡が考えられるので,水の共役塩基は OH- そのものです.そして,Ka=[H+][OH-]/[H2O]です. そして,OH- という塩基の塩基解離定数を考えると, OH- + H2O <=> H2O + OH- という平衡を考えることになるので,Kb=[H2O] です.したがって,水のKaと「水の共役塩基の塩基解離定数 Kb」の間には,やはり Ka×Kb=Kw の関係が成立します. くどいようですが,この Kb は「H2O という弱酸の共役塩基であるところの OH-」の塩基解離定数です.「H2O の塩基解離定数」ではありません. ついでにアセトニトリルからは OH- は発生し得ないので,塩基解離定数も存在しません.

その他の回答 (1)

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.1

> 酸解離定数 pKa=25(自然対数表示)しか与えられておらず、 pKa = -log Ka なのであって,自然対数表示などということはありえません. > 塩基解離定数が分かりません。 なぜこれが必要なのか,理解できないのですが. > この場合、デバイ長さを求めるためには、 > H+の濃度のみを考慮して計算しても良いのでしょうか? H+ だけではデバイ長の意味がありません.正電荷の周りには負電荷が集まってくることと,熱による擾乱とを考え合わせた結果がデバイ長なのですから. ただし,純アセトニトリルの場合は [H+] = [CH2CN(-)] であるはずです. Ka = [H+][CH2CN(-)]/[CH3CN] を考えます. 1L の CH3CN を 786 g とすれば,19.1 mol です.したがって,活量係数を考慮しなければ [CH3CN] = 19.1 mol/L,また [H+] = [CH2CN(-)] でなくてはならないので,[H+]^2 = 19.1×10^-25 = 1.91×10^-24となり,[H+] = [CH2CN(-)] = 1.4×10^-12 mol/L. 誘電率が水の半分でデバイ長が0.7倍になり,イオン濃度が10^-5倍なので,さらに3×10^-3倍,都合,2×10^-3 倍程度になるということになりますが,どうですか.

warewared
質問者

お礼

ありがとうございます。 計算の仕方は分かりました。 ただ、どうしても疑問が残っています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E8%A7%A3%E9%9B%A2%E5%AE%9A%E6%95%B0 のページには「常用対数表記では pKa + pKb = 14 が成立する。」 と書かれています。 一方で、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4 のページには「酸解離定数 pKa 15.74 」 「塩基解離定数 pKb 15.74 」 と書かれています。 すなわち、 15.74+15.74=31.48 となっています。 これはどういうことなのでしょうか・・・?

warewared
質問者

補足

あと、もう一つ忘れました。 「誘電率が水の半分でデバイ長が0.7倍になり,イオン濃度が10^-5倍なので,さらに3×10^-3倍,都合,2×10^-3 倍程度になるということになりますが,どうですか.」 というところですが、 イオン濃度が10^-5倍なので,さらに3×10^+3倍,2×10^+3 倍程度になるということになります が正しいですよね? つまりデバイ長さは水よりも長いのですよね?