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足利事件に於ける警察・検察の罪を裁く方法はありますか?
今日の朝日新聞の社会面上段にこんな記事が載っていました。 警察庁科学捜査研究所が実施した逮捕当時のDNA型鑑定の正当性をめぐり、再審公判では3人の専門家証人の尋問が実現した。 佐藤正信裁判長は、再審開始のきっかけとなったDNA型再鑑定を行った2人の専門家がいずれも旧鑑定時の写真の不鮮明さを指摘したことに加え福島弘文・科警研所長も「普通であればやり直す」などと証言したことを重視「判定の過程に相当程度の疑問を抱かせるに十分」などとし、旧鑑定の証拠能力を否定した。 上記の内容を読むと、税金で成り立つ「科警研」がその看板倒れとしか言いようのない杜撰な鑑定をして罪のない人を苦しめたと読み取れます。この杜撰さは犯罪とはいえないのでしょうか?
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- mt53s6e
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まず、民事賠償ですね。 冤罪被害でこうむった賠償、慰謝料の請求ですね。
- kagesakura
- ベストアンサー率25% (80/316)
まず 私の回答に先立ち誤解がないように 私は菅谷さんは本当にひどい目あったと思っています。 しかしそれと この質問に関してはあえて別問題として回答します。 話を簡単にするためにものすごい仮説の話をします。(上で述べたように菅谷さんは無罪と考えています) 将来タイムマシーンができ 実はS氏が本当にやっていたということがわかった場合 そのとき我々は何を思うのでしょうか? そして今を生きる我々は何をしていくべきなんでしょうか? この件で 警察や検察に問題があり被害を被ったというのなら菅谷さんが補償を求めればいいだけのことだと思います。 この問題は誰を罪で裁くとか 科研が杜撰とか そんな瑣末な問題ではないと考えています。
お礼
ありがとうございます。 ただ、仮設の内容の意味がよく分かりません。 S氏って、菅家さんが犯人だったら?ということでしょうか? 被害者の少女に付着していた精液とDNAが一致するかどうかが今回の件では最大のポイントです。 私のこの件に関しての根本的な怒りは、科警研の鑑定が適切なものでなかったという事実です。 新聞の記事や専門家(特に現在の科警研の所長が「普通であればやり直す」といったというのは・・)の意見が適切でないといっているのですから、それを覆すのなら空想の話ではなく根拠が必要になると思います。 警察・検察に対しての疑惑はこの件ばかりではありませんよね。 3億円事件の犯人は白バイ隊の息子だったのでは?という疑惑は周知のとおりです。 そのほか「野田事件」では知的障害のある人が犯人にされましたが、唯一の物証とされた被害者のカバンが、警察によって捏造された疑いがもたれています。 『殺された少女が持っていたキャンディキャンディの手提げ(コピー品、類似品)は製造ライセンスの文字が無いものだった。しかし警察が証拠としているのは正規品でライセンスの文字があり、少女の写真と比べてもコピー品とはボタンの位置などもずれていた』 今後、警察・検察に於いてこのようなおかしなことがない事を願います。 このことは多くの人が共通して持っている考えか・・と思ったのですが?色々な考え方もあり勉強になります。
- bigcanoe99
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むしろ裁判官そのものが警察・検察と組んで実行したでっち上げ事件と言われています。 一向に再審を開こうとしない裁判署、再審が開かれても、新しい証拠が有っても全く無視し続ける裁判署だからこの際は検察審査会のような特別に政府から任命されたチームが特別な権限を持って証拠調べからはじめなければなるまい!
お礼
回答の内容は私の考え方と非常に共通するものを感じます。 以前、福岡でしたか、判事の妻ストーカー事件というのがありました。 このとき検事が事前に判事に捜査情報を与え証拠隠滅などに便宜をはかったという疑いが大きく取りざたされました。 検察と裁判官の癒着は実際にあるみたいです。 有罪率99%の日本の裁判について、国民はもっと踏み込んで検証すべきかもしれませんね。
- pupurr
- ベストアンサー率18% (129/704)
足利事件に於ける警察・検察の罪を裁く方法はありますか? 本人が賠償請求をすればいいことです。 罪は因果応報の法理の現実法則で裁かれます。生命の法則からは逃れられません。
お礼
ありがとうございます。 そうなんですよね。 新聞などで読んでいる限り、菅家さんの怒りは謝罪をしない担当検察官や警察に対して向けられています。 そう考えると国家に対しての損害賠償請求ではなく、実際に取調べや鑑定に携わって菅家さんを陥れた悪魔的人間を訴えたいのではないかと思うのです。 いかがでしょうか? 別の資料では本田克也筑波大教授は、旧鑑定であっても肌着の体液と菅家さんのDNAが同じだとしたのははっきりとグラフが違っており、当時の科警研の技師が、明らかに警察の取り調べに迎合した形跡があると言っています。 例えば真犯人が政財界の大物の家族だったり、警察の身内だったりということも考えられないでしょうか?だから再鑑定要求も門前払いにしてきたのではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 多分、菅家さんもそういう選択をするかもしれませんね。 私は担当した警察・検察官が謝罪すらしていない現状に人のことながら怒りがこみ上げてきます。 私はよく友人にも紹介するのですがドイツの神学者 パストール・マーチン・ニーメラーの有名な言葉を紹介します。 『ナチの攻撃は最初、共産主義者に向けられた。私は共産主義者でないので何も言わなかった。次がユダヤ人だったが、私はユダヤ人ではないので黙っていた。次のターゲットは労働組合だったが、私は組合員でもなかったのでやはり何も言わなかった。さらにナチの矛先はカトリックに向けられた。私はプロテスタントだったので黙っていた。そしてついに私に向かってきたが、その頃には私を救うために何か言える人は残っていなかった』 冤罪事件は何時、何処で誰に降りかかってくるか分かりません。 国家権力が杜撰な捜査をした時は厳しく批判するなど、国民の関心の高さこそが大きな抑止力になると思っています。