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足利事件は再捜査するのでしょうか?
足利事件の犯人は冤罪でした。 では、警察は本格的に再捜査をはじめるのでしょうか? それとも姿勢を示すていどで、お茶を濁すのでしょうか。
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絶対にしません。だって“警察の威信”を傷付けますから(笑)。 >時効(公訴時効) 勘違いしてる人も多いですが…。 日本でわ「時効 = 無罪」ではありません。ただ単に「起訴して有罪になったとしても刑を科せない」だけです。ただ実際には裁判所は、時効を迎えているケースについては最初から審理自体を放棄して免訴するのが通例ですので。裁判自体が行われる事はありません。時効を迎えている事件でも、警察が自主的に捜査する事は可能です。かつての被疑者などが時効を理由に取り調べを拒否したとしても、警察はいくらでも身柄を拘束する事由を作成する事が出来ますので。要は警察の「やる気」の問題です。 既に時効を迎えた事件よりも、現在進行形の事件に集中すべき!~との意見もあります。 しかし質問の「足利事件」に関して言えば、周辺地域で同種の児童行方不明事件が多発しており、その多くが未解決のままです(1件を除いて全て被疑者不詳のまま時効成立)。この事からも、一概に公訴時効を理由に捜査を打ち切るよりは、当時の初動捜査などをつぶさに検証し改めて見直して見る事には、重要な意義があると考えられます。 P.S. この「足利事件」では警察や検察が避難の対象となりました。 もちろん“実行犯”であり、その責は追求されなければなりませんが…。一番重要な事は、地裁での公判の時点で既に鑑定人が「(現時点での)DNA鑑定の精度には疑問が残る」と意見を注釈しているにも関わらず。他の物証を重視せず、また再鑑定も拒否し続けた裁判所(裁判官)に最も大きな罪があると思われます。 ・宇都宮地裁:久保眞人裁判長 ・東京高裁:高木俊夫裁判長 ・最高裁:亀山継夫裁判長 ・宇都宮地裁:池本寿美子裁判長 「疑わしきは検察の利益に!」…近代民主主義裁判の基本理念です。
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- 4017B
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補足します。 >再審確定 今回の足利事件の場合の再審とは「冤罪を“正式に”認め、改めて“無罪を確定”させる」ための物です。 警察や検査値、或いは裁判所側が非を認めて謝罪したり、何某かの賠償を約束したりする物ではなく。また当然ながら、真犯人を再捜査したりする事もありません。まあ、人間誰しもミスはある事だし、17年も前の事でしょ?無罪になって良かったじゃん。互いに笑って水に流そうよ、ね(笑)?~と言う事を、法的に再確認する公的な場所。それが再審です。
- wakko777
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足利事件の再審が確定したとニュースで流れていました。 再審をする以上、再捜査をすると思いますが。
すでに時効が成立しています。捜査をしたくてもできません。
お礼
ありがとうございます。 周辺地域で同種の児童行方不明事件が多発しているとは知りませんでした。 >再鑑定も拒否し続けた裁判所 これは許せませんね。警察がミスをすることはありますが、裁判所は裁く側ですから、鑑定の精度を考慮し、証拠として採用するかどうかを見極めることが必要です。再鑑定なんで簡単なことなのに。手抜きとしかいいようがありません。というか、再鑑定したらまずい…、という意識があったのかもしれませんが。